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11月19日に実施される「きもの文化検定」
先月、対策セミナーに通ったものの、なかなかジックリ、教本を読んでいる時間がなかったりしてマス。
頭のどこかで「勉強しなきゃ...」と思いつつ。 特に第六章「きものの歴史」になると...ただ読むだけでも難儀する難しい読み方の漢字のオンパレード。
- 盤領
- 垂領
なんて、読める人がいたら、エライ。 読み方は「あげくび」「たれくび」。 教本にはちゃんと振り仮名がふってあるし、着物友達いわく
「5級、4級じゃ、そんな難しいこと、出題されないよ。」というけれど。
シミジミ、着物の言葉の難しさや解釈、歴史はすごい、と思ってしまう。
そんな中、先日(2006/10/28) 「日経プラスワン」で読んだ記事。 タイトルは「左前(妙なお話)」
左前になる。
経済状態が思わしくなくなったときに、そんな風に言う。恥ずかしいことに、なぜ「左前」なのか、長年知らずにいた。
四年前に亡くなった考古学者、佐原真さんの著書『衣食住の考古学』を読んでいて、「左前」の意味することがようやく分かった。
とあって、きもの文化検定のテキスト、79ページと174ページにある奈良時代の「衣服令」ついても、記事は触れています。そして記事の締めくくりには日経の特別編集委員の大胆な見解が。
歴史をたどると、右前にも左前にも、合理的な根拠があるわけではないようだ。けれども、和服のように国がいったん方針を決めたりすると、一千年余り後世の人たちも影響を受けるようになるのだから、不思議なものだ。
「右前」「左前」、着やすいのはどちらか。着る人の立場から改めて問い直してみる時期に来ているような気もする
着物好きの立場からして・・・
えっ~! 着付けや着物のときの所作など右前、左前にもちゃんと根拠があると思うんだけれど...。
みんなが勝手に、着物の合わせをかえちゃったら...少なくとも、きもの文化検定には出題はされなくなるわけで...。
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