トヨタアクア ひとすじ

最近の熊による死亡事故について

写真で見る限り、ツキノワにしろヒグマにしろ、熊はたいへん可愛らしく見える。動物愛護派が言うように銃猟で殺すこともないではないか、という意見もわからないではない。しかし、冬眠前で食べ物に飢えていたり小熊がそばにいる時は荒々しく振舞う時もある。むかし起きた熊による死亡事故の記事も増えているが、人の食い荒らされ方は、言うに言えないようなかなり凄惨な事故現場であったらしい。人と熊との生活範囲の境界に緩衝地帯を設けて人と熊が共生するのが望ましいとの専門家の意見もあるが、整備のために多額の費用がかかるため時間が掛かり、即効薬にはならないのが実情である。熊が増えすぎているとの分析もあり、時間を掛けて熊の個体数をコントロールするしかないのか。コントロールとは、増えすぎた熊を駆除することを意味している。そうなれば本当に可哀そうに思える。人に危害を加える熊の駆除は必要だと思うが、何とか共生の手立てを考えてもらいたいと願っている。