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June 18, 2007
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カテゴリ: 散文詩
それがいつ 僕の胸に忍び込んできたのか

もはや 思い出すことなど できないけれども
気がついたら 僕の胸の中で
君がただ… そう… ただ 存在していた

なぜ 君の面影が 
僕の胸から 離れてくれないのか
この想いは
心の奥深くから 湧いてきて

ただ 君への想いがとめどなく
尽きない泉のように 湧いてくる

ただ 同じ空間にいるだけで
心 あたたかくなる
いつも目の端に 君がいる
君は 何も知らないけれども
僕は 君の事で頭がいっぱいだった
君の静かな横顔や 少しはにかんだ笑顔が好き
理由などなくて…
けれども そんなことは
胸の奥深くに 閉じ込めて

いつも君が 僕の胸にいてくれた

でも…
一度も 君と話すことがなかった
一度も 君と見つめあうこともなかった
君は一生そのことを 知ることはないだろうし

それはまぎれもなく
僕にとっての初恋であり
今まで感じたことのない感情だった

永遠に実ることのない恋だとしても
それは確かに
僕のなかに存在したものであり
今も鮮やかに
記憶の断片が息づいている



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

宮崎あおい主演の映画『初恋』というタイトルに触発されて、即興で書いた散文詩。

映画のタイトルを借りただけで、結局は自分の初恋体験をもとに、その時の気持ちを思い起こしながらといった感じになりました。

「圧倒的な片想い」という言葉は、谷村有美さんの「圧倒的な片想い」というタイトルからそのまま拝借してしまいました。
何だかこの言葉、自分に当てはまるようで、好きです。







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Last updated  June 21, 2007 01:13:40 AM
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