黄色と赤に恋をして

黄色と赤に恋をして

2016.02.15
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カテゴリ: サッカー

リヴァプールファンのクラブに対する情熱は言葉では言い表せないものがある。

応援がすさまじいとかそう言った類のものとは少し違う。

もちろん熱狂的ではあるけれども時にスタジアムが静寂に包まれることも少なくない。

彼らはスタジアム内外でクラブをサポートし鼓舞しそして物言うファンだ。

「スタジアムが静寂に包まれる…」

のには理由がある。

あまりにも高額なチケットを地元の熱狂的はファンが購入できず

観光客があまりにも増えすぎたためだ。

アンフィールドに限らずイングランドのスタジアムは

「観戦(この表現でもかなり温いが)」

するところでなく

「鑑賞」

の場になりつつある。

かく言う自分もアンフィールには観光客としてして訪れており

えらそうなことは言えないのだが。。

チャントを歌わない人、手をたたかない人(YNWAを歌えない観客すらいる)

が増えれば熱の密度熱が下がる。

これは当たり前のことだ。

数の少ないはずのアウェイの方が声が大きく感じられる。

わざわざアウェイまで行くファンは相当な情熱を持っているはずで熱の密度が高まる。

これも当然のことかもしれない。

そのリヴァプールのファンが立ち上がった。

2月6日のサンダランド戦で試合途中にもかかわらず席を立ったのだ。

「もういい加減にしてくれ!」

クラブがさらにチケットの値上げを発表したことに対する抗議らしい。

「クラブにとってはFanよりCustomerの方が大事なの?」

という内容の抗議文も掲げられた。

プレミアリーグに所属しているクラブをサポートするファン皆が思っている

憤懣やるかたない気持ちを伝える行動に出たわけだ。

チケット一枚の値段が一万円を超えるのは本当に馬鹿げている。

これじゃあお父さんが息子・娘に

「さあ、フットボール観にいくべー」

と簡単に口に出せる値段じゃない。

ほとんど旅行の域だ。

先週たまたまリヴァプールの公式HPを見ていたら

「チケット価格の高騰に関して大変もうしわけありません」

といった見出しがでていた(細かい記事の内容は読まなかった、、)が

こういう背景があったわけだ。

このような行動の末リヴァプールファンはクラブから日本円で約1,500円の

チケットを10,000枚分用意する約束をとりつけたそうだ。

何と素晴らしい!

スカウサーからすれば

「お前が言うな」

ってな感じだろうがクラブは基本地元ファンのものだと思っている

(ここまで書くと言い過ぎ?ちなみに日立台はたくさんのファン・サポーターを

待っています!)

アンフィールドが本当のアンフィールドを取り戻すことを願って録画しておいた

昨日のヴィラ戦を観るとしよう。









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最終更新日  2016.02.15 19:19:21
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