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スプリングS当時の石橋ジョッキーのコメントを覚えているだろうか。あまり口数多く喋ってはなかったが、「今年こそこの馬で」という意気込みがひしひしと伝わって来ていた。あの感触に私は全て悟り心を打たれたものだ。従って、皐月賞◎はメイショウサムソンとした。近所のコンビニで知り合いの店長に「こういう人にG1とって欲しいねぇ」などとえらく講釈してしまったのだが、当時は怪訝な目つきで見られたものだ。使いすぎなどの意見もあったが、叩いて良化するオペラハウス産駒。タフな馬と見ているしそういったデータはあくまで目安として考えるべき。多少雨が降ったことも良かったと思うし、東スポ杯当時のフサイチリシャールとの差は現在では完全に逆転しているくらい成長している。それを見せたのが前回であり、並んで負けない根性の持ち主。坂上からドリームパスポートの急追にももう一脚を石橋ジョッキーは残していたし、腕が一流であることも証明した。アドマイヤムーンもフサイチジャンクも良いがアドマイヤムーンは共同通信杯から使いはじめなくてはならなかった理由が不明。本当に自身があれば弥生賞から使い始めるではないか。従って、皐月賞よりもダービーに意識があるのだと思われる。が、である。エンドスィープ産駒でG1の東京2400を持たせることの出来るスタミナはあるのだろうか。はなはだ疑問である。一応武ジョッキーが選んだのであればマークは必要だが前々で上手く回る馬がいた際には取りこぼしが考えられる。フサイチジャンクは前回の若葉Sでのレース振りからある程度余裕があったとは言えそこまで余裕があったのかとなると、アドマイヤムーンを選択した武ジョッキーの選択も正しいのではないか。いずれにしろフサイチジャンクとアドマイヤムーンは外々を回らざるを得なかった点が響いている。ドリームパスポートは内々で上手く回れたのもあるし、フサイチジャンクやアドマイヤムーンが外を回ってコースロスがあったこともあるし、メイショウサムソンと僅差のレースをしていること、前回先着を許したフサイチリシャールが崩れた点なども浮上の要因として考えられる。フサイチリシャールは前回のレース振りに距離不安が存在していることを私は認識していた。手応えの割りにG前伸び切れなかったのは休み明けである以上に距離的に1800Mがぎりぎりではないかということを発見してしまったのだ。
2006年04月16日