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横浜元町の通りからピンク色が見えましたので、チョロッと横に入ったら、大きな桜の 樹が沢山ありました。 この季節なので桜と分かりましたが、今まであまり意識していませんでした。 このまま坂を上るといわゆる山手の外人墓地なんですが、よく見たらここもお墓でした。 上から繋がっているのかな。 柵に手書き文字で、「生麦事件犠牲者の墓」と書いてありましたので、イギリスの方 のお墓でしょうか。 見事な桜の樹の下でキレイでした。 よく見ると、猫らがお墓でくつろいでいます。 このお墓、いろんなニャンコが出入りしているみたいで、この間も別のニャンコがくつろ いでいました。 居心地がいいみたいね。 真っ白のほっそりニャンコも何度か見かけました。 野良ちゃんたちなのかな…。 縞猫さんが一心不乱にお腹の毛づくろい。 黒猫さんも一緒に毛づくろいしていたんですけど、止めちゃいました。 桜とニャンコで、2度美味しいスポットでした。
2006.03.31
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今日は所用があってお休みをもらいお出かけ。用事が思ったよりも早く終わったので、 道草しました。 この間から気になるのは、やっぱり桜! この辺で桜が沢山咲いていそうな所といえ ば鎌倉かなと思い、一路JR鎌倉駅を目指しました。 平日だと言うのに、駅も若宮大路も結構な人。 学生さんは春休みなのかもしれませんが、そうでない人たちは、皆何をしている人 なのかな。 そういう私も自主休業ですが…。 段葛の桜並木を通って、鶴岡八幡宮へ。 地図で見ると、家から直線距離で10kmもないのですが、何となく鎌倉にはあまり来 ていません。 鶴岡八幡宮の敷地に入るのは何年ぶりでしょう。10年なんてもんじゃないです。 一度夕方薄暗い時に来てしまい、あまりに真っ暗で怖くて敷地に入れなかった思い 出があり、それ以来何となく怖かったんですね。 今日はちゃんと太陽の下なので大丈夫。源平池の周りは桜がいっぱいです。 ちゃんとデザイン?されている庭園なので、どこから見ても絵になってます。 すごいな…。 ここも人でいっぱいです。人が入らないように写真を撮るのが大変なくらい。 鶴岡八幡宮にお参りして、他の桜を探しながら散策。 どこに行っても人が多いので、私も他の人の写真に写りこみそうになってしまいます。 お昼を食べないで鎌倉に来てしまっ たので、とてもお腹が空いて、どこか で食べて帰ろうと思い、早々に駅の 方に引き返しました。 ちなみに朝も食べてません。( ̄∇ ̄;) 小町通もすごい人。 ランチタイムは過ぎていますが、お店 は混んでいそうです。 何となく江ノ電側の駅の方へ出ました。 こちらはあまり人がいませんが、食べ るお店もあまりありません。 鎌倉に土地勘は全然ありません。地図でも持って来れば良かったのですけど…。 食べる所を探しながら、フラフラ通りを歩いて行きました。 何だか観光客らしき人達は、いつの間にか全然いなくなってしまいました。 わらび餅屋さんの「こ寿々」がありました。 若宮大路で見たときは、店の外まで女性客の行列が出来ていましたので、寄らなか ったのですが、こちらはお客が2人しか入っていません。 で、ひと箱購入♪ そのまま歩いていくと、六地蔵がありました。そういう所は、昔、刑場があった場所ら しいので、ご挨拶して早々に通り過ぎます。 食べ物屋さんは見つかりません。 太陽の方向から西に向かっていることは分かりましたので、家の方角ではあるはず。 (家まで歩くつもりなのかい?) そのうち人通りのある通りが見えてきました。 「長谷観音○○m」「大仏○○m」という看板がありました。 長谷まで歩いてしまったらしいです。 この辺までは、なぜか家から自転車で遠 乗りしたことがあるのでした。 だからと言って道に詳しいわけではあり ませんが…。 何となく海を見に左折…。 曇ってどんよりした由比ガ浜でした…。 人もウィンドサーフィンの人がチラホラ。 お腹はもう限界なくらいに空いています。何か 普通のものでは満足できない感じ。 看板を見つけて懐石屋さんに…。 住宅地にある一軒屋みたいなお店でした。 敷居が高い感じでしたが、一人なのに、入って しまいます。 予約していないけどOKと言うことなので、やっ と昼食が食べられました。 もう、夕方だけどね。 松花堂弁当→ 食べたら、脳の血液が急に胃に集中したのか、ちょっと脳貧血に…。 その頃には、もう私しかいなくて、お店の人は奥にいるみたいでしたので、頭を下げて ジッとしていたら、間もなく回復。 良かった…。 お店を出ると日が差して青空が見えて いました。でも風は結構冷たい! ちょっとフラフラしながら、長谷駅へ歩き ます。 帰りはのんびり江ノ電で…。 何となく、かけっこに負けそうな速度 です。 窓からの海は、さっき見たときと違う海 の色でした。 疲れたけど、あまり鎌倉を見たって気が しないような…。
2006.03.29
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図書館に本を返却しないといけなかったので、夕方、ちょっとお出かけ。 日中は日が差して春らしいお天気でしたが、夕方になったら少し曇って、風も強くなっ て来ました。 近道しようと公園を突っ切りました。 この公園は大きな木が多いので、夏は日陰を求めて絶対にここを通るのですが、そ れ以外はお店の多い通りを通ってしまうんですね。 すっかり葉を落として枝ばかりに見える木々がほんのり薄桃にけむっています。 「もしかして、もう桜が咲いてる?」 あんまりチェックしてなかったけど、この公園はかなり大きい桜の木が何本もあるよう で、よく見ると、もう結構咲き始めている樹もあります。 今年は桜の開花が早いというけれど、なるほど、もう三分から五分咲きというところで しょうか。 まだ圧倒的に蕾が多くて、枝によってはもう花が沢山ついているところも…。 絵に描くとしたら、きっとこのくらい咲き具合がさまになるのかな。 満開の桜って、まるでお花のボールが沢山ついているみたいにフワフワですもんね。 次の週末まで満開を維持してくれるかしら。 私が仕事に行っている平日に咲き切っちゃったら悲しいです。
2006.03.26
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今日は宇都宮でお食事会。片道約2時間半の日帰り旅行です。 東京駅の東北新幹線乗り場は、いかにも旅行や帰省といった大荷物の人たちでいっ ぱいなので、普通のお出かけ用の小さいバッグ一つの私まで、何だか旅行気分が盛 り上がります。 思ったよりも、すぐに着いちゃいましたが…。( ̄∇ ̄*)ゞ 宇都宮駅の改札で待ち合わせて、バスで10分位移動、ランチはフレンチです。 それにしても公共施設にちゃんとしたフレンチ・レストランが入っているとは、すごいで す。 私のイメージでは、公共施設に入っているといえば、軽食しかない喫茶室とか、社員 食堂に毛が生えたようなお店とか…ね。(;´▽`A`` ランチのコースは、アスパラガスのサラダ、野菜の茶碗蒸しみたいなフラン、メバルの ポワレ、鴨のロースト、デザートはココナッツミルクがけのブラマンジェとベリー。 デジカメの設定がおかしかったのか、濃い色の部分にピントを合わせると、明るくなり 過ぎて、妙に白っぽい画像ですみません…。 ←いろんなべりーとブラマンジェ フレンチって見た目も可愛いですよね。 特にすごい材料を使わない場合でも、 さまになるんですよね。 「自分で作れたらいいのに」って、いつ も思います。 例えダイエット中で量が食べられなく ても、精神的に満足しちゃいそうじゃ ありませんか…。( ̄∇ ̄*)ゞ ところで宇都宮は餃子の街らしい…。すみません、疎い私は知りませんでした。 何でも餃子の消費量が日本一なんだとか…。 シュウマイ消費量の日本一は横浜なんですよね。 崎○軒のシュウマイ弁当のせいでしょうか。 横浜には中華街もあるし、人口だって日本一多い市なので、消費量だってそりゃ多い でしょう。 それを考えると宇都宮の餃子消費量はすごいかも…。 でも、その統計って人口比なのかな。 今、調べたら総務省統計局の調査でした。 一家平均の餃子消費量が、宇都宮は全国平均の倍近くありました…。 総務省っていろんな統計取っているのね…。 市の人口は関係なかったですねぇ。あたりまえ…? ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆ で、「餃子共和国」という餃子のテーマパークに連れて行ってもらいました。 昭和30年代風というのでしょうか、日本のある時代の街並みの中に、いろんな餃子 屋さんが犇いています。 そういえば、新横浜のラーメン博物館、未だに行っていないんですが、こんな感じなの? 芸が細かくて、レトロな看板や映画のロードショーの演目も餃子がらみ、オブジェや街燈 も、よく見ると餃子の形です。 肝心の餃子は、お腹がいっぱい過ぎて、味見できませんでした。( ̄∇ ̄;) 有名なのは「みんみん」というお店だそうです。 おみやげの餃子もたくさん売っているので、味見はお家に帰ってからすることにして、 テーマパークを後にしました。 さて、こちらがお土産の餃子。 さっそく焼いてみました。( ̄∇ ̄*)ゞ 宇都宮の人たちは口々に「普通の餃子 だよん」 と言ってましたが、やっぱり 美味しいです~っ! ちゃんとタレも付いて、美味しい焼き方 も書いてあって、親切なお土産でした。 買ってよかった!
2006.03.25
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今日は昔いた職場の人たちとのお食事会でした。 その職場が3月いっぱいでなくなることになってしまったので、そこに関わってきた人 たちが集まって思い出話に浸りました。 その職場にいたメンバーの中では私が一番若くて、もっとも年の近い人でも10歳は 年上です。 当然、平均年齢はとても高くて、ご無沙汰している間に鬼籍に入られた方も…。 今日初めて聞いてびっくりすると同時に何だか寂しい感じ…。 あと何十年かしたら、そういうことが増えてくるのかもね…。 年を取るって、そういうことなのかな。 大島弓子先生の「金髪の草原」みたい。 ちょっと、しんみり…。 今週はやけに飲み会&食事会が多くて、今日は三回め。明日も遠出してお食事会 です。 本当の年度末になる前に、集まっちゃえって感じなのでしょうか。 残業できなくて仕事たまってるんですけどね…。 家にいるのが大好きな私には、精神的+体力的にちょっと厳しい一週間…。
2006.03.24
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「オーラの泉」のエンディングの元曲と言えば分かるでしょうか。 何せアルバムが出た当時(80年代)でも、洋楽好きの友人達にすら「知ってる!」って言 ってもらえたことがなくて、ついに分かち合えませんでした…。 友人:「最近どんなの聴いてるの?」 私 :「“オーケストラル・マヌーバーズ・イン・ザ・ダーク”って知ってる?」 友人:「…」 (で、この話題終了) こんな感じなので、話が盛り上がらないこと、この上なしでした。(;´▽`A`` 「洋楽」って一口に言っても、好きなジャンルはいろいろですもんね。 いいのよ、別に…。 しばらく前にベスト盤が出ましたので、久しぶりに聴いて、あ まりの懐かしさに涙が出そうに…。 そうこうしてたら、TVからその曲が…。それが「オーラの泉」 でした。 Orchestral Manoeuvres In The Dark(オーケストラル・マヌー ヴァーズ・イン・ザ・ダーク)は、80年代イギリスの、いわゆる テクノといいますか、シンセを使ったエレクトリックなサウンド のバンド(バンドなのかな?)でした。 ずっと2人組なんだと思っていましたが、そうでもないみたい…。 “Joan of Arc (Maid of Orleans)”(邦題「オルレアンの少女」)は、3枚目のアルバム “Architecture & Morality”に入っておりました。(こちらでイントロだけ試聴できます。) あちら(オーラの泉)の方は、厳かなグレゴリオ聖歌風にアレンジされていて、イメージ違 いますが、やっぱりあの曲でした。 元の曲の方は、イギリス人がイメージするところの、天使と百合の旗を翻してジャンヌ・ダ ルク率いる中世の軍隊…なのでしょうか。 リズムが馬のなみあしの感じだし…。 テクノにありがちなピコピコ系の無機質なイメージとは違う、史実を元にしたストーリーを 持つ曲が多くて、この辺も多分に少女趣味な私の琴線に振れたんですかね。( ̄∇ ̄*)ゞ バンドのプロフィールはろくろく知りませんが、どのアルバム聴いても大好きでした。 でも、あまり売れなかったのね…。 あまりに長いバンド名も良くなかったのかしら…。 後にOMDに正式に変わり、ブレイクした「イフ・ユー・リーヴ」の頃から何だか路線変更 してしまい、私の好きなタイプでなくなってしまったので、足が遠のいてしまいました。 世間の人々は「イフ・ユー・リーヴ」みたいな曲の方が好きってことなんでしょうね。 一発屋だと思われてるみたい。 私の好みが特殊なのかとも思いましたが、番組のエンディング曲に選んだってことは、 この曲をいいと思う人もいるってことよね。
2006.03.20
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今日は同期の女子6人で、入社○周年記念のお食事会でした。 勤務している職場は全員バラバラ、仕事中に顔を合わせる機会は全くない職場です。 また、私がこの手のイベントにあんまり積極的に参加する方ではないので、随分と久 しぶりに顔を合わせた人も…。 私にとっては、まるでクラス会状態です。( ̄∇ ̄;) 会場は「加賀屋銀座店」、金沢の老舗旅館の銀座店です。 奮発して懐石のコースをいただきました。 先付けのいろんな貝のジュレ掛け、お椀は生湯葉真丈に生うに、独活がちょっぴり入 っていて春っぽいお味。 お刺身、一寸豆や飯蛸、擬製豆腐、筍の木の芽焼き(山椒の香ばしい香りがフワリと 鼻にぬけ、もうたまりませんっ( ̄∇ ̄+) 、鴨の治部煮、豆御飯と御付け、デザートは 牛乳白胡麻豆腐とフルーツ、お饅頭と抹茶でしめます。 (何なのかよく分からないので、端折っちゃった品々あり…(;´▽`A``) 器も凝っていて、視覚効果倍増です。 そして、これらが全部お腹の中へ…。 話し始めるとたちまち昔に戻ったようで、○年の時間を飛び越えてしまいました。 話が弾んで、予定より1時間半以上も長居してしまいました。 美味しいものでお腹がいっぱい、幸せでした。・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・
2006.03.19
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夜なので瞳孔全開! しかも何だか光ってるし…。 昼間のワニ目が、よくここまで大きくなるものだと感心します。 目自体が大きいので、瞳の大きさは一円玉くらいはあるんじゃないかな。 色といい、光り具合といい“ビー玉に似てる…”って、いつも思ってしまいます。 この画像、元のサイズはもっと大きいので(普通はそうですよね)、開くとパソコン画面 いっぱいの大きさになっちゃうわけですが、それを見た茶色猫が自分の顔だというのに、 凝視したまま顔が固まっちゃった…! しかも、凝視したままユラユラ体が横に揺れてるの。瞬きもしないで…。 一体どうしちゃったの? 呼びかけても目を見開いたまま…。 何か悪いもので憑いたんじゃないかと思いました。 白色猫の画像に変えてみると、ベッドの上に寝ている白色猫とパソコン画面に、交互 に目をやり、しばらく揺れていました。 匂いだけでなく視覚からも白色猫だって認識しているのですね。 時間にして5分程ですが、こんな反応初めてなので、結構長く感じました。 大猫でも現れたかと思ったのかな…。 ちなみにその白色猫の画像はこちらでした。↓
2006.03.18
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今日は仕事の帰りにデパ地下で夕食を物色。お腹が空いているうえ、お惣菜の種類 がとても豊富なので、目移りして困ってしまいます。・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・ メインのお惣菜を買って、デザートを探そうとお菓子売り場の方へ移動すると、何やら すごい人ごみ。 明日はホワイトデーだからですね。 いつもは女性ばかりのお菓子売り場に、今日は老若問わず、黒っぽいビジネスコートの 男達が群がっている…。(* ̄m ̄) お菓子業界の販促キャンペーンに踊らされちゃって…なぁ~んて見方もあるんでしょう けど、男の人達が、あまり馴染みのなさそうな可愛らしいスイーツいっぱいのお菓子 売り場で、奥様や彼女やチョコをくれた会社の同僚のために、プレゼントを選んでいる のを見ると、何だか微笑ましかったです。 ポッ…(〃∇〃)
2006.03.13
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お花を買うなら金曜日の帰りにと思っているのですが、残業でお店が開いている時間 に帰れなかったので、ご近所のお花屋さんへ買いに行きました。 一旦買い出すと、お花が何もないのが淋しいのです。 黄色と白のお花がいいなぁと思っていたんですが、ピンクのグラデーションが大半でし たので、またピンクのお花に…。 ガーベラ6本とチューリップ4本とスプレー・カーネーション2本で税込で900円ちょっと。 スプレー・カーネーションは丈を合わせて小分けにすると、結構なボリュームです。 ガーベラって、本当は何月のお花なのでしょう? 色が豊富でどの季節にもあるので、結局一番多く登場している気がします。 何となくタンポポに似ていますよね。茎もそんな感じだし仲間なのかな。 ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆ それにしても今日はすごい風でした。 春一番はもう既に吹いたそうですが、今日のような強い南風の方がむしろ春一番らし い感じがします。 ベランダのゴミ箱にスーパーの袋をセットして、抜いた雑草や切った枯れ枝、枯れ葉な んかを捨てていたのですが、気がつくとゴミ箱は突風で倒れたらしく、ベランダの床に 枯れ枝が散乱しています。 そして、それらのゴミを入れてあったはずのスーパーの袋がない!( ▽|||) とっくの昔にどこかに飛んで行ってしまったらしいのです。 昨日捨てたばかりなので、残りはそんなに入ってなかったと思うのですが、妙なところ に飛んでいって迷惑をかけてないといいけど…。 次からは、もっとキッチリ固定しておかねば。
2006.03.12
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随分前から気になるタイトルでしたが、何となく読まず嫌いをしていました。 この前、紀伊国屋の店頭にすごい量が平積みになっていたので、何事かと買ったの ですが、引き込まれて上下巻二日で読んじゃいました。 そして同時進行で江原啓之さんの本も読みました。 「オーラの泉」が大好きなのです…。( ̄∇ ̄*)ゞ なぜ、並行するかというと、寝る前に読む本、バッグに入れて電車で読む本とか、別々 に読むことが多いのです。 さて、『嫌われ松子の一生』は、存在も知らなかった伯母松子の殺人事件をきっかけに、 松子が住んでいた部屋の片付けを頼まれたことから、松子の壮絶な人生が少しずつ分 かってくるというストーリー。 キレイで爽やかな皆の憧れの若い中学教師が、ちょっとした判断ミスからどんどん転落 して、ソープ嬢や○クザの情婦、殺人を犯して刑務所にも収監されたり、あらゆる苦難を 乗り越えたと思ったら、今度は自分が殺人事件の被害者として人生を終える…。 何とも救いのないお話…。 この松子について、他の人の感想を読むと、「馬鹿な女」の一言で切り捨てられたりも します。 確かに賢い生き方とは言い難いですが、とても善良な魂の持ち主と思うのです。 でも、松子とは反対の、賢くて器用な生き方って何なのかしら? こんな人と一緒にいたら自分が不幸になると思うのって自己保身ですよね。 普通はとばっちりを受けないよう上手に立ち回って、危うい所に近づかないのが賢い 方法ですから。 でも松子は避けないんですね。しかも、誰も助けてくれないので、その結果(大抵は 良くない結果…)を一人ですべて受け止めているんです。 松子は、狡く立ち回ったり、騙したり、裏切ったり、頼ってくる人を見捨てたりなんてこ とは全然ないのですね。そして裏切られても、また人を信じることを止めないの。 学習しないといえばそうなのかも知れませんが…。 むしろ周囲の人たちの、逆境になると松子を見捨て、ひたすら自らの保身に徹する姿 が、松子とは相対的に浮かび上がってきます。 で、そういう人が世間では常識ある善良な人々として、社会的な地位を得たり、お金を もうけたり、家族を得たりして、それぞれ平穏に暮らしているのですね。 世渡り上手とか要領がいいということは、狡猾で、嘘つきで、良心的でない部分を内包 している気がします。うまく割り切っているというか…。 江原さん言うところのスピリチュアル的に正しいのは、たぶん松子の方なのでしょう。 どんなに最悪な状況に思えるときにも喜びを見出し、何事にも一生懸命で誠意を尽くし、 人を愛し、助け、間違いは犯しても動機は善意だし、人から蔑まれ、誤解され、裏切ら れ、騙されても、憎しみや恨みなどマイナスの感情を持ち続けることなく、泥にまみれて、 さまざまな体験をし、時には死にたいと思うことがあっても、乗り越えて生き続け、辛い 人生を全うして、あの世に戻る…。 まさにスピリチュアル的に正しいこの世の生き方ではありませんか。 お話の所々で、やさしく儚い魂だけになった松子の気配が感じられます。 生きているときには誰にも理解されなかった松子の一生の全貌が明らかになったとき、 裁判の傍聴席で、罪を軽くしようと言い訳する犯人に、たまらず抗議する甥。 死んでから初めて得た理解者に、松子の魂はとても嬉しく感じているようです。 たぶん、自分を殺した相手さえ、許してしまう人なんだろうな。 というわけで、偶然にも別々の本が合体して、スピリチュアル的な見方になってしまっ た感想文でした。 でも元々何気に宗教っぽい部分のある小説ではないのかな…。 例えば遠藤周作さんのような…。 5月に映画が公開されるようですが、どんな風にアレンジされているのでしょう? あの監督の映像は独特の美学があって大好きなんですが、あまりコミカルでないと いいなあと思います。
2006.03.11
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以前にも書いたのですが(参照「お気に入りのおもちゃ」)、うちの猫らがお気に入りを 扱っていたお店が、一年半ほど前におもちゃ部門を閉鎖してしまい、新たなお気に入 りも見つからないままになっておりました。 広島にあるシャイニング・ムーンというところなんですけどね。 遊び過ぎてもうボロボロ…他のだったら、とっくに捨てているところですが、代わりが ない…。お手上げでした。ヽ(  ̄д ̄;)ノ 先日、何気にそのサイトに行ってみたら、なんと、おもちゃ部門が再開しているでは ありませんか! もう早速購入です。ついでに他の商品も試してみることに…。 マタタビ入りコーンのぬいぐるみは、ねらいどおりに抱きしめながらケリケリするので 笑ってしまいました。いきなり羽をむしるのにはちょっとあせりましたけどね…。 でも、しばらくしたら飽きちゃったみたい…。 やっぱり動くものじゃないと、ダメなのかな…。
2006.03.05
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今日は久しぶりに新宿で開催している人形の展覧会へ行ってきました。 以前通っていた人形学校の作品展です。 いつも気づくと展覧会の時期が終わってしまっていたりで、もう何年も行っていませ んでした。 今年は事前に気づきましたが…。 私も以前は出品していましたので、展覧会の準備はそれは大忙しで、何度も会場に 足を運んだものでした。 人形達は静かに並んでいるけど、ここまでするのはきっと大変だったんだろうな…。 なんか準備の喧騒の残像が残っている気がします。 会場受付の当番の方は知らない方達でしたし、出品している方も知らない方達が多 い…。随分ブランクがあったことを実感します。 差し入れのお菓子なんかも持ってきてみたんだけど、知っている人がいてくれないと 唐突過ぎて渡せません。 作品を見て回っていると、聞き覚えのある懐かしい声が…。 先生が会場に入ってきて、スタッフの方やら来客の方と話しているのでした。 ふと顔を向けると、先生と目が会い、「懐かしい人が!」と声をかけてくださいました。 良かった!覚えてくださっていました。 久しぶりに見る先生は、白い髭が多くなっていましたが、相変わらずお洒落で、とても フレンドリー! 急にドキドキしながら、先生と軽~く言葉を交わして、お菓子も渡せて、会場を後にしま した。 本当はもっとお話したかったのですが、ドキドキして会話の継穂が見つかりません…。 ちょっと挙動不審になってなかったかしら…? あ、会場の写真撮らせてもらおうと思ったのに忘れました…。 ここのところは、元々大して持っていない体力・気力も仕事だけで使い果たしている感 じで、他の所へ回す力が残っていない状態です。それどころか全力出しても仕事に追 いつかないような気がする…。いつも疲れてるし…。 人形制作は恐ろしく手間と時間がかかるものですが、造っているときの、時間を忘れて 集中してしまうあの感覚も、もう何年も経験していません。 (20分位かと思ったら5時間経っていたことがあります。(;´▽`A``) 私もまた何か作りたいな、なんて思う今日この頃…。 ものすごく部屋が散らかるんですけどね。(笑)
2006.03.04
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