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2003/12/02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「初めて働いたのはディズニーランドなんですか?」と聞かれることが多い。


高校生の時は、平日の夕方と、クリスマスから年末は必ず「魚屋さん」でアルバイトして働いていた。

先輩のお手伝いがきっかけだ。
今考えれば、サービス業のデビューは魚屋さんである。

初めのうちは大嫌いな仕事だった。
何といっても、手が冷たーーーーい!

魚は氷水の中にいるから、
お客さんに「それ頂戴…」と言われて氷水に中に手を入れる。


すると、
「うーん、それじゃなくて、そっちの下のやつ頂戴」…と残酷な一言。

そんなこんなで毎日一回は手がかじかむ。

しかし、それを過ぎると暖かくなってきて、冷たい水もへっちゃらになってしまうから、人間の身体は不思議だなぁと思った。

一番苦手だったのは、
「いらっしゃい!!!!!」という、あの威勢のいい挨拶?というか、かけ声ができなかった。

おやじさんにいつも「何言ってるのかわかんねぇよ」と言われていた。

それでも一年もすると大きな声で
「いらっしゃい!!!」くらいは言えるようになった。

このように、魚屋さんで学んだことはたくさんある。
あの威勢のいい挨拶。

魚の包装の仕方。
金銭のやり取り。
そして、何と言っても「市場価格」である。

同じブリでもその日で市場の卸値が違う。
それを仕入れてきて、さしみにしたり、切り身にしたり…で陳列棚に並べる。


ここからが腕の見せ所で、必ずブリをおすすめしたり、ちょっとずつ値段を下げたり、他の商品とセットで買ってもらったり…と、時間ごとにセット商品と値段が変わる…ということが新鮮だった。

たかが一年先輩は、同じ時間で同じ商品でも約2倍も売上げていた。
今考えれば、それが悔しくてモチベーションになっていたのかもしれない。

商売って凄いなぁと思った。
真剣勝負である。

はじめて
「今日は、お前はブリを担当しろ!」とおやじさんに言われて、
夕方にちゃんと売り切った時は17才の高校生でも少し鼻高々だった。

社会人になって、年末の仕事が一杯になってきて辛くなってくると、ブリを売り切った頃のことを思い出したりして頑張ろうとするのだから、体験というのは財産である。

…ということで、年末に近づいてくると、お魚屋さんが気になって仕方がない今日この頃。





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Last updated  2003/12/04 01:42:47 AM
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