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2011年01月05日
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カテゴリ: 健康について
みなさま、新年あけましておめでとうございます。
どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。

年末年始は毎年恒例、夫の実家がある広島と、私の実家がある大阪に3日づつ帰省してきました。
やはり帰省はいいですね。
日常から離れお正月気分にもなれますし、自分たちのルーツである親や親せきと近況を報告しあったり、墓参りをしたり、気分も新たになれます。

ただ、私には気がかりなことが1つありました。
実は去年の5月に、夫の父(66歳)が脳梗塞で倒れたのです。
もう、すっかり元気に回復しているのですが、義父にカイロプラクティックの施術をしたり、食事の確認をしたりするのも、今回の帰省の大きな目的の1つでした。

去年の5月10日。

朝、突然歩けなくなり、幸いにもすぐに病院に行き、右側の脳梗塞であることが判明したそうです。
意識はありましたが、左足は完全に麻痺で、舌もちゃんと動かない状態だったそうです。
これは一大事!と、夫に次の日すぐ帰省してもらいました。

幸いにも手術などはなく、点滴治療が2週間。
ただ病院食は、生食がありませんから、夫はサラダを実家で作り、フラックスオイルを大さじ1杯たっぷり入れた手作りドレッシングを添えて、毎日病院に運びました。
そして、水素化カルシウムのサプリメントを、毎日朝3、夕3と義父に飲ませました。
鶴見先生に相談したところ、微弱放射線が出る例の「ホルミシスシート」の大きなサイズを、すぐにシーツの下に敷くようにと指示があったので、 鶴見クリニック で購入して、すぐに広島に送ってもらいました。(このシートは鶴見クリニックを1度でも受診しないと購入出来ません(代理でもOK))

cosmo

このシートが届いた頃より、足がだんだんと動くようになってきました。
この間、ベットの上で足を動かす運動などをやっていましたが、リハビリはまだしていません。
倒れて20日後には、歩行器で歩けるようになり、トイレにも行けるようになりました。

その時には、なんとかヨタヨタのゆっくりですが、ささえなしで歩けるようにはなりました。
舌はまだ完全ではなく、言葉のカツゼツはあまり良くありませんでした。

退院後は、処方されていた降圧剤は飲まず、血栓が出来にくくなる薬2種類のみを飲んでいました。
そして、私たちは義父用の食事指導表を作り、これを義母に渡して、食事を変えてもらいました。

以前の義父は、私がアドバイスして朝食だけはバナナとブラックジンガーになっていたのですが、それ以外は全然言うことを聞いてくれず、、、、

血圧も上が170~180、下が95くらいでかなり高かったようです。
多分、血液ドロドロ状態だったと思います。

しかし、さすがに義父も早く良くなりたいので、今度は私たちの食事指導を受け入れてくれました。
以下は、その内容です。

●サラダ(食事の最初はサラダから食べること。フラックスオイル、黒酢ドレッシング)
●煮野菜(特に小松菜、かぼちゃ、ニンジン、さまいも、さといも、れんこんなど)
●豆料理(冷奴、湯豆腐、厚揚げ焼き、高野豆腐、納豆、煮豆など)
●味噌汁(ダシを煮干しと昆布で取って、海藻などを入れて)
●雑穀ご飯
●焼き海苔、漬物など


その他のアドバイスとしては、、、


魚は週3回まで。 なるべく刺身。なるべく青魚。
焼き魚は指2本くらいの大きさまで。
お刺身は5切れまで。
砂糖は食べない
腹八分目
寝る時間の3時間前までには夕食をすます。


お酒も当面はもちろん禁酒です。
そして血管の弾力性を高めるルチンの多い、国産無農薬の「だったんそば茶」を飲んでもらいました。
義父は週に2度、病院でのリハビリにも通いました。
バランスボールでの腰の筋トレと、足ぶみ台でのトレーニング、自転車こぎ10分。
これプラス、朝と夕方に20分×2回、または30分1回歩くこと。
ストレッチと腰の筋トレを毎日家でもやることを指導しました。

7月に私も一緒に帰省した時には、暑いのもあって、だんだんと歩くのをさぼりがちで、義父の中で「これ以上やっても良くはならないんじゃないか」みたいなあきらめモードが出てきていました。

そこで私は、カイロの施術をしたあと、義父と一緒に夕方30分歩きました。
もちろん熱中症の心配もあるので、帽子をかぶり、水も持参してもらいました。
そして、脳梗塞になった脳の部分はもう治らないけど、脳の別の部分に新しい神経を作るために、出来るだけ早く運動して筋肉をつけていったほうがいいこと、早ければ早いほど回復も良いこと、決してあきらめないで毎日歩いてほしいことなどを、必死で伝えました。
そして、ここまで歩くという場所を決め、雨の日以外は毎日ここまで歩くことを約束してもらいました。

降圧剤を飲まずとも、食事を変えただけで、血圧は標準値に安定していました。
血栓が出来にくくなるという薬だけは、この2カ月飲んでいたようでしたが、義父はこの薬を飲むと頭がぐわんぐわんするという副作用に苦しんでいました。
この薬は、脳梗塞の急性期に飲む薬や点滴とは違い、だいたいが予防のために飲む薬です。
怪我をしたりすれば、血が止まりにくくもなりますし、白血球が減少したり、肝機能障害、ひどい時には全身の臓器に血栓が出来るという恐ろしい副作用もあります。
義父には心臓の問題もありませんし、鶴見先生に相談して、この薬も3か月後に思いきってやめてもらいました。
その代わり、水素のサプリメントに加えて、サプリメントを2種類新たに処方してもらいました。

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左から水素化カルシウムの「美的水素」。
あらゆる天然消化酵素が入った「 プログレイス 」。
そして「インフラ」(鶴見クリニックを受診したことがある人でないと買えません)。

プログレイスを飲んでいれば、消化を助けるので血液の流れも良くなりますし、インフラは血栓が出来にくくなるビタミンEやCなどもたっぷりだし、水素は分子が小さく脳でも十分働く最強の抗酸化物質です。
予防のため、そして急性期を過ぎた時の回復をうながすためなら、このようなサプリメントのほうが、よほど有効でしょう。

そして、家でもバランスボールでエクササイズが出来るように、バランスボールをプレゼントしました。

bb

ただボールに座って、横や縦にお尻をゆらすだけ。
座ってテレビを見るだけでも、腰に効果があります。

義父は私との約束を守り、その後は毎日歩いて、バランスボールもやってくれました。
食生活も守り、めきめきと回復。
秋には車の運転も出来るようになり、仕事にも復帰しました。
好きなお酒は、夕食時にだけ、小さな缶ビール1本だけ復活しました。

今回帰省してみると、本当に夏に比べて、義父はかなりしっかり歩けるようになっています。
しゃべりかたも、少し聞き取りづらいですが、ほとんど以前と変わりません。
やはり筋肉がまだ完全ではないので、腰が少し痛いということだったので、施術したあと近所の靴屋に連れて行き、「MBT」をプレゼントしました。

mbt

大丈夫かな?と少し心配でしたが、義父はMBTをかなり気に入ってくれて、腰が楽だと言っていました。
体のために、かかとから着地して歩いたほうがいいのですが、MBTは、ただはいているだけで、このかかと着地がすごく楽なのです。
これからは毎日の散歩の時に、MBTで歩くことになりました。
散歩コースは舗装されてるから、転倒の心配はまずありません。
そして、筋トレばかりで、ストレッチが全然出来ていないことが判明したので、指導をしてきました。
ちゃんと真面目にやってくれれば、腰も痛くなくなってくるでしょう。

去年8月から薬を全部やめたことで、親せきから反対もうけました。
私はすべての薬を否定するつもりはなく、必要な薬は飲んだ方がいいと考えています。
ただ、今回処方されていた薬に関しては、鶴見先生にも相談して、食生活改善や運動が出来ていればやめてもOKと思ったし、義父も副作用のためにやめたがっていました。

親せきからは「確かに順調に回復したけど、薬をちゃんと飲んでいたら、足がもっと良くなった可能性もあるのでは?」と言われて、びっくりしました。
でも、これが一般の普通の意見なんでしょうね。
薬神話って本当にすごいなーと、しみじみしてしまいました。

大阪に帰る途中、おなじく去年2月に脳梗塞で倒れた、ある親せきの家に寄りました。
この方までは、私は手が回らず、これまで何もアドバイス出来ていませんでした。
やはり血栓が出来にくくなる薬を処方されており、薬で胃が荒れるからと胃腸薬、貧血だからと鉄剤、体がかゆいのでアレルギー薬と抗ヒスタミンクリームを処方されていました。
きちんと、全部薬を飲んでらっしゃいましたが、リハビリをさぼっていたこともあり、ほとんど歩けない状態で、その上血管性認知症の症状も見受けられました。


薬をちゃんと飲んでいたら、足がもっと治っていたかもしれないと言うのなら、
10か月薬を飲み続けた、この方の足はなぜ治っていないのでしょうか?



食生活を聞くと、やはり生野菜なしの、酵素ゼロ状態。
動物性たんぱく質と加熱食と甘いものばかり食べているようです。
もちろん、梗塞の場所や程度などによって、回復に個人差があるのは分かっていますが、、

幸いにも、奥様が私にいろいろアドバイスを求めてくださったので、大豆やミネラルなど脳に良い食生活を伝授して、毎日の散歩コースを定め、認知症を食い止めるサプリとしては、水素サプリが一番いいので、これは送ってあげることにしました。

肌がかゆいということでしたが、聞くと毎日鬼のようにゴシゴシ体を洗っているということだったので、これをやめてもらい、クリームなどでの保湿をすすめました。
これで痒いというだけで処方されてた、アレルギー薬と、抗ヒスタミンクリームは消えました。
鉄の多い海藻、小松菜、ほうれん草、しじみ、あさり、大豆などを酢と共に食してもらうことで、鉄剤も消えていくでしょう。

こういう予防策のことを本当はお医者様が、ちゃんと指導してくれれば、もっと薬を減らすことも出来るし、医療費もこんなに高騰しないですむと思うのですが、実際は病院にかかると死ぬまで薬漬けです。
そしてライフスタイル改善とかではなく、とにかく薬や外科的処置で治せという、患者側からの要求もすごいそうです。

いろいろ考えさせられるお正月でしたが、ともかく義父が元気で良かったです。




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Last updated  2011年01月17日 00時06分07秒
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