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2008年10月29日
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カテゴリ: 健康について
みなさま、こんにちは。
さっそくですがお知らせから。
今発売している雑誌「with」12月号に「女の冷えに危険信号!」というテーマで現代女性に増えている冷え性のいろんな撃退方法を紹介させて頂きました。
久々にスタジオでの撮影もあり、ちょっと恥ずかしいですが、かなりデカめで登場しております。
良かったら見て下さいね!



現在、若い女性に体温35度台という低体温が増えています。
もともと、女性は男性に比べて筋肉が少ないので熱の生産量が少なく、生理があるため血液が不足しやすい、ホルモンの変動で自律神経を乱しやすいということから、男性に比べると冷えやすいのです。
低体温の人でも暑がりで汗っかきで、顔から上はのぼせやすく、冷えの自覚のない人もいますし、体温はそんなに低くなくても、手足などの末端部やお尻やももなどに冷えを感じるなど、部分的に血流が悪くなっているタイプの冷え症もあります。
健康な人の体温は36度5分~37度です。人間の生命活動が十分に行われる体温は36度5分前後です。

ちなみに35度という体温はがん細胞がもっとも好む体温です。
体温が1度下がると免疫力が40%低下、基礎代謝が12%低下、酵素の働きが50%低下すると言われています。
人は眠っている時に体温が一番低くなるので通常午前3時~6時の間にもっとも低くなり、午後3時~6時の間にもっとも高くなるのです。その変動幅はだいたい0.5度~0.7度くらいです。
通常朝起きてすぐ布団の中で安静にしている時の体温を基礎体温として計りますが、もっとも体温が高いはずの午後4時ごろに36度5分ない人は、35度台でなくても低体温予備軍と言えるでしょう。





これは少子化や、月経開始年齢の早期化なども関連すると言われています。
生理不順の方も多く、都会を中心に結婚年齢も上がり、出産年齢も上がったせいか、分娩が困難になる方や、いざ妊娠を望んだ時にはなかなか妊娠できないという方も増えています。
しかしこれは、低体温、冷え性、運動不足をはじめ、ストレス、効き過ぎた空調、食生活などにも大いに原因の一端はあると思っています。


低体温、冷え性によって起こりやすいこと



●低体温の人ほどうつ病にもなりやすく、内臓の活動が落ち、やる気が失われていく傾向があるそうです。

●新陳代謝が落ちるのでお肌にも影響が出ます。角質が厚くなって、お肌がザラザラしてくることも!

●体温が低いと基礎代謝が落ちるので、日常的に消費するカロリーを溜め込んで太りやすくもなります。基礎代謝は10代をピークに少しづつ減り、40代には大きく落ちるため、同じような食生活をしていても太りやすくなることがあります。

●体温が低いと酵素の働きが低下しますが、あらゆる生命活動に関わる酵素の働きが落ちるということは、食べ物の消化が悪くなり、活性酸素もうまく除去出来ないということ。

●血液の循環が悪いので老廃物が筋肉に溜まりやすく、それがコリとなり肩こり、腰痛を招きます。

●冷えによって子宮の収縮が強くなって生理痛が強くなり、消炎鎮痛剤は血流を悪くする事で痛みを止める薬なので、痛いから鎮痛剤を慢性的に飲んでいると、そのことによっても冷えやすくなります。また冷えていると妊娠しにくいという説も。

●消化活動も落ちるので、胃炎や便秘、下痢なども招きやすくなります。

●手足が冷えすぎている場合、体の熱が手足から放出できないために、体温がうまく下がらずに不眠になることもあります。


基礎代謝低下と冷えを改善する一番いい方法は運動して筋肉量を増やす事です。
筋肉は一番熱を作ります。マッサージなどで血流を良くしたり、ストレッチをするのも良いでしょう。これに関してはwithにもいくつか載せました。
その他おすすめの作戦は、、、

●湯たんぽで筋肉と内臓を温める(場所はエイジレス魔女の作り方やwithを見て下さい)


↑今年はこのピンクを買ってしまいました♪

●ひざかけ、はらまき、毛糸のパンツ、レッグウォーマーをうまく使う。

●しめつける下着を避ける。アンダーバストがきつすぎないブラを選ぶ。
ワイヤー入りブラは出来たら普段使いしない。きついショーツをはかない。

●ヒマラヤ岩塩を入れて半身浴やフットバス

●砂糖系のお菓子をやめて、塩せんべいにする。とりすぎはいけませんが、体を冷やす砂糖に対して塩は体を温めます。

●砂糖、ブドウ糖果糖液糖などが入っている清涼飲料水をやめる。

●コーヒー紅茶はカフェインが多いので血管を収縮させるので、代わりにブラックジンガーなどのノンカフェイン穀物コーヒーにする。

●金時しょうが粉末+梅干を番茶やブラックジンガー玄米に入れて飲む。ホットワインや甘酒も体を温める。



●冷たいものばかり飲まない、食べない。生野菜も、常温に戻してから食べる。

●忙しい朝でもフルーツだけは食べる事。朝は体温が低いので、ここで食べて胃腸を働かせると体内で熱がたくさん生み出される。フルーツでは冷えを感じる人は、味噌汁や、ブラックジンガーなどを一緒に飲む事。

●血流をよくするビタミンE、全身に酸素を運ぶ鉄分を不足なくとる。
かぼちゃ、アーモンド、へーゼルナッツ、落花生、うなぎ、アボカド、オリーブオイル、さんま、かつお、あさり、大豆、小松菜、ひじき等

●唐辛子に含まれるカプサイシンも発汗や血行をよくして、体温を上げてくれます。

●背骨や骨格の歪みがあると、自律神経の働きが悪く冷えやすいことがあるので、月に一度は腕の良いカイロプラクターの矯正を受ける。



低体温や冷え性は美容と健康の敵!!
さぁこの秋冬も暖かい女でいきましょう!!



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Last updated  2008年10月29日 16時18分18秒
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