「ことば探し」

「ことば探し」

May 8, 2019
XML
カテゴリ: 人間関係について
《お知らせ》

■「4月の人気ベスト5」をアップしました。
 どんなことばか、見てみてくださいね。<(_ _)>
 ★詳細は→ http://www.kotobasagashi.net/kotoba/vest5.php

■女性のための相談室「楽になろっ!」開設しました。
人間関係、夫婦、恋人とのことで1人で悩み、
 辛く苦しくなっていませんか?

 メールを出して、ちょっとだけでも楽になりませんか。
 1回目のメールは無料。1回で取り戻される方も多いですよ~ 
 ★詳細は→ 「楽になろっ!」

■新年目標を書き込むカード、アファメーションなどに
 幅広く使える「無地のカード」好評発売中!

★詳細、使い方などは→ 「無地のカード」




ほめて育てられ、ほとんど叱られたことがない
という若者が増えている。


 へこむし、やる気になれません」
「私たちは、ほめて育てられたから、ほめられて伸びるタイプだし
 叱られるのは苦手です」
などと自ら言ったりする。

そんな若者ゆえに、厳しい扱いには非常に弱い。
厳しく注意されたりすると、傷ついたり、落ち込んだりしやすい。
まずい点を指摘されても、そこを反省して直そうという気持ちより
不快感の方が強く、反発する気持ちの方が勝る。
あるいは傷つきに耐えられずに逃走する。(略)

このような傷つきやすい若者は、
社会に出ていきなりそうなったわけではないはずだ。

厳しく叱られたことがない。
そうした、叱らない子育てや教育の結果、
傷つきやすい心がつくられてきたのであろう。
過保護なほどにやさしい保護膜に守られて育ったのに、
いきなり厳しい現実に投げ出され、そこに立ち向かえと



出典元 「「気にしい」のもやもやが消える方法」
おすすめ度 4.5
著者名 根本 橘夫


…………………………………………………………………………………………
 ■■※ まゆの「つぶやきコメントときどき解説」
…………………………………………………………………………………………

学校でも職場でも、注意すること、叱ることが
しにくい時代だということをよく耳にします。
叱るほとでもなく、注意するだけでも反発されたり、
相手のことを思って厳しいことを言ったりすると、傷ついた相手と
修復できず、挙げ句は訴えられることも増えているということです。
著者の榎本さんは、こんなことを語っています。

「今は傷つけるかもしれないが将来のためにあえて厳しくするやさしさは
 「傷はいつかは治るもの」とみなすことによって成り立っている。

 それに対して、絶対に傷つけてはいけないというやさしさは、
 「傷はいつまでたっても傷のまま残る」とみなすことによっている。

 ちょっと叱られたり注意されただけで「傷ついた」「許せない!」
 と言って訴えるような人たちは、傷つくことに耐えられないのだ。
 傷ついたら立ち直れない。

 そこにあるのは、「傷つきやすい心」であり、
 いったん傷ついたら、立ち直れないレジリエンスの低さである。
 レジリエンスとは、復元力と訳される。(略)
 心理学では「回復力」とか「立ち直る力」を意味する。

 レジリエンスの高い人は、
 厳しい状況に置かれ、気分が落ち込むことがあっても、
 心が折れることはなく、必ず立ち直っていく。
 だが、レジリエンスの低い人が多くなったのか、
 だれもが傷つくことを恐れるようになってきた。
 そのため、ちょっと厳しいことを言うと、
 「やさしくない」と反発される。(略)

 相手が将来困らないように、あるいは将来自信をもって、
 やっていけるように、今厳しく叩き込むというのは、
 やさしさではないのだろうか。

 それとも、今厳しくして反発されたりきまずくなったり
 しないように、まずい点も修正した方がいい点も指摘しないのが
 やさしさというのだろうか?」

「相手を傷つけないようにする」ことも大切と思いますが、
これから生きていくのに必要なこと、大事なことは、
叱る、厳しくいう、注意する、教えていくことも
大切だと、私は思うのですが、みなさまはどう思われますか?




■今日のおすすめ本

タイトル : 「傷つきたくない」気持ちの精神病理
著者 : 福西 勇夫
出版社 : 女子栄養大学出版部
おすすめ度 : 4


精神科医、医学博士でもある著者が書いた「傷つきたくないという心理」
の裏側にあるものをさまざまな角度から研究した本。

「傷つきたくない…」という気持ち、自分の中にも確かにあります。
そのための過剰な防御をし、そのための保身をしている自分がいます。
この姿勢が、今の子どもたちにさらに大きく反映されてしまっているの
かもしれません。

今の時代は、誰もが自分のことでいっぱいで、余裕がなくなっていると
思いますが、この本を読むと、それでいいのかと考えさせられます。


★もっと詳しい本の内容はコチラをどうぞ↓
target=_blank > 気疲れしない生き方



■「夫婦関係を考えるおすすめ本 33冊」はこちら↓
http://www.kotobasagashi.net/yomikata/books2.php

■「男女の違いが書いてある 必見!「20冊のおすすめ本」■」はこちら↓
http://www.kotobasagashi.net/yomikata/books2.php



■「ことば探し」メールマガジン(月~金)発行しています。
 「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
 コンパクトで、読みやすい構成にしています→ 「購読申込み」



■「今日のことば」毎月の人気ベスト5もUP↓
「2019年4月の人気ベスト5」



■アファーメーション700以上UP(毎日変わります)↓
「アファーメーションの書き方、アファーメーション種類」



■今日のことばの評価をお願いします。
 「ことば探し」の評価はこちらをクリック
画面、右側中央になります。 <(_ _)>






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 8, 2019 09:45:34 PM
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Comments

ジムに通い続ける@ Re:■言い返さないことのメリットとは(10/06) ジムに通い続けるの知りたいことは、0896…
聖書預言@ Re:■大切な瞬間に使う言葉こそ、とことん選ぶ(07/12) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
aki@ Re:■困らされたり、腹が立った新人 15項目とは(01/14) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

Profile

まゆ3281

まゆ3281


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: