レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2004/02/27
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カテゴリ: カテゴリ未分類
20~10年前はスキーがブームだった。


その後、ゴルフが来て、ダイビングなどもあった。
それから、忘れてはいけない「テーマパークブーム」も…。

そして、近年は温泉ブーム?である。
それと、食のテーマパークブームもあるし…。

ブームをどう捕らえるか?がこの業界の難しいところである。

ゴルフ場やテーマパークなど大型物件の場合、
ブームが去ると、本物だけが残る。



「閑古鳥が鳴いている」といっても、
実際にはピーク時の6割くらいは来ているらしい。

つまり、元々スキーが好きだった人、ゴルフが好きだった人たちが
今まで通りプレーしているわけだ。

好きな人たちは、大混雑がなくなって、
「あーあ、よかった」とプレーを満喫してる。

そう考えると、ブーム分の人たちに振り回されないで、
「好きな人たち」をしっかり見据えて商売をしていればよい、となる。

または、始めからブーム分をターゲットにして、バシッと戦略的に商売して、
ブームが去ったらすぐに退散する…ような事業計画にするか?
二つに一つ選択すればよい。


ビジネス用語やスキルがいくらでもあるのに、
結局は使うときには「感情」や「勘」、それに「偽者情報」が入り込んでくるから
段々と複雑になってくる。

女性男性の区分も少々乱暴ではあるが、
ブーム系に走る時にの特徴に

女性のマーケティングなるものが参入してくることがある。
多い。
これに踊らされてはいけない。
要注意である。

これを「ブーム分」としっかり理解して取り入れるならよいが、
なんでもかんでも女性の意見…は危ない。

意外に思うかもしれないが、
レジャー産業の根幹を支えているのは、男性ユーザーが多い。
男性特有の「趣味」へのこだわりが支えているようだ。
皆、大変長く趣味を続けるからだ。
だから「おたく」も多い。

今や日本が世界に誇るアニメも
このおたくたちが支えに支えてきた。

いずれにしろ、
これはこれでそれぞれの事業の経営基盤として大変重要である。

食べたいものを我慢しても「釣り」に行く人。
晩酌を我慢してでも「ゴルフ」や「スキー」に行く人。
…なにしろ好きで好きで堪らない人たちである。

ブーム系に走りすぎると、本来好きだった人たちを逃がしてしまうことになる。

スキー場で典型的だったのは、
「女性はこういうメニューがないと…」
「女性はトイレが…」
などなど、某有名女性コンサル軍団に指摘されたことは全てやった。

ところが、数年しないうちに来場者は激減した。

それを指摘すると、答えは
「ブームが去ったからです」とのこと。

瞬間的なブームに対して過剰投資だったので、
その配慮が欠けていましたね、と指摘すると、
「元々何をやってもダサいゲレンデでしたから…」
とめまいがするようなコメントを聞いたことがある。

元々ブームとは関係ないゲレンデです、とハッキリ言えばよかったはず。
そうすれば、今まで通り、スキー愛好家だけを相手に商売しましょう、でよい。

ちょっとの浮気心を抑えれば、
愛好家の方々は下手すれば30年くらいスキーをする。
超ハードユーザーである。

そこのスキー愛好家の人たちは
従業員食堂のおばちゃんの作るトン汁とおにぎりでよかった。
それよりは、ゲレンデの雪質を上げて欲しい…と願っていた。

ところが、トイレやカフェの改造にやたらにお金をかけ過ぎて、
ゲレンデのメンテナンスにお金が回らなかった。

数年して、両方を失った…という、
笑い話にもならないようなことがたくさんある。

どの業界にもブームらしきものはある、
その前後の判断のさじ加減が難しいのかもしれない。

インターネットやメルマガの登場で、
さわに訳がわからなくなってきている企業も多い。
踊らされてしまいがちになるから要注意だ。


そういえば、
楽天をはじめとする、HPやメルマガを使ったビジネスのあり方なんかも、
対象に入るのかもしれない。

人によっては、
本業を畳んで一気にメルマガ→出版→講演会のパターンに移行したり、
それを見て、心の中で慌てている人もいたり…。

これからは、自分たちの事業周辺で
ブームが来たときにどのように付き合っていくのか?が
大事ですね。





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Last updated  2004/02/28 01:55:34 PM
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