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トランプ大統領が就任早々、難民やイスラム7か国出身者の一時入国禁止を命じる大統領令を発令したことで、世界中で混乱が起き、世界中のメディアが騒ぎ、 アメリカでは抗議デモや「違憲」訴訟の動きが広がっているようです。 今回、しみじみ思うのは、アメリカ大統領の力の強さと、 大統領令の恐ろしさですね。書類にピュとサインをするだけで、 世界中を混乱に巻き込む力があるわけですから。これ、慣れない政権の不手際と、現場の対応のミスというのも、あるのでしょうから、いずれ落ち着くとは思うんですが・・。 そんな中、トランプファミリーへの非難まで、高まっているらしい。 イバンカさんがSNSで、ゴージャスイブニングドレスを披露したり、 息子家族が、ホワイトハウスでボーリングしたりの(ボーリング場まで、あるんですね) 映像をアップしたものだから、何、浮かれているんだ・・と炎上しているそうで。 わざわざ、人の嫉妬を買う写真や映像を、手間暇かけてアップすることもないでしょうにね。 おそらく、トランプファミリーは、今、我が世の春、と浮かれているのでしょう。 ホワイトハウス入りして、天下を取ったような気分でいる。わぁホワイトハウスって、こんな風になってるんだぁ・・って。 でも、人って、浮かれてはしゃぐと、必ず、躓くんですよね。 大金持ちで苦労知らずのトランプの娘・息子達には、まだ、その辺は分からないのでしょうが。 トランプファミリーがどうなろうと、どうでもいいんですが、 アメリカが混乱すると、日本も波風、受けますからね。 我々庶民の生活にも、大いに影響してしまう。 くれぐれも、慎重にアメリカのかじ取りをして欲しいものです。 ところで、トランプ政権の影響が、どう日本に及ぶか、重大でビミョーなこの時期、 民進党の蓮舫代表は、また、稲田大臣の10年も前の雑誌上の発言を突いて、 ネチネチと揚げ足取りの質問をしたそうです。 蓮舫さんって、こういうパフォーマンスをすることが、 自分の人気につながると、いまだに考えているのかしらん それとも、蓮舫降ろしが風が吹き始めた中で、焦りが出ているのでありましょうか あるいは他に質問することが、思い浮かばないのでありましょうか。民進党のことも、どうでもいい、おつちゃ、どうでもいいんですが、 日本もまだまだ、平和だよね。
2017.01.31
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NHK朝ドラ「べっぴんさん」。朝ドラには珍しく、光に凝った、ゆったりした流れのドラマを目指しているようで、 当初期待していたのですが、なんだか最近は、話も面白くなくウジウジとして停滞気味。 演出や脚本のアラも気になって、うーむ、残念、って印象です。 出演者はみなさん、どの場面も座っているか棒立ちですしね。 なにより気になって腹立たしいのは、英輔役の俳優さんが、 いつもポケットに手を突っ込んで相手と話をするところ。 いや、英輔さんのみならず、「坂東営業部」を復興させる役どころの潔さんも、 ポケットに手を突っ込んで、のし歩いている・・。 朝ドラを見ていない人のために解説すれば、英輔さんというのは、 主役のすみれさんを密かに恋し、その姉夫婦を兄弟のように慕う男で、 ある日突然、いなくなって、その後、若手メンズファッションの草分けとなる・・ という設定の人なんですね。これ、VANの石津氏をイメージしたキャストなんだと思うんですけど。 そして苦労を共にした姉夫婦の夫が、潔さん・・というわけで。 で、二人共、商品を置かせてもらっているデパート内を歩く時も、 その大デパートの社長と話す時も、二人で立ち話するときも、 いつもエラソーにポケットに手を突っ込んだまま、なんですね。 それが気になって、気になって。 演出でそうやれ、といわれているのかもしれないし、 当人が、こうした方が人物を表現できると考えているのかもしれないし、 もしかしたら、なにか特別の意味があとになって出てくるのかも、とも思うんですが、 その行儀の悪さが、どうにも気になってしかたがない。 そもそも、フツーやらないでしょ。自分のブランドを入れてもらえるかどうかで、 大デパートの社長室に挨拶に入っていく時ですら、 ポケットに手を突っ込んだまま・・というの。 こんなところが気になるのは、私だけかと思っていましたら、 YahooのTV欄のコメントでは「英輔、ポケットから手を出せ」というのが いっぱい出てきて、おやおや、 同様にイラ付いている視聴者、結構多いんだなぁ・・と笑ってしまった。 この「ポケットに手を突っ込んで会話する」という演技は、 『相棒』なんかの刑事ものにはよくあって、どうやらTV界は、 傲慢な態度を表現するのには「ポケットに手を突っ込ませる」 のが一番と考えているのかもしれません。 安易よねぇ~。 ともかく。かつて清々しい青年だった英輔君が、 なにやら傲慢になって戻ってきて、いつも安っぽくポケットに手を突っ込んで 画面の中で闊歩している姿を見ると、イラ付いて石でも投げなくなる・・私って、 暇なんでしょうけれど、ドラマの担当者も、せめてもう少し、 説得力ある演技、指導しろよ・・と思いますよね。 英輔、まずはポケットから手を出せ・・でありますよ。 それと潔もね。
2017.01.29
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よく「流れ弾に当たる」と言って、本来なら無関係な災難に巻き込まれることを言いますが、本当に流れ弾に当たる事件が、リオ・デ・ジャネイロではかなり多く、 過去10年間で31人、過去2年に限れば18人もの子供や青少年が 流れ弾で命を落としているのだそうです。 これ、リオ在住の友人が送ってくれた日系紙の記事からなんですが。 子供と青少年とありましたから、大人の被災者を加えると、倍以上の数になるのかもしれない。なんとも言葉がありません。 どうしてこういうことが起こるかと言うと、リオでは、ブラジルマフィアが幅を利かせていて、 ファベーラという貧民街(何カ所もある)で年がら年中、 警察との銃撃戦があるんですね。リオの警察官は大変なんです。 私がいた十数年前も、それはしょっちゅうあって、毎晩のようにバンバンという音が聞こえ、 「あれは、花火だろうか 銃撃戦だろうか」などとのんきに会話したものです。ほぼ毎晩のことなので、驚かなくなっていた。 身近に被害に遭った人もいて、ゴルフ仲間の日本人男性の夫人は(ブラジル人)、 高級住宅地の高級マンションのリビングで、夜中、のんびりテレビを見ていたら、 流れ弾が飛び込んできて、頭の後ろを直撃されたのでした。 夫がすぐにコネを使って、最高級技術を誇る病院で手術を受けさせたため、 ことなきを得、夫人は今でも元気でいますが、 あと数ミリずれていたら、命はなかったろう、と言われたそうです。 閑静な住宅地のマンションの一室に、どうやって流れ弾が飛んできたのか・・。 その日、数キロ離れたところで、警察とマフィアの銃撃戦があり、 そこから流れてきた弾だろう・・という検証でした。 銃なんて、狙ったってなかなか当たらないと思うのですが、 流れ弾って、案外に、当たるんですね。 イラン・イラク戦争停戦が決まった時、イラク国民が撃った祝砲の流れ弾で, 一説には200人以上が亡くなったのだそうです。(酒井啓子著『イラクとアメリカ』から) 日本で暮らす身でよかった・・としみじみ思うばかりですが、 人生の「流れ弾に当たる」ことは、日本だろうとよくあることで。 流れ弾を避ける方法ってあるのかと、あれこれみてみると、 「臆病にならない」ことだそうですが・・ ・・なこと言われたってねぇ。(写真はリオデジャネイロのファベーラ。勝手に入り込んで家を建ててしまう。電気はほとんど盗電です)
2017.01.27
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韓国の朴裕河教授が、著書「帝国の慰安婦」の内容について、名誉棄損だと訴えられていた裁判で、この度無罪判決が下されたそうです。 きわめて冷静・客観的に検証した学術書を頭ごなしに「犯罪視」することに、 心を痛めていましたが、無罪判決は意外というか、 多少は常識的な判決も出すんだぁ、と他国のことながらほっとしています。 親日だったというだけで、財産没収してしまう国ですし、 産経新聞の支局長裁判も、なんとも一方的でありましたし・・ね。 これ、韓国の司法が案外、まともだった・・ということもあるのかもしれませんが、 朴教授が終始、堂々と持論を曲げず毅然としていたことと、 おそらく、釜山の慰安婦像の件で、強硬な抗議の姿勢を見せる日本政府に対し、 韓国側が、やや弱腰になっている・・ことが、この結果につながったのではないか そこを考えても、一時帰国させた大使や総領事を、まだ、復帰させていないことは、 日本の姿勢として成功だったのではないでしょうかね。 人って、時に頑張って、強い姿勢を見せなくてはならないことがある。 一方でアパホテルが、中国政府の圧力にもめげず、頑張っています。 アパホテルが、元谷会長著の「南京大虐殺」に反論する本をホテルの部屋に置いているのは、 許しがたいと、中国政府がアパホテルの利用中止を呼び掛けたりの、嫌がらせというか、圧力を掛けている騒動。 国家権力が一民間ホテルの備え付けの本にまで圧力かけるのか・・と 呆れ返るばかりですが、元谷会長は、本を撤去する気はない、と毅然とはねつけ、 日本政府も「民間のことには不介入」と中国の圧力をさらりと交わした様子。 中国としては、こういう本が中国人に読まれていくことを危険視したのでしょうか。 相手が相手ですから、この先どういう展開になっていくか、予断を許しませんが、 私は、アパホテルや日本政府の「道理」を通す毅然とした態度が、 最終的にはいい結果に繋がっていくだろうと考えます。 私の人生を振り返っても、損は承知で「でも、ここは譲れない」と 頑張ったことって、結局、いい結果をもたらしていますから。 まあ、私の人生経験なんて、なあんの役にも立ちませんが、 今回、アパホテルが頑張ることが、いい結果に繋がれば、 日本の態度も、今後は、変わっていけるのかもしれない。 もっとも、テキは大国家ですからね。中国の国家権力によって日本の一民間企業が、押しつぶされないことを祈るばかりです。
2017.01.26
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「男性保育士に娘の着替えや排せつの世話をやって欲しくない」 という父兄の意見があり、千葉市の保育園や幼稚園では、 男性保育士がオムツ交換や着替えの業務を外されるケースが多いのだそうで。 これに対し、千葉市長の熊谷氏は、 「娘を男性保育士に着替えさせたくないと言う人は、 同様に息子を女性保育士に着替えさせるべきではないわけですが、 そんな人は見たことがありません。社会が考慮するに足る理由無しに 性による区別をすることは差別です」とツィートで反論したそうですが・・。 難しい問題ですよね。 気にする父兄の不安も分かる。 その声に反応して、男性保育士を外す保育園側の姿勢というのも、 ウームとは思うものの、そうなるのかな・・というのは分かります。 幼児への性犯罪は事実あり、犯罪者はほぼ、男性でしたからね。 でも、男性保育士にオムツ交換をさせない・・となったら、 それはやっぱり、プロの彼に対して失礼千万な話であるわけです。 かつ、そういうことを言い出したら、じゃあ、 学校の先生はいいのか 身体検査の医者は、男じゃダメなのか 産婦人科の医者は、男でいいのか 介護施設で女性の下の世話や入浴介護をするのは、男性でいいのか・・等きりがない。 例えば、出先の女子トイレに入って男性がお掃除していたら、別に個室を覗かれるわけでもないのに、 ちょっと嫌だな・・と女性なら感じるだろうと思うわけですが、 じゃあ、男性トイレをオバチャンが掃除していても、男性はなんとも思わないだろうな・・と。 要するに、男と女は「平等」だとしても「同一」ではなく、その辺の違いについては、実にビミョーでデリケートですが、でも、仕事においてプロとしての敬意を相手に対し持てれば、男と女の区別はそう問題ではなくなるのでは・・とも思うんですね。 産婦人科に掛かる際、ベテランの男性医師と新米の女性医師ならどちらを選ぶ と聞かれれば、ベテランの先生に診てもらいたい、と思うでしょうし、 評判のいい小児科の先生であるならば、男の先生だろうと 親は安心して、子供の裸を見せるでしょうし。 そういうことを考えると、父兄から「子供の着替えをさせないで」 と言われる男の保育士さんが、なんだか、気の毒になる。 頭から疑ってかかられている・・ってことですし。 女の歴史は「性差別を取っ払う」歴史でありましたが、 だからこそ勇気をもって保育の世界に入ってきた、男の保育士さんを信用してあげないと・・という気はします。 父兄も、保育園も。
2017.01.24
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『建て直そう日本・女性塾』の講演会が2か月に一回、永田町の参議院議員会館で開催されています。私、この会のお手伝いをさせていただいていますが、 1月は、新年らしく、風呂敷文化研究家のつつみ純子さんの 「風呂敷から知る和文化の知恵と魅力」という講演でした。 風呂敷の包み方のあれこれ・・みたいなお話かと思っていましたら、 風呂敷の歴史、柄の多彩さ、などなど奥深いお話で、引き込まれました。 昔、お風呂屋さんのお風呂って、サウナみたいなものだったそうで、 お風呂屋へ行って、スノコみたいな床に敷いたのが「風呂敷」の語源だとか・・。 物を包む布をどうして風呂敷と言うのか、考えたこともなかったですが、 へぇ~・・って印象じゃないですか。 で、江戸時代に入って風呂敷は、さまざまな用途に使われるようになり、 昔の絵図などみると、いかに人々が風呂敷を利用していたか、その様子がよくわかるのだそうです。 ・・と、風呂敷のお話も面白かったのですが、もっと興味をひかれたのは、 講師のつつみ純子さんのここまでの経歴でありましょうか。 お茶大出身と聞いていたので、「おうおう、後輩か」と お会いする前から親近感を感じていましたが、 つつみさん、そもそもは家庭科の先生なのだそうです。 たまたま風呂敷に興味を持ち、風呂敷の文化を学び始めたのが2009年。 歴史に触れ、柄の文化に触れ、利用の多様性を知り、そういったことを ブログに発表し、乞われれば講演し・・とコツコツ続けてこられて、 今や、風呂敷文化の第一人者というわけです。 海外でも講演し、マツコ・デラックスの番組にも出演し、最近は小池知事がオリンピックデザインの風呂敷を スカーフ代わりに首に巻いて宣伝してくれたおかげで、取材も増えているのだとか。 今回、「女性塾」の顧問の山谷えり子議員も、顔を出してくださったのですが、 2020年に向け「文化オリンピック」展開を推進されている山谷先生から、 ぜひとも、日本文化紹介の一翼を担ってほしいとの話も出て、 一枚の風呂敷から、いろんなことが広がっていくのだなぁ ・・と感心した次第です。人の繋がりも、人生のキャリアも。 ひとつのことをきちんと続けて行って、成功している方は多いですが、 改めて、コツコツ丁寧に極めていくことの価値というのを、 出身大学の後輩から見せていただいた気がしましたね。 私達、その気になれば、まだまだいろんなことができる。 ファイト・・です。
2017.01.23
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トランプ氏の大統領就任を前に、マスコミの意地悪い報道が、ヒートアップしています。TVをつければ、支持率が歴代最低だの、就任式の参加者が少ないだの、 招待を断った有名人が続出だの最大規模の抗議デモが予定されているだの、 マイナス要因ばかりを並べて、なんだかとっても嬉しそう。 むしろ、とても感情的な印象で、違和感すら感じてしまいます。 日本のマスコミがこうだとすると、アメリカではもっと 感情的にヒートアップしているのでありましょうか。 これって、何なんでしょう トランプ氏が、日本も含めて、マスコミ界を敵に回した、ってことなのか。 私だって、どうしてトランプ氏が大勢の中から共和党候補者として残り、 最後、当選までしちゃうんだろと不思議に思っていましたが、 一応、あんたらアメリカ人が一年半も掛けて、 正当な「選挙」という手続きで選んだ人なんでしょ・・と思うけど。 選んじゃった以上、とにかくお手並み拝見と、見守るべきでしょう。 いまさら抗議デモやったり、招待を断ったり、大人げない。 さらに、へぇ、と驚くのは、夫人のメラニアさんのドレス提供を 拒否するデザイナーが続出している・・らしいこと。 例え、トランプ氏就任が気に入らないとしても、 それと、メラニアさんのドレスとは、次元が違うのではないですかね。 そりゃあ、私だって、メラニアさんがファーストレディにふさわしいかどうか、 と聞かれれば、う~~ん・・と思いますよ。 しかし、彼女が妻だ、ということも含めて、選んだわけでしょ、アメリカ国民は。 それに、やたらしゃしゃり出て、自己アピール激しいファーストレディより(誰とは言わんが)、 少々聡明さに掛けても(メラニアさんがそうだ、とも言いませんが)、 後ろで控えめにしているファーストレディの方が、害がない。 美人でスタイルがいいのだから、見栄えもしますしね。 あのメラニアさんに着てもらったら、ドレスも目立って、 冷静に考えればファッション界の人達にとって、ありがたいことでしょうにね。 まあ、ともかくなんだか分からないけれど、 (もしかして、マスコミが煽っているだけかもしれないけれど)、 アメリカ挙げて、感情的になっている印象です。 まだ、就任もしていないのに。 もっとも、日本に住む一日本人である私らとしては、 騒動もなく、無事就任式を終え、トランプ氏が今度こそアメリカ大統領として、 以降、暴言は慎み、賢明でクールな政策を進めて行ってくれること、 同時にアメリカ人が冷静になって、アメリカの空気が、 穏やかになることを祈るばかりです。 アメリカの混乱にほくそ笑むヤカラが、 世界にはいくらでもいるのですから。ところでメラニア夫人は、どんなドレスを着るのでしょうどうせ、びっくりするくらいお高くて、私らずんぐりむっくり日本のオバサンが手を出しようもない、参考にもならないドレスなのでしょうから、どうでもいい、っちゃどうでもいいんですけれど・・ね。
2017.01.20
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ネットニュースで『「席を譲るべき」と考える乗客が減少している』という記事発見。 乗り換え案内サービス「駅すぱあと」のヴァル研究所が2016年11月に発表した調査結果によると、 「お年寄りなど優先すべき人がいた場合は、優先席では席を譲るべき」 と考えている人は75.9%で、2013年の調査と比較すると、 約17%も減少しているのだそうで。 「優先席以外でも席を譲るべき」と考えている人は全体で57.1%で、 こちらも2013年調査と比較して約19%も減少しているのだとか。 ちなみに、優先席、優先席以外ともに女性のほうが男性よりも 「譲るべき」と考えていない傾向が強いのだそうですよ。 なるほどねぇ・・確かに、日本の男達が、なかなか席を譲らないのは 電車に乗っていて、なんとなく実感しますね。 で、席を譲らない人が増えている一因は、 「譲ろうとしたが、断られた」という苦い経験からだ・・と記事では分析しているんですね。 61.0%の人が席を譲ろうとして、相手に断られたことがあるのだそうで。 つまり、「親切にしても、相手か嫌がるなら……」と萎縮して、 その後は譲るのを控えるようになった・・のだと。 う~~ん・・そこはどうですかねちょっと違うような気がします。 譲られて断る方も、「年寄り扱いされた」と怒るというより、 「いやいや、申し訳ないですから結構です」的遠慮なんですよ。 誰だって、座れないより、座れた方が楽で嬉しいし。 いろいろ観察してきて思うんですが、 スマートな席の譲り方、というのがあるんですね。 「あ、ここどうぞ、降りますから」と、 さっと立って、さりげなく立ち去る・・というの。 つまり譲られた相手に引け目を感じさせない譲り方なんて、いくらでもある。 「譲っても相手が拒否するから、譲りにくい」というのは、 なんとなく、言い訳って感じがしますね。 席を譲る人が減っているのは、世の中に高齢者が増えているからなんですよ。 私も、多分、人様よりは譲る方・・だと思うんですが、 最近は、高齢者ばかりが、それも団体で乗ってきたりするので、 「多勢に無勢」感といいましょうか、「焼け石に水」感と言いましょうか、 もう無理、勘弁してよ‥的気分になってしまう。 そもそも、私自身もお年寄りに一歩、足突っ込んじゃっているし。 若い人だって「お年寄りに席を譲っていたら、自分は 生涯、座れないことになる」と思っているのじゃないですかね。 スマホの普及で、今や車内は、ほとんどの乗客が、 それぞれのスマホに見入っている・・という、知らない人が見たら、きっと異様だろう光景になっているわけですが、スマホに見入ることで、他の乗客を見ないで済む、高齢者や妊婦さんに気づかずに済む・・という状態にもなっているのでしょう。 まあしかし、外国と比べて、日本の男たちが席を譲らないのは事実です。 アラブの男もラテンの男もアングロサクソンの男も、 さっと譲りますよ。気持ちいいくらい、当然のように、さっ・・と。 日本の男って、どうしてそれができないのか いつもくたびれ果てているのか、子供の頃の教育なのか 私だって座りたいですから、あまり「譲れ、譲れ」とは言えませんが、 ただ、世界とちょっと違うよ、ということ、 日本人みんながもう少し意識してもいいのじゃないかなぁ。そんなことを考えた記事でありました。
2017.01.19
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豊洲新市場の最後もモニタリング検査結果で、おそらく関係業者の方々は、これでようやく移転の道筋がつくわい、と期待されたのでしょうが、これまでより高いベンゼンと、さらにシアンやヒ素も出てきたものだから、 関係者は慌てふためき、マスコミは狂喜乱舞状態しています。 日曜の「TVタックル」で小池さん子分のおときた都議が、 「小池都知事は、豊洲問題を政局に利用することはしません」と断言していましたが、 なあに、当の小池知事は「当然、(都議選の)争点になる」と、 バリバリ豊洲問題を選挙に利用するおつもりのようです。 私なんぞがあれこれ言う立場ではないですが、 なんとも・・ため息が出る。 専門委員会の委員長は「安全性には問題ない」と言っていますし、 今朝のTVでも、土壌汚染対策にかかわった先生が 「僕ら技術者からみれば、どうして大騒ぎになるのか分からないことなんです」 と発言していましたが、科学的に考えれば、これらの数値は 豊洲市場の安全性に、なんら問題のないものなのでありましょう。 どう考えたって、築地の現状よりは、よほど衛生的だということは、 私ら部外者だって、分かりますしね。 79倍ものベンゼンが出た・・ととんでもないことのようにマスコミは騒いでいますが、 前の数値がゼロに近いものであれば、ほんの少し上昇しただけで何十倍になるのは 当たり前で、こういうところ、数字の印象操作というか、 数値が意味するところが、正しく伝わらないところも多分にある。 世間もマスコミも都知事も「でも、安心は担保されない」とそれを第一義に言います。 「食べ物を扱うところだから」「安心が大事」というのは、もちろんですが、 そうコメントしている分には、世間の風当たりはいいですからね。好んで公の場で「いや、問題ないんじゃないですか」と発言する人はいなくなるわけです。 で、今、東京都で最も力を持っている方が「選挙の争点とする」気であれば、 これはもう、限りなく「豊洲移転中止」に近づいていくわけです。 「安全」かどうかは、科学的な数値で示せますが、 「安心」と言うのは、多分に空気みたいなものですし・・。 その空気を煽れるのは、マスコミと都知事なわけですし。 しかし、本当に、それでいいんでしょうか。 あれだけ時間をかけ、お金を掛け、最新式の市場を建設し、 ほぼ出来上がっている目前で「止めましょう」なんて結論だしたりしたら・・。 私は、都民挙げて、壮大な「非科学的結論」に動きそうで、 なんだか、ザワザワと心配なんですけどね・・。
2017.01.17
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新宿伊勢丹のバーゲンに行ってきました。 新宿伊勢丹って、衰退傾向のデパート界で、おそらく 唯一と言えるくらい、「儲かっている」所だろうと思うのですが、 恒例のバーゲンも、余裕で他のデパートより遅れて11日から開始。 3日過ぎた昨日もまだ、凄まじい人出でありました もっとも婦人用品売り場は、おそらく初日にめぼしい商品は買い漁られて、 品数も少なくなっていたし、そう客も多くないのですが、 その一方でメンズ館は、満員電車並みの、混み方でしたね~。 まあ、サラリーマンは平日はデパートなんか、寄れませんからね。 私も自分の物はあきらめて、テイシュの分を物色。 夫の服は、バーゲンでしか買わない・・と決まっているので、 今が買い時なんですが、バーゲン会場って、人の多さで、疲れてしまうし、 本当にいいものは、隠してしまって、値段、下げていませんしね。 だからなかなか足が向かないのですが、今回は頑張って出向いたわけです。 しかし、メンズ館をうろついて、しみじみ思うことは、 60代以降のジーサマ世代の服がない・・ということでしょうか。 特に伊勢丹は、都心に住むファッションにもこだわる金持ちを ターゲットとしてどんどん特化しているところがあって、 我が家レベルの庶民が買える服が、どんどんなくなっているのですが、 それに加えて、シニア世代の服・・というのが店頭に並ばない傾向があるような気がします。 まあ、もともと、お洒落には疎いオジサマ世代が年金生活に突入して、 ただでさえ、着るものにこだわらなかった人たちが、こだわれなくなって、 そりゃあ、商売にならないから、売り場もなくなっていくのでしょうが、 それにしても・・と思うわけです。 売っていたら買う人だって、まだまだいると思うのに。 グルグル売り場を回って、何度も行きすぎたんですが(お高いですから)、 結局Aquascutumで、探すことに決めました。 つまり、たくさんのブランドが入っているけれど、 シニア向けのものって、ここぐらいしかなかった・・。 客を見回しても、テイシュと同じような年齢層のオジサマばかり。あの方達も、グルグル回って、ここしかないか、と思ったのじゃないかな。 日本のジーサマに突入しているオジサマ達って、みなさん、 同じような暗い色合いの、個性のない爺臭いかっこうしていますけれど、 売っていないんですよね。彼ら世代の洋服が。 それは私ら、バーサマに突入しつつある女性たちの洋服も一緒で、 つまり、高齢者はお金を持っている、と言われながら、 世の中からは、客としてみなされなくなっている‥という現実がある。 なあんか、悔しいですけれど。 ところで、どんどん金持ち向けのデパートと化している伊勢丹の中でも、 高級ブランド売り場という、さらにお高い品ばかりを並べている、 私なんぞは、敷居が高くて近づかないスペースがあるのですが、 そういう売り場に、案外、若い女性が多くって、 しかし、近づいてみると、彼女たち、日本語をしゃべっていないんですね。 中国か韓国の人達だと思うんですが、 あの伊勢丹の盛況は、彼ら彼女らで持っているのかもしれません・・。 日本は大丈夫か・・って、こういうところでも思うんですけどね。
2017.01.15
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トランプ氏が当選以降、初の記者会見をした、と それがあまりに品性に欠け、どうしようもなかった・・ と各メディアは、ボ・ロ・ク・ソ。 TVでも、打ち合わせでもしたかのように、どの番組も、 批判を超えて、「冷笑」空気でありましたね~。 TV朝日のモーニングショーでは「あの人」呼ばわりだったし、 「昼おび」では、司会の恵氏が「オバマさんがあんなに素晴らしいスピーチをした一方で」 とこれみよがしに比較し、重ねて矢代弁護士が 「オバマさんにもう一期やってもらいたいという声が上がっている」とフォローしてました。 恵さんって、トランプ氏がCNN記者に吐いた「Not you」という英語だって、 「どういう意味なんでしょ」と聞いていたぐらいだから、オバマ大統領のスピーチ、聞いてないでしょ。 まあ確かに、オバマさんはスピーチ上手いですからね。 トランプ氏の記者会見と比べて、はるかに格調高い最後のスピーチだったのだと思います。 ただ・・最後に「Yes,we can」「Yes,we did」と言ったようですが、 世界は、根拠のない「Yes,we can」にすっかり乗せられて8年過ごしたわけですよね。 で、「did」だったのか・・そこは図々しいような気がします。 格調高いスピーチができることと、アメリカの大統領として 有能だったかというのは、別物であるわけで。 話を戻すと、とにかく日本のマスコミは、一斉に大批判。 確かに、感情的で、「どうなの」という会見でしたが、 これ、マスコミが流す一部だけしか、我々は見ていませんからね。 最近は、日本のマスコミが一斉に口を揃えて報道することって、なんか怪しい・・と 疑ってかかる癖が付いてしまって、今回も、本当のところはどうなんだろと考えてしまいます。 トランプ陣営にとって「寛容で穏やかな大統領イメージ」を打ち出すのは簡単なのに、 何故、しなかったのか そこにはトランプ陣営なりの計算があったのではないか。 おとといのBSフジのプライムニュースに、櫻井よしこさんと三浦瑠麗さんが出ていて、 トランプ次期大統領のツイッター発言について論じていました。 櫻井さんは、「このままだと心配だ」と懸念を示していましたが、 三浦さんは「トランプ側は、十分に計算し戦略的にツィートを発している」という意見で。 三浦瑠麗さんってその美貌と若さと切れのいい論陣で、 最近、国際政治学者としてマスコミの人気急上昇の方らしいのですが、 あの櫻井さんを横にして、遠慮なく堂々と自説を展開するところ、 大したもので、彼女の説も、興味深かったですね。 トランプ氏が実際、どういう方なのか、私もまだ、判断できませんが、 アメリカの財界・政界・マスコミその他、全ての既成権力を敵に回して、 大統領選を勝ち抜いてきたというのは、 それなりの優秀なブレインによる緻密な計算と戦略があったからでしょう。 今回の記者会見もツィートも、単に感情のままに・・だとは思えない。 とまあ、一日本人庶民は面白く見ているわけですが。 少なくとも、マスコミにいいように洗脳されないように、 冷静に観察していきましょうよね。
2017.01.13
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釜山の総領事館前に設置された慰安婦像問題について、 各TVが、どういう報道をするのだろう?・・と 興味を持ってウォッチングしていました。 TV朝日の「モーニングショー」では、毎度の青木理氏が、 「若者達の『このままじゃ、お婆さん達がかわいそうだ』 という純粋な気持ちが背景にあるんです」なあんてことを言っていましたが、 さすがに、吉田清治のでたらめ著書をうのみにして、 世界に誤った情報を広めた過去を謝罪した後だけに、 あの玉川氏ですら言葉はやや抑え気味でした。 びっくりしたのは日本テレビの「スッキリ!」で、コメンテイターの湯山玲子女史が、 「ドイツが戦後処理をきちんとできたのは、徹底的に謝罪したからで、 日本はまだ、そこまでやっていない」的なことを発言していたこと。 司会の加藤浩次氏が「それは、どうかなぁ~」と反対の意志を見せたものの、 ロバート・キャンベル氏に「どうですか」と振って、 よく分からないことをしゃべらせて、それで終わり。 番組の姿勢として、これでいいのか・・と思いましたね。 人により様々な意見があるのは当然としても、居酒屋での会話じゃない。 公共の電波使って、偏った意見だけ流しちゃあ、まずいでしょ。それに、ことの本質とは大分ズレているし。 慰安婦問題は「日本軍によって強制された性奴隷だった」という 間違った解釈がまかり通って、日本人の名誉が不当に傷つけられている、 なんとしても世界の誤解を解くべきデリケートなテーマであるわけですが、 日本のTVが、そこを頑張ってくれなきゃ、どうしようもない。 どこも安易に取り上げすぎ・・って印象ですよね。そもそも問題意識、ないのでしょうね。 なんというか、表層的な「きれいごと」で終わらしてしまっている。 朴大統領の弾劾デモも、TVは「若者が立ち上がった」風に報道していましたが、 今回の慰安婦像問題も、朴大統領弾劾も、後ろに大きな組織がうごめいて、 若者や庶民感情を巧みに操っていることは、明瞭だろうし、韓国が抱える問題もそこにあるのだろうと考えますが、 そういうことを分析しようとするメディアもないですしね。 敢えてしないのか、能力がないのか・・どっちなんでしょ。 ところで、フイフィ女史が女性誌でこんなことを言っています。 即ち、「慰安婦問題という歴史そのものが曖昧ななかで、 韓国の強かなネガティブキャンペーンによって、 一方の主張を鵜呑みにされてしまうのは危険なこと。 本当に重要なのは、海外に設置された慰安婦像への対応だ」・・と。 国連の中の、慰安婦問題を球団している人にすら、慰安婦の7割は日本人女性だった・・ってことすら、 知らない人がいる、って話じゃないですか。 釜山だけじゃあ、ないんですよね。課題は多々。 日本人の名誉のためにも、子供たちのためにも、ここはしっかりと対処しないといけないんですよね。 メディアもそういう意識、持ってくれるといいのですけど・・。
2017.01.11
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小池都知事がTwitterで、「豊島区・新成人の外国人比率がまた伸びた。 総計2672人中871人、32・6%。昨年23%になったと騒いでいたが、 さらに増えた。多くは中国からの留学生らしい。日本中で最も高いかもしれない」 と呟いているのを発見し、ほう、都知事になっても、 地元の豊島区の成人式には、出席しているのね~・・と思ったついでに、 豊島区の新成人の3割もが、外国の方なの・・とびっくりいたしまして。 で、調べてみたら、確かに豊島区の新成人は2,672人、内871人が外国の方。 豊島区の人口284425人、内外国人は27148人で約1割弱なのに、(それでも、他所より多いが) 新成人の外国人割合がこんなに高いというのは、どういう背景なんでしょう 若い外国人が続々と豊島区に住むようになっていて、 かつ、日本人区民の若者層が減っている・・ということなんでしょうか。 ただ、小池氏のいう「日本中で最も高いかもしれない」というのは違っていて、 お隣、新宿区では今年の新成人3772名の内、外国人1605人と、 40%を上まわったそうで。 いつの間にか、こんなことになっている。 尤も、東京都の他の区と比べて、新宿区豊島区の外国人数は突出していまして、 東京都の人口1353万人のうち、外国人数は487000人と、約3,5%ですから、 新宿区・豊島区ばかりで外国人新成人の割合が、異常に多い、ということなのでしょう。 しかし。彼らはどういう人たちなのでしょう 留学生なのだろうか 働いているのだろうか 確かに池袋歩いても、新宿歩いていても、外国語がやたら耳に入ってきますしね。 世の中は確実に変わりつつある。 ところで、東京都の統計によると、平成29年の東京都の新成人人口(日本人のみ)は、 前年と比べて2千人の増加となっているものの、 ピーク時の昭和43年と比べると、約3分の1なのだそうです。東京都は人口が増えているのに、この数字。 う~む・・でありますよね。
2017.01.10
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年賀状のやりとりが、年々、減少しているそうです。今年の元日に配達した年賀状も前年比約6%減の16億4000万枚で、 8年連続で減少しているらしい。 元日の配達枚数は、ピークだった1993年から4割も減っているんですって 「人気アイドルの嵐をCMに起用しても歯止めを掛けられない」 と記事にありましたが、嵐がコマーシャルやっているから、 年賀状出そう!・・なんて思う人、 よほどの嵐ファンだって、そういないと思うけど。 確かに年末の忙しい時に年賀状を書いて出すって、面倒で、 一方で、facebookやLINEで、「あけおめ~!」なんて送れば、 一瞬にして大勢に年始の挨拶をする、という気分になれるわけですから、 年賀状やりとりを止めていく人が多いのは当然なのでしょう。 そこは分かるとしても、年賀状も美しい日本の文化ですからね。 廃れていくままにするのは、あまりに悲しい。 年に一度、年賀状をやりとりすることで、相手の無事を知り、 近況を知り、かろうじて繋がっている人の縁を繋ぎ続ける・・。大事なことではないですかね。 私は大事だと信じ、毎年頑張っていますが(今年は喪中でしたが) 「もう、面倒だから止めます」という方も多く、 こっちが頑張っても一方的に切られてしまうことも増えているんですね。 で、一旦切ると、ほぼ繋がりは切れてしまう。 その程度のつながりなら、いらないでしょ・・というのが 昨今の割り切り方なのでしょうが・・う~む、なんとも悲しい気がします。 年賀状が廃れていく要因の一つは、手間暇かかるわりに、 文面は紋切り型で面白くもなんともなく、読んでも楽しくない・・ ということがあるのだと思うんですね。 もっとも、面白くしようとすると、ますます手間暇かかるので、 そこがジレンマですが、日本郵便も、野暮ったい「絵付き賀状」でなく、 垢抜けた楽しくも面白い賀状を何百と用意してはどうなんでしょ。 そこから選ぶだけで、個性的な賀状が送れる・・という。香りがするとか、音楽付きとかがあってもいいし。 かつ、直筆っぽく、一言二言が乗せられるような・・。 あと、お年玉くじのアタリを、もっと宝くじ並みに豪華にする 切手シートじゃあ、感動もないですしね。 当選すると、受け取った方、出した方、双方で賞品がもらえる・・とか。 ・・あんまりいいアイディア浮かばないですが、 大事にしようよ、賀状文化・・って思います。
2017.01.09
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Yahooのコメント欄を見ましたら、釜山総領事館前の慰安婦像に関するニュースが ランキング上位の大半を占めていて、ほう、こんなに世間の関心を集めているんだぁ ・・とちょっとびっくりでありました。 かつ、ほぼ全ての意見が、今回政府が『日韓合意の精神に反する』と、 大使、総領事の一時帰国、釜山総領事館職員の釜山市関連行事への参加見合わせ、 日韓通貨スワップ協議の中断、日韓ハイレベル経済協議の延期・・ の措置に対して「よくやった」「当然」と評価するもの。 そりゃあ、そうですよね、1年前、国同士の合意として、 今後慰安婦問題を問題化しない、大使館前の像撤去に努力する、 日本は10億円を供出する、と決めて、日本はちゃあんと約束を履行しているのに、 大使館前の像を撤去できないどころか、さらに総領事館前に像を設置するのを、 許してしまっているのですから。怒って当然、というより、 今、しっかり異議を表明しなくちゃ、いつするんだ・・ってな話でありまして。 そういう意味では今回政府がとった態度は、 「へえ、やればやれるんじゃん」的な快挙でありました。 これに対し、韓国側は日本の意外な強い態度に慌てているようで、 外交部は「遺憾」だと表明し、韓国メディアも、うろたえている様子です。 中央日報も『釜山少女像、韓日外交戦に飛び火…日本が超強硬対応』と 「超」を付けて反応し、「ソウルの少女像は堂々と立っているのに 釜山の少女像はなぜ受難に遭ったのだろうか」なあんて記事を書いている。 何、考えているんだか。 そもそも、公共のものである歩道に、そういった像を設置して、 それを行政が撤去できない・・というところが分からない。 韓国にも、道路法第72条によって、道路占用許可を受けられる工作物ではない、 とちゃあんと法律違反に当たるらしいのに。 そもそも、国際法違反でもあるわけですしね。 民間人が法を犯して国交ある国へ侮辱行為をしているのを 阻止できない国が存在する、ってのからしてほーんと、不思議。 産経新聞記者にはあんなに、強硬に嫌がらせをしたのに、ねぇ。 ところで朝日は社説で 「少女像問題の改善へ向けて、韓国政府は速やかに有効な対応策に着手すべきである。 日本政府が善処を求める意思表示をするのも当然だ。 しかし、ここまで性急で広範な対抗措置に走るのは冷静さを欠いている。 過剰な反発はむしろ関係悪化の悪循環を招くだろう」てなことを書いているらしい。 今回の政府の措置は、冷静さを欠いてもいないし、ゼンゼン性急なんかじゃない。 朝日、相変わらず、なに言っているんだか・・。 書いているご当人は、本気でそう思っているんでしょうか不思議だ。 まあ、朝日は放っておくとして、この件、今後どうなっていくのでしょうか。 石破氏は「お互いに感情がエスカレートしていくのは決して良いことではない」 「冷静な対応を」なんぞと、きれいごとコメントしているらしいですが、 こういうきれいごとを言う人は、いい人ぶれる分、必ず増えていくはずで、 ユネスコの分担金だって、結局は払ってしまった日本ゆえに、 ズルズル腰砕けになっていく可能性は、十分あるわけで。 いまこそ「毅然とした態度」を貫くべき時だと信じますが、 はてさて・・すでに進んでいるだろう、あの手この手の圧力に 日本政府は振り上げた手をどこまで耐えて頑張れるか、そしてどう下すのか。 2017年も、なかなかにハードな年となりそうです。
2017.01.07
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ヒトラーの著書「我が闘争」が、著作権保護期間終了を機に再出版され、 約一年で85000部売れ、これは「予想外のベストセラー」となるのだそうです。 なにやら昨年1月に初刷4000部で出したところ、Amazonで数時間のうちに完売したのだとか。 再出版に関し「ネオナチズムの新たな波を生み出す」「若者が影響される」と懸念の声も随分とあったようですが、一時、ドイツ国民を熱狂させ、とんでもない方向へ導いた男の主張がいかなるものだったか、何故、民衆は彼を支持したのか、研究することは大切で、「出版はならぬ」と反対するのは、違うと思いますね。実際、購入者は「政治や歴史に関心のある人や、教育関係者」が多く、 「反動主義者や急進右翼」ではないらしい。 では、ナチ時代、「我が闘争」はどれくらい売れていたのか、 と調べてみると、出版した1925年には9,432部、1926年には6,913部。 ただナチは権力拡大に当たり「我が闘争」を国民のバイブル扱いにしようとして、 結婚する全ての夫婦に『我が闘争』を贈呈することを奨励、 各自治体は婚姻届けを出したカップルに、首長のメッセージを付けてこの本を贈呈したのだとか。 結局、「我が闘争」は、最終的に1000万部売れたそうです。 凄い時代があったのですね~。 しかし、政策的に本は多くの人に渡ったのかもしれませんが、 実際、じっくり読んだ人がさほどいたとは思えない。 民衆って、理屈っぽい面倒な本なんて、読みたがらないですしね。 ヒトラーがあれだけ支持を得たのは、むしろ、 ミョーに演説が上手かったから、なのでありましょう。 高田博行著『ヒトラー演説』によると、 ヒトラーは不遇時代にとことん演説技術を研究し、 フレーズの繰り返しとか、声のトーンまで、計算しつくしたらしい。 ヒトラーの最大の支持者だったゲッペルズは、 「ウィット、皮肉、ユーモア、当てこすり、まじめ、情熱。 この男は王者になるためのすべてを持っている。 生まれつきの民衆指導者、来るべき独裁者だ」と日記に記したとか。 ゲッペルズって、かなりのインテリだったのですよね。 でもその男にして、最後までヒトラーを支持し、 家族共々、後追い自殺するまでに心酔させたヒトラーを、 そろそろ頭から拒否するのではなく、いかに民衆誘導できたか、 その研究・分析をしても、いい頃なのかもしれません。現代だって世界中で、ミョーな政治家が台頭し、 演説の上手い政治家に民衆はコロリとなびいちゃいますからね。 二度と愚かな独裁者を担がないためにも、 「我が闘争」研究は、大事なのかもしれません。 きっと、面白くない本だと思うのだけれど・・ネ。
2017.01.06
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2日、3日と家族と遠出しておりまして、帰宅して新聞のTV欄見てびっくり。 フジテレビの番組が、朝から一日、嵐とジャニーズでほぼ一色。 なんなんだ、これは・・じゃないですか。 大晦日の紅白も、嵐の相葉君が司会で、オオトリも嵐のメドレーで、 ジャニーズのグループは6組も出演していて、 なんで、ジャニーズのタレントさんばかりが優遇されるんだろ とイラッとしたものですが、それを上まわる番組占拠。7時間、「嵐」の番組だったんですって しかも、知らなかったのですが、嵐で、正月の丸一日を番組を作る企画は、 今年で6年目だそうで、こういうこと、毎年やっていたんだぁ・・。 嵐の5人には好感を持っていますし、ファンが多いのも知っていますけど、 ここまで来ると、無性に腹立ってくる・・。 そう思うのって、私だけですかね。 腹立たしい理由は、なんというか、ジャニーズを見たい人が多いから出演依頼する、 というよりも、ジャニーズという一興行会社に 公共の電波がいいように使われている、という印象があることで。 いいんですかね、TV界。 フジテレビとしても、これでいい、と思っているのでしょうか。 TVマンとしてのプライドって、ないのかしらん。 だとしたら、ほんと、この局も終わりに近い。 最近は、あまりTVを見ないので、どうでもいい、といえばどうでもいいんですが、腐っても、影響力甚大な媒体ですからね。 一部の人達の思惑で、世の中の価値観とか社会観が いいように操作されていく・・そんな危機感を覚えます。 だってほら、私たちはすでに「嵐は国民的アイドル」って信じ込んでいるわけだし。でも、本当にそうなのマスコミが朝から晩まで「国民的アイドル」「国民的アイドル」とアピールするから、そう思ってしまったところはないか 彼らに、悪意はこれっぽっちもないんですが、 なあんかね、こんな感じで世の中、動いて行くのかなぁ・・と、すっきりしない年明けなのです。
2017.01.04
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明けましておめでとうございます。 さて。恒例おのNHK紅白歌合戦、終わりましたね。 NHK的には、いろいろ工夫したようなんですが、 それが全て空回りして、ネットでの感想はボロクソ。 お仲間同士、あまりけなさないメディアも、さすがに、これは・・と思ったようで、 産経新聞なんか『「謎の演出」「?」の連続だった第67回NHK紅白歌合戦 これでいいのか、国民的番組』とタイトルつけてましたっけ。 とにかく、今年注目されたものを全部、押し込もうとしたのがアダで、 なにをしたいのか、分からない企画でありましたよね。 シンゴリラが襲ってくる、さあ、どうしよう~、 良質な音楽の波長で、凍結できるんだって・・と下手な小芝居やって、 X-JapanのYOSHIKIさんが「僕が退治します」と言うの・・。 なんじゃ、それは、「お母さんといっしょ」の寸劇か・・って感じ。みなさん、言ってますが、ほんと、シンゴジラ無駄でした。 タモリさんとマツコ・デラックスが田舎の夫婦演じて、ウロウロする企画も、 私は結構、面白かったのですが、ネットでコメントしているように、 お二人程のキャラクターを、もったいない扱いしているな・・ではありましたよね。 司会は下手くそで、間が持たず、見ている方がハラハラするし、 ゲストと司会者のやり取りも、つまらない限りだし、 段取りは悪いしで、学園祭かぁ・・のレベルだし、 正直、本当に歌の上手い歌手って、少なかったような。 天童よしみさんのような、数少ない本格歌手を、前半で出しちゃうし。 美空ひばりさんの歌を歌わせるなら、この人でしょうに。 大竹しのぶさんの「愛の讃歌」も、がんばってはいましたが、 やっぱりプロのシャンソン歌手と比べれば大分、違う、と思いましたし。 そういう諸々を見れば、視聴者からのブーイングは、当然です。 こんなことをしていたら、益々、NHK離れが進むだろうに。 何がいけないって、今流行りのものを入れれば、受けると考える安易さと、 業界内の義理とかコネとか力関係が優先して、それこそ視聴者目線がおざなりになっていた、 ってことでありましょう。今風に言えば「視聴者ファースト」じゃあなかった。 視聴者の感性を舐めていた・・ってことですかね。 民放の番組みていても思うんですが、制作者もタレントさん達も、日々、 狭い業界内だけで生きているものだから、一般の人々の目線、 というのが、分からなくなっているのではないか。 特に、紅白は、日本の宝みたいな番組なのですからね、 一度、基本に返って、じっくり考えなおしてもらいたいものです。 毎年、同じようなことを書いているような気もするんですが、 一年の最後に、本当にいい歌を、本当にうまい人に歌ってもらって、 ああ、歌っていいなぁ・・としみじみ心にしみて年を越す・・ そういう番組に戻ってもらいたいののですけれどね。 日本には、しみじみ歌の上手い人も、司会の上手い人も、別途、たくさんいるのにねぇ。NHKさん、そろそろ正念場ですぜ。
2017.01.01
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