以前から言っているようにJALには生き残って欲しい。
というのは変わらないが、
同時進行的な話題で、
今日明日に新たな再建策が見つかる可能性もあるなか、
危険を冒して、
まだ言い足りないことを言いたい。
破綻の原因は、
全国98もある空港の多くに強制的に航路を開設しなければならなかったこと、 燃料費が高いジャンボ機を多く保有していることなど
だと思っていた。
でも、企業年金が 最大の問題であることが新聞でも指摘されている。高給を背景とした高配当の年金基金をOBを中心に組合が削減に反対しているらしい。
トヨタや日立など
「企業年金基金に相当な金額を穴埋めに拠出した」
というニュースを 何年か前に記憶している。
この企業年金部分は、本来は各企業(多分大企業)が、
厚生年金に上乗せして、退職後にもいい生活をできるように
というものなのだが、
大昔になんかの資格試験を受けるときに勉強したときには、
たしか4.5%とか5.5%とかの金利をつけるように運用しないといけなかった、、、はず。
この低金利時代に こんな高金利を保証させている国の無策に JAL労組・OBが付込んでいる。
という印象だ。
実際、繊維業界や、酒店業界の基金が、
いろいろな理由があるにせよ、解散しているというニュース(数年前)で見た。
かわいそうな目にあった、加入者の話も。
JALは今年前半にも銀行団などから資金支援を受けている。航空業界が大変なのは、インフルエンザや世界不況などの影響もあるのはわかる。
しかし、現在 JALのOBたちは、
高給を取っていたパイロットやスチュワーデスだった人が、
毎月30万円とか40万円の年金をもらっているという。
それを減らされるのは確かに痛い!
だが、JAL が潰れるより自分たちの年金のほうが大事っていうのは承服できない。
!!!
JALエクスプレス は JALより給料を下げて、
運行しているそうだ。
同じ仕事をしているのに!
ボクの 思っていることを言いたい!
何年か前に スイス航空が破綻した。
たしか、子会社の エアスイス がナショナルフラッグを引き継ぎ、
スイス航空は消滅した。
チューリッヒ空港でJALのカウンターを見た。
JALカウンターは閉鎖されていて、たった1枚の紙だけ張られていた。
「共同運航を含め、JALの飛行機は運航していない、
連絡はパリかどっかの営業所にお問い合わせください」
という木で鼻をくくったような紙だった。
ボクには関係なかったからよかったけど、
もし、JALでの帰国便だったらどうするの?
と 結構ショックに感じたものだ。
こんなことなら、JAL潰しちゃえば!
ANAは引き受けたくないようだから、アメリカの航空会社も及び腰のようだから、
JALエクスプレス に存続してもらって、必要な路線だけを引き継げば。
スイスインターナショナル みたいに
「JALインターナショナル」 って、ANALよりはかっこいいんじゃない。
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