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今日の和菓子は「ハロウィンのかぼちゃ」。店売り用ではなく娘のリクエストで作ったほんの遊び心です。練りきり製。練りきりは粘土のように色も形も自由自在でいろいろ楽しめます。和菓子作りの講習を頼まれた時はたいてい練りきりにします。子どもから大人までそれなりにたのしめるので喜ばれます。
2006.10.30
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今日の和菓子は「ぷち和菓子」。先日紹介しましたが季節に応じて内容も変わるので再度紹介します。普通の店売りのお菓子の6~7割程度の大きさで作っています。今週のぷち和菓子は黄味しぐれ・みのり(練りきり)・栗きんとん・栗蒸しようかん・鹿の子餅・よわい草(きんとん)・優り草(練りきり)の7種です。素材や箱に詰めたときの色合いを考えてお菓子を選びます。
2006.10.28
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今日の和菓子は「黄味しぐれ」です。どこにでもあるお菓子だからこそ手間をかけて丁寧に作ります。しぐれは黄味餡にいら粉を混ぜて蒸すので蒸しあがると表面が割れます。割れた時に中の色が綺麗にでるようにまづ芯の小豆こし餡を白餡で包みます。いら粉を混ぜた黄味餡を二色用意して餡玉を二重に包みます。四重にすることで芯の小豆こし餡の色は見えず二色にした黄味餡の色が綺麗に出ます。最初に黄味餡をうらごすのもしっとり仕上げるための一手間です。しっとりとして口どけの良いしぐれです。
2006.10.26
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森博嗣の本を読み始めたのは去年の2月。偶然知り合った人のお薦めで読み始めたのがS&Mシリーズ。すっかりはまってしまって1年の間にVシリーズ、四季、短編集、迷宮百年の睡魔、女王百年の密室、スカイ・クロラシリーズと読んで今はGシリーズ。すっかり森ファンになってしまいました。この「少し変わった子・・・」はシリーズとは関係のない話ですが魅力的な文章はやはり森ワールド。不思議な物語です。森博嗣の憧れの世界なのかなぁ・・・。男心はこういうものに囚われるのかもしれませんね。
2006.10.25
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初めて伊坂幸太郎を読んだのがこの「死神の精度」。死神と死にゆく人との間の短い物語です。死神の仕事は突然訪れる死がその人にとって適しているのかを判断すること。様々な姿で死にゆく人の前に現れる死神はどことなく人間っぽくて惹かれるものがあります。初めての作家の最初の1冊はちょっとした運命ですね。面白いと感じれば次の1冊に繋がり、つまらないと思えばその作家の本を手にすることはないかもしれません。もしかするとこの第一印象で面白い作品を読み損ねているかも・・・
2006.10.23
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寝る前の読書は小さい頃からの習慣で、何か読まないと落ち着きません。特に好きなのはミステリー。中学で出会った江戸川乱歩に始まってドイル、アガサ・クリスティ、クィーン、ポー等等。ここ数年は宮部みゆき、東野圭吾。知り合いのお薦めで森博嗣、キング、伊坂幸太郎、恩田陸、歌野晶午。ちょっと古くて都築道夫、岡本綺堂。初めて読む作家の場合は新聞の書評で気になったり、誰かに薦められたりということが多いのですが本屋で偶然手にする事もあります。その場合は表紙や帯、解説、著者の略歴などを見て、数ページ読んで決めます。桐野夏生の本もこれが初めて。上下巻並べてあった表紙にやはり目が留まりました。そして略歴。あまり若い作家だとつい敬遠してしまいます。(年齢ではないとは思うのですが・・・)読み終えた後のすっきりしない感じも面白くて、もう少し読んでみようかなと思いました。
2006.10.21
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今日の和菓子は「よわい草」。よわい草は菊の別名。菊は国の華とも言われますがいろいろな呼び名があるようです。お菓子の名前では「優り草」というのもよく使われます。きんとん製で中は備中餡です。うちのきんとん生地はつなぎに伊勢芋の練り薯預を使っています。芋の風味が特徴です。籐の通しで抜いたきんとん生地を箸で餡玉につけて形にしていきます。簡単そうで芯をはずさないようにするのが難しい作業です。きんとんは色合い、通しの種類、通しの目の粗さで色々な表情がでる和菓子です。作る楽しさもあります。
2006.10.20
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今日の和菓子は「みのり」です。練りきり製で中はこし餡。もうそのまま柿です。そろそろ色づいてきましたね。でも今年は不作だとか・・・どうなのでしょう。
2006.10.18
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今日の和菓子は「銀杏餅」です。11月19日の裏千家『宗旦忌』(千家三代・元伯宗旦居士の茶徳を偲ぶ)に使われる和菓子。少し早いのですが祖父江の銀杏も出荷が始まりましたので登場です。道明寺製ですが氷餅で仕上げるものとはちょっと違います。どこがと言うのは秘密です。中は小豆のこし餡を白餡で包んであります。とてもあっさりした甘さのお菓子です。
2006.10.17
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地方の哀しさか近くのシネコンでは上映されない作品がけっこうあります。(これって切ない)春に封切だった「リバティーン」もそう。ジョニー・デップ大好きな私は電車で40分かけて観に行こうと思いつつ行きそびれてしまって・・・。そんな私の強い味方は地元の小さな映画館^^3ヶ月から半年遅れになってしまうのですがレンタルが始まる前に上映してくれます。上映期間は2週間程度。一日一回きりですが私にはとてもありがたい映画館です。小さな映画館が無くなっていく中、頑張って残ってほしい映画館です。DVDのレンタルもいいのですがやはりスクリーンで観たいです。
2006.10.16
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今日の和菓子は「鹿の子餅」です。練り餅の生地に粒餡を練りこんで鹿の子の柄を出しています。中は丹波大納言。とても口どけの良い餅菓子です。熱いお茶といっしょに寒い日にぴったりの和菓子です。鹿の角の焼き印で仕上げてあります。
2006.10.16
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今日の和菓子は「薯預饅頭」です。名前の通り薯(いも)を使ったお饅頭です。地域によって使う薯はいろいろですがこちらでは伊勢芋を使います。伊勢芋は粘りの強い芋で贈答品としても喜ばれ近年手に入りにくくなっています。薯預饅頭というのは和菓子屋の顔のようなものだと思います。洋食屋さんのハンバーグや洋菓子屋さんのショートケーキのようにそれを食べるとそのお店の格がわかるような存在です。薯・粉・砂糖そして餡。とてもシンプルな材料でできていますから素材の良し悪し、職人の腕がよくわかる和菓子といえます。このお饅頭のおいしいお店はきっとほかのお菓子もおいしいはずです。普段の店売りのものは季節の焼き印を押して仕上げます。この写真は「すすき」です。
2006.10.10
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今日の和菓子は「萩の露」です。葛まんじゅうなのですが中の餡に一工夫があります。こし餡を道明寺で包んだものを葛で包んであります。その道明寺に少し粒餡が混ぜてあって、その粒を萩に見立てています。とてもあっさりした甘さで他ではちょっと味わうことのできない絶品だと思います。この写真では半透明な感じがでていなくて残念。
2006.10.09
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今日の和菓子は「ぷち和菓子」。名前の通り小さな和菓子です。もともとお茶のお稽古用に小さな和菓子の注文があるのですがこれを洋菓子屋さんのプチフールのように色々詰め合わせると可愛いのではないかと思って始めたのが「ぷち和菓子」。通常の6~7割くらいの大きさであれこれ食べたいとおっしゃる女性の方やご進物に好評です。土・日限定で販売しています。
2006.10.08
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降り続いていた雨が夕方にはあがり、あきらめていた月を見ることができました。雨で空気が澄んでいたからかとても綺麗な満月でした。今日の和菓子は「里芋」。練りきり製で中はこし餡です。芋名月にちなんで里芋。リアルな形のものはあまり作りませんがこれは結構リアルです。焼き印でつけた線が里芋っぽいでしょ。こちらは外郎製の月見団子も丸ではなくて里芋の形なのですよ。
2006.10.06
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こちらは雨が続いています。こんな日は暖かいお茶で和菓子。気持ちがほっとしますね。今日の和菓子は「初雁」です。黒砂糖の葛饅頭。こし餡のあん玉の上に雁に見立てたゆりねをおいて葛で包みます。月に雁・・・明日は中秋の名月。天気はどうでしょうか。そういえば黒糖ってコーヒーとも相性がいいですね。一度お試しください。
2006.10.05
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今日の和菓子は「栗きんとん」です。秋の和菓子の代表ともいえるでしょう。栗と砂糖だけで炊き上げた栗餡をふきんで絞って成形します。形はお店によって様々ですがこれは栗の形をイメージしたものです。蒸した栗を荒めに裏ごしているので栗の粒の食感が楽しめます。販売期間 9月1日~11月初旬
2006.10.03
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朝夕急に涼しくなってきました。夜などは寒いくらいですね。今日の和菓子は「撫子」です。練りきり製で中はこし餡です。練りきりは粘土細工のように様々な造形を楽しむことができます。型で成形することもありますがこの「撫子」はひとつひとつ手で成形したものです。練りきりの赤い生地を白い生地で包んでやさしい色に仕上がっています。
2006.10.02
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