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2026.06.04
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テーマ: 読書(10016)
カテゴリ: 読書



「トロッコ」
芥川龍之介全集(第9巻)に収録されていて、読んだ。
田舎町のはずれの工場あたりに線路があり、トロッコで荷役をしているのを興味を持って見ていた少年がいた。ある時、作業員二人がトロッコを押しているのを見て手伝い、一緒に押し、一緒にのって、山を越え草木を突き抜けずいぶんと遠くまで行った…。
このような内容の話でトロッコに寄せる憧れ、作業員と共に押し、共に乗る高揚感。少年のこころをつぶさに描き、読んでいるこちらも何かしら熱に浮かされるような喜びを感じた。ところが、突然の終了、別離。寂寞とした思いを感じる。とても情緒的でしみいる感情が良く思えた。





「河童」
「河童・戯作三昧」 (角川文庫 あ 2-8) に収録されている「河童」を読んだ。芥川龍之介の晩年の作品の中で評価の高いものと知って読んだ。読んだけれど、何がいいのかわからなかった。河童の世界に行ってしまった主人公のなすすべのない境遇。その心。読むことに意欲を持ちすぎたのか、内容が入ってこない。読んではいるのだけれど、その世界に入り込めない。良さがわからないままの読了となった。





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最終更新日  2026.06.04 22:42:24
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