アンチエイジングの鬼

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2012年06月08日
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みなさん、こんにちは。
私は大変だったファンデーションの商品化とイベントがやっと一段落して、今は少し一息ついています。

大飯原発の再稼働の是非が話し合われている日本ですが、5月28日、ドイツでは全国で約16万人の大規模な脱原発デモがあったそうです↓

http://www.youtube.com/watch?v=edqvQG_uzXE&feature=youtu.be

この動画見てびっくりですよ。
1分05秒から日本語でのシュプレヒコールが始まるんですから。

「ダメダメ原発・アカ~ン原発・やめよう六ヶ所・ニッポン脱原発・希望ニッポン・自然エネルギー・がんばれ日本・We will change・がんばれドイツ・We will change」 の日本語での大きなシュプレヒコール。

ドイツは国内にある17基すべての原発を段階的に停止する政策を選択したそうですが、その期間が延びたり、まだいろいろと大変みたい。
ただ、このシュプレフィコールは遠く離れた日本のための声掛け。涙が出そうです。

遠く離れたドイツがこんなに日本のために声を上げてくれているんですから、私もがんばらなきゃなっということで、今週の日曜は、原発都民投票を求めるパレードに家族で参加してきました。

でも行ってみると意外と楽しくて、しかもすっきり爽快です。

今や私は都民ではないのですが、都民投票の票集めには少し関わったので、都議会開催までベストを尽くしていきたいと思ったので、微力ながら参加しました。
都民32万3076名の有効署名をもって、正しく制定を求めた『「原発」都民投票条例案』に対して、石原都知事は制定に反対する意見とともに都議会に付議しました。
都民投票を行うことについて、都議会議員での賛否は60対62で、現状では2票負けているそうです。

2票の後押しとして、都庁前までの道をみんなで歩きます。
私達は音を出すドラム班というところに参加したので、家族3人小さな鍋(取っ手付きのボウル?)をお箸で鳴らしながらの行進です。
1時間半くらい歩いたかなぁ。声も出したので、終わったらヘロヘロでした。

yesno

ユーチューブにこの時の動画が。最後の方にチラーッとフェイスオンワンピで小鍋を叩く鬼が写っております(笑)↓
http://www.youtube.com/watch?v=faMdb2Oo8MU&feature=relmfu


さて、カイロプラクティックの治療室は変わらず週に3日やっていますが、アトピーや自律神経失調症、うつ病、アレルギー性皮膚炎、胃炎の方などいろいろな症状の方をみています。
骨の矯正、食べ物、化粧品選びなど、多方面からアプローチするのがわたしのスタイルで、その症状がどこからくるのか原因をつきとめて、対処して改善に向かう時、本当に本当に嬉しくなります。
みんな一人一人違うので、その人のお話をよく聞いて、しっかり状態を観察することが一番大切だと感じます。


日々施術する中で思うこと。加齢による身体の不調と言うのは、かなり大きな問題。
うちの施術室には70歳以上の女性も、何人か来て下さっていますが、施術後、膝や腰が伸ばせるようになると、みなさんすごく美しい笑顔です。
加齢を乗り越えて元気に年齢を重ねることを、順天堂大学抗加齢医学の白澤教授は「サクセスフルエイジング」と呼びましたが、私は元気なだけでなく更に「ビューティーエイジング」でいきたい!!


真のビューティーエイジングは伝染するから、その人だけでなく、まわりも全部幸せになる!
そんなハッピーエイジングが目指すところかな。


さて、そんなハッピーエイジングのためにも、抗酸化、抗糖化、免疫力UP、DNA修復、女性ホルモン、成長ホルモン力アップ、ミトコンドリア活性、テロメア温存、神経伝達物質のグッドバランス、美しい背骨、長寿遺伝子をON!という10大鬼テーマを掲げているわたし。

これらは主に還元力や修復力ですが、その前にそもそも体内に入ると体に負担をかけて、酵素を無駄使いさせて、活性酸素を増やしてしまう「毒」を減らして、体の負担を少なくすることが大切です。


毒が少なければ、DNAもあんまり切断されませんし、その上抗酸化物質を摂取すれば、生きているだけで発生するような活性酸素を無害化し、傷ついたDNAを修復することも出来るので、余力は全部アンチエイジングのために使えます。



アンチエイジングのために、毒のない化粧品を作りたいんです。アンチエイジングのために、バリアを壊さない乳化剤を使いたいんですよね。

体内に入る毒の経路としては、主に口から、肺から、粘膜から、皮膚からとなります。
口から入る毒にもいろいろありますが、、、、


許可されてる化学合成添加物の種類は、日本ではなんと393品目もあるのです。
これはイギリスの約18倍、フランスの約12倍、アメリカの約3倍だそうです。


添加物における大きな問題は下記の2つだと思います、

●複合毒性が検査されていない。


●許可されている添加物が、あとから規制されることがある
検査されて許可された添加物が、実は毒性があったとか、発がん性が判明して、あとになって使用禁止になるということが時々あります。
ということは今OKでも、グレーなものも結構あるということ。


例えば、2005年の英国ガーディアン紙に、リバープール大学の研究者が、普通の食品添加物がいくつか組み合わさると神経組織の発達を妨げるように相互作用することを示唆する実験結果を発表しています。

実験に使われた添加物は、低カロリーの甘味料アスパルテーム、化学調味料のグルタミン酸ナトリウムと、人工着色料の食用青色1号とキノリン・イエローの4種類。
子供がおやつで食べるくらいの通常の摂取濃度を、神経細胞に曝したところ、神経細胞の成長がストップし、情報伝達が妨げられたそうです。
これらは1つ1つではそこまでじゃないんですが、結合すると細胞毒性が高まるそうで、食用青色1号とグルタミン酸ナトリウムの複合で4倍、キノリン・イエローとアスパルテームの複合では7倍になるそう!


上記は口から入る毒ですが、皮膚から入る経皮毒もあります。
例えば、パラベンという化粧品にたいてい入っている石油系の防腐剤があります。
人によってアレルギー性はあるけれども、今の使用量なら安全だということで使用を許可されているわけです。

しかし、2004年にイギリスの応用毒物学の「Jounal of Applied Toxicology」に発表されたレディング大学生物科学部のPhilippa Darbre先生の研究で、20例の乳がんの患者の腫瘍を調べた結果、すべてのサンプルにパラベンが見られ、そのうちの18例では多量のパラベン蓄積が見られました。
これは当時話題となり、多くのノンパラベンの自然派化粧品が誕生するきっかけになりましたが、乳がんの腫瘍部分にパラベンが蓄積しているからって、それが乳がんの原因かどうかは分からないじゃないですか。

ところがですね、今年の1月の「Journal of Applied Toxicology」誌に掲載された論文によると、レディング大学のPhilippa Darbre先生率いる調査チームの研究で、またもや参加した乳がん患者40人全員の乳房組織からパラベンが検出されたそうです。

この論文は下のリンク先で無料公開されています。
ヒト乳癌組織中のパラベン濃度の測定


もちろん、だからって、やっぱりこれが乳がんの原因かどうかの証拠にはなりません。
ガンでない女性での検証がされていないからです。
でも、だけど、、、


そもそもなんでこんなに、乳房の組織の中に化学合成物のパラベンが蓄積されてるんでしょう?
それ自体が気持ち悪いですよね?



パラベンとは、パラオキシ安息香酸エステルのこと。
あらゆる化粧品、シャンプー、食品にも入っています。
その仲間の安息香酸ナトリウムは、認証のオーガニックコスメにまで入っており、DNAへダメージを与えると言われています。

分子量500以下のものは、経皮吸収されることがありますが、経皮毒と呼ばれる有害化学物質エデト酸塩は292、ラウリル硫酸ナトリウムは289、プロピレングリコールは76で、非常に小さいサイズですから簡単に皮膚から身体に侵入すると言われます。

パラベンの分子量も150~230くらいでとても小さく、確かに経皮吸収しやすい成分。
パラベンは女性ホルモンのエストロゲンと同じ作用をして攪乱する環境ホルモンの疑いが強く持たれており、男性の性機能に悪影響を及ぼすとも考えられています。
パラベンだけが決して悪者ではありませんが、分子量が小さく吸収しやすいのに、あらゆるものに入っているため、蓄積されやすいのかもしれませんね。

そういえばアンブロシアさんで、環境汚染物質検査をした時、「パラベンの尿中濃度がすごく低い!さすが!」と社長の志賀さんに誉められたことがありました。
その時は「へ?あたりまえでは?」と思ったのですが、この乳組織のパラベンの蓄積結果を見ていると、私の濃度が低いのは、オーガニック生活のおかげかなという気がしてきました。

アンブロシアの環境汚染物質プロファイル(11項目)


そういえば、イタリアのマルケ工芸大学の海洋生物学者たちが行った実験で、海水1Lあたり1ppmの日焼け止めを入れてサンゴを飼育したら、4日で白化が起こることが確認されたことがありましたね。
白化が続くと栄養が吸収できずにサンゴは死滅してしまいますが、この実験では日焼け止めに含まれている、 パラベン 紫外線吸収剤数種類 が原因物質と特定されました。

1980年以降、海水温の上昇やオニヒトデの増加などでサンゴの白化は増えてきていていて、サンゴが死滅すると多様な生物も生きられなくなり、海の生態系に大きな影響があります。
ただでさえ大変な危機だから、その上日焼け止めでまで負担をかけたくないものです。



口からも、皮膚からも毒を出来るだけ入れない!
そして、いつまでもハッピーエイジングで!!



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Last updated  2012年06月08日 11時48分09秒
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