IN国語教育研究室のブログ

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テスト直しの基本

国語のテスト直しは、間違えた問題をそのままにせず、必ず確認しましょう。解けるはずの問題でミスをした場合と、本当に理解が不足している場合の両方に対応することが重要です。

テストが終わったら、設問ごとに〇△×をつけ、その後、自己採点をするとテスト直しの内省が深まります。

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解きなおしのポイント

テスト直しでは、まちがえた問題をもう一度解きなおし、どこでつまずいたのかを確認してみましょう。以下のポイントに沿って解きなおしを行うと、どこに問題があるのかを明確にできます。

​時間をかければ解ける

スピードアップの練習: このタイプの問題は、理解はできているが解答速度が足りないことが原因です。例えば、現代文の読解問題で時間をかければ解ける場合、タイマーを使って同じタイプの問題を繰り返し解くことで、解答速度を上げることが効果的です。

時間配分の見直し: テスト全体を通じてどのように時間を使うかを再評価しましょう。例えば、現代文の読解問題で時間がかかる場合、最初に簡単な問題を解くことで自信をつけ、その後難しい問題に取り組む方法が効果的です。

​時間をかけても解けない

解き方の見直し: このタイプの問題は、基本的な知識や解法が不足していることが原因です。例えば、漢字の書き取り問題で時間をかけても解けない場合、基本的な漢字の読み方や書き方を再確認し、例文を使って練習することが重要です。

基礎固め: 基本的な知識が欠けている場合、基礎からしっかりと学び直すことが必要です。例えば、文法の問題でつまずいた場合、基本的な文法ルールを再確認し、練習問題を解くことで基礎を固めましょう。

全部解く必要はないと考えることも得点率を上げるポイントです。わからなかった漢字・語句、文章題の書き抜き問題は除いて、そのほかの問題に集中することがポイントです。​

見極める力を養う

どこでつまずいたのかを正しく見極めることで、次につながる学びになります。以下のポイントを参考に見極める力を養いましょう。

問題の種類を特定する: 読解問題、文法問題、漢字問題など、どの種類の問題でつまずいたのかを明確にします。

つまずきの原因を特定する: 読解力不足、文法の理解不足、漢字の知識不足など、具体的な原因を見つけます。

対策を立てる: つまずきの原因に合わせた対策を立て、繰り返し練習を行います。例えば、読解力を高めるために毎日少しずつ文章を読み、要点をまとめる練習をすることが有効です。

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ありがちなテスト直しの例

国語が苦手な子どもにありがちなテスト直しの例をいくつかご紹介します。

漢字の読み書きが苦手:

例: 「生徒」の読みを「せいと」ではなく「しょうと」と書いてしまう。

対策: 基本的な漢字の読み方と書き方を復習し、例文を使って繰り返し練習する。

読解問題で正解を見逃す:

例: 問題文の中にあるヒントを見落として、誤った選択肢を選んでしまう。

対策: 問題文をじっくり読み、重要な箇所に線を解答に結びつく部分に線を引くなどの工夫をする。

文法問題で混乱する:

例: 助詞や助動詞の使い方がわからず、間違った文章を作ってしまう。

対策: 基本的な文法ルールを再確認し、練習問題を解くことで理解を深める。

• 小児科、内科、外科→これが正確に読み書きできれば練習方法はあっています。訓練度を上げましょう。
• 問題作成者の問いが何を求めているか、どう答えるといいか、一度脳内で処理させましょう。
• 助動詞は１８個。暗記した方がはやいです。それ以外が助詞です。まずこれができたら問題を解きましょう。

まとめ

​テスト直しを怠らず、自分の弱点を見つけ、克服することで成績アップを目指しましょう。文章のレベル、語彙量や設問の問われ方が学年を通じてレベルアップしていきます。国語のテスト直しを通じて、より深い理解と学びを得ることができます。 特に国語が平均点前後の子どもについてはテストと同じ時間は直しが必要です。

頑張れ！受験生！

■お勧め本
時代背景、親子の愛情、葛藤などを感じてほしいと思い紹介します。

・歴史が終わったら読ませたい一冊
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小説母と暮せば [ 山田洋次 ] ​​
・映画化されたのでこちらを鑑賞するのもいいですね。

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