わたしのこだわりブログ(仮)

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2011年01月27日
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さて、お正月クイズを終えて、どこにいこうか悩んでいましたが、とりあえず棚上げになっていたサグラダファミリアの続き、バルコニーからの景色と工事現場を紹介しておこうと思います。

なかなか教会の建設現場は見られません。しかも天下のサグラダファミリアですから建設現場・・と言うより何をどう作っているのか? は興味ありありではないですか?

サグラダ・ファミリア 9 (鐘楼のバルコニーから)

サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia) Part 9
降誕のファサード、鐘楼のバルコニーから



サグラダ・フアミリア 51
ガウディ・プロジェクトによれば、教会がよく見えるように周囲は公園にすべきである・・とされていたそうです。

今回紹介すのはこの降誕のファサード側からの景色で、ちょうど正面の生命の木の裏あたりからです。

工事用エレベーターでバルコニーに・・・
観光用に現在使用されているエレベーターは現在右の鐘楼の中に設置されている工事用のエレベーターです。
上からの景色を見学したい場合は、最初に教会の入場券と共に購入する必要があります。なぜなら、 エレベーターは小さいので、混雑回避の為に登場時間が最初に決められる からです。
サグラダ・フアミリア 55
上が教会聖堂の入場チケット
下が上階行きのエレベーターに乗る為のチケット。
上のチケットには16:20~16:30と入っています。
従って時間調整して聖堂内部を見学してからエレベーターの方に・・。

エレベーターの前の床にはキリストのエルサレム入城の絵が描かれていました。
サグラダ・フアミリア 59

工事用のエレベーターなので一度に6人ほどしか乗れないのです。
サグラダ・フアミリア 60
帰りはエレベーターで下降してもよいし、鐘楼の螺旋階段で下りる事もできます。

エレベーターは鐘楼の中に設置されているようです。工事完成の暁には取り外されて鐘が取り付けられるのでしょうか?
サグラダ・フアミリア 66

荘厳さを表現する為にサグラダ・ファミリアは巨大な寸法に・・。
数々のピナクルや塔は中世の大聖堂のように、市のどこの建物よりも高く天に近づかなければならなかったと言います。
結果イエスに捧げられた 塔は170mに達し、4500m²と言う面積では14000人が収容 でき、完成した暁には高さ、面積、収容人数では他のどの教会もしのいで一番になる予定なのだそうです。

サグラダ・フアミリア 56

鐘楼内部は螺旋階段となっています。
サグラダ・フアミリア 57
鐘楼の音響は特に研究しつくされ、60個の鐘が吊される事になっているそうです。

サグラダ・フアミリア 63
鐘楼は2本一組で階段はそれぞれ逆方向で設置。

バルコニー・・木の裏に左右をつなぐ橋もついています
降誕のファサード 7

方位的には北東方面?
サグラダ・フアミリア 52
右下が池です。

生命の木の裏側から・・・下の正面の池からの撮影が最初の写真です。
サグラダ・フアミリア 53

ちょうど東方面に新ランドマークのビルが見えます。サグラダ・フアミリア 54
特にひときわ目立つビルが2005年に完成したスペインの水道局の所有するトーレ・アグバール(Torre Agbar)
余談ですが、ビルの形状からすこぶる評判が悪く、ライトアップも下品で評判が悪い。

あのビル群の向こうが地中海となっていて、奥のビル群あたりがコンベンションセンターのある地区です。

見下ろすと彫刻の裏側なども見えます。
サグラダ・フアミリア 62
ラッパをふく天使の頭上

たぶん愛徳の門の上、聖母マリアの戴冠をするキリストの像が設置されているブースの上です。
サグラダ・フアミリア 61

彫刻や飾りが間近で見られるのがメリットなのは確か。
サグラダ・フアミリア 65
バルセロナのどこからでも見られるよう名高さをもほこっているので、当然景色も絶景。
そして、いまなら工事風景も見ることができます。

西の受難のファサード側の鐘楼をつなぐ橋から
サグラダ・フアミリア 64

鐘楼の上のピナクル
サグラダ・フアミリア 67
イエスの12使徒に捧げられた12本の鐘楼の先端にはピナクルと呼ばれる25mにも及ぶ飾りがついています。
飾りは司教のシンボルである司教冠、杖、指輪がデザインされ、ヴェネチアングラスを砕いたモザイクで装飾され、各ピナクルには聖人の頭文字がきざまれているそうです。
(写真は表なので見えません。)

サグラダ・フアミリア 58

工事風景は次回にまとめて・・。

それにしても今頃、サグラダ・ファミリアの本が集まって来ていますスマイル
さすがに現地で売られている本は詳しいです。
ガウディはこの教会にキリスト教のシンボルの全てを集めた・・と言われています。
つまり教会そのものが聖書のようになっていると同時に象徴になるべく建設されているのです。
信仰もなく、ましてカトリックでない日本人にはサグラダ・ファミリアを本当の意味で理解する事は難しいかもしれません。

実際この教会に興味を持つ者は信仰者として、よりも建築物として、建設関係者が多いのかもしれません。

Back number
リンク ​ サグラダ・ファミリア 1 (未完の世界遺産)
リンク ​ サグラダ・ファミリア 2 (降誕のファサード)
リンク ​ サグラダ・ファミリア 3 (生命の木)
リンク ​ サグラダ・ファミリア 4 (未完の理由 と主祭壇)
リンク ​ サグラダ・ファミリア 5 (天井と福音書記者の柱)
リンク ​ サグラダ・ファミリア 6 (天井の立体幾何学模様)
リンク ​ サグラダ・ファミリア 7 (ステンドグラス)
リンク ​ サグラダ・ファミリア 8  (受難のファサード)
サグラダ・ファミリア 9 (鐘楼のバルコニーから)
リンク ​ サグラダ・ファミリア 10 (教会建設)






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Last updated  2021年10月31日 03時03分56秒
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