御巣鷹山の悲劇 JALの労働争議 そしてナイロビの風景。
山崎豊子の 同じ題の小説を題材に この映画はできたそうだ。
ボクは原作は読んでいない。なんと200万部のベストセラーだったそうだが、
見ればわかるが、実在の人物が特定できる感じで、
配役されている。金丸副総理、三塚運輸大臣、当時のJALの経営陣、労組、
そして、被害者の遺族の方々。
社会派の山崎の真骨頂がでている。
これが映画化が何度も中止になった理由のようだ。
主役の渡辺謙は、会社にいじめられながらもナイロビに戻る。三浦友和は珍しくよごれ役、香川照彦もつらい役だ。
鈴木京香は、妻を演じきっている。
誰が悪い! って簡単な図式になっているが、
まあ、3時間20分の休憩つきの映画にまとめるのだから、
それは仕方がない。
wikiなどから巡回してみると、
山崎豊子も、だいぶいじめられたようだ。JALもその当時連載された週刊新潮を機内誌からはずしたり、
週刊朝日を使って、仕掛けたりしたようだ。
たしかにこれは最近流行のテレビ局には作れない映画だ!
最初角川映画 とテロップに流れたので、春樹さんの大衆迎合型かなと思ったが違った。
歴彦氏は、しっかりした映画を作った!
御巣鷹山は、記憶にまだ残っている。
JAL問題は、現在進行中だ。必ずしも労組問題を理解できたとはいえないが。
ナショナルフラッグを盾にしたJAL経営は、まだあとを引いている。
原作では、アフリカ編が上下2冊だそうなので、
これを独立して映画化して欲しいなあ。
象やキリンと隣接した生活!
象を狩って、象牙を飾る部分は、この時代見たくないカットだった。
まあ、アフリカ編は、小説も読まなきゃだめかな。
舞台は、30年位前で、一部には実在しない人物も入っているそうだが、
映画だから、目くじら立てずに見て欲しい。
わざわざノンフィクションではありません、とテロップも入れられている。
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