レジャーサービス研究所(東京&上海)

レジャーサービス研究所(東京&上海)

PR

Profile

レジャ研所長

レジャ研所長

Calendar

Archives

2025/11
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

たかが楽天~「あっ… bmjapanさん
春にして君を離れ ぽち.さん
失敗?成功?教師辞… 教師辞めて上海【のむてつ】さん
■Lifenaviの幸せの法… lifenaviさん
Dr.さんだの売れる発… さんださんださん

Comments

背番号のないエース0829 @ デパート 「沖縄りうぼう・SNOOPY」に、上記の内容…
マイコ3703 @ キーワード検索でたどり着きました☆ ブログを見ていると、時間が経つのも忘れ…
山本1998 @ Re:観光産業の緊急課題は外国人の給与改革!(07/18) アフィリで稼いだ楽天キャッシュはどうし…
2004/03/07
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
我々外国人の上海での移動の手段は、なんと言ってもタクシーである。

腰が引けてしまってなかなか乗ることができない。

それと少し地下鉄や鉄道がある。

人口が1600万人の都市であることを考えると、
なんとも足腰の弱い印象を受ける。

上海には人がたくさんいる…と、
よく聞くし、マスコミの報道にも多いが、
冷静に見渡してみると、こうした交通機関の影響が大きい。


2倍くらいに感じる。

その正体の一部は、こうした交通機関にある。
(僕はそう考えた)

日本では、特に東京の場合、完全に把握している人が少ない…
と言われるほどの地下鉄やJR,私鉄などの鉄道網があり、
バス路線も充実している。

移動がスムーズな分、上海よりも混んでいる印象が少ない。

また、自動車も東京の方が多いはずだが、
自動車に乗っている、つまり稼動している時間が上海の方が長い。
駐車場の問題などもあり、路上に出ている台数自体が多い。
なので大変渋滞する。


混み具合を左右している。
(原因の一部として)

そんな上海の中を歩いていると、交通ひとつとっても
日本と中国と米国のそれぞれの考え方や取り組みの違い、
それと弱みに気がつく。


(ここでは特にカリフォルニア州)
それにはしっかりとした戦略があって、
1900年代半ばに鉄道会社が「そろそろ電車にしよう」と動き出した時、
「いや、電気の供給が大変だからディーゼルにしたら…」と
自動車メーカーが働きかけた。

おまけに、「なんならディーゼル車両はタタであげるよ」と。

鉄道会社はコレに飛びついた。

これで自動車会社はシメシメで、勝負はあった。

鉄道をディーゼルにしておくうちに、
大量生産のコストダウンで大急ぎで自動車を普及させた。
それにあわせて高速道路もバンバンできた。

気がつけば、速度の遅い電車は段々とお客さんが遠のいて行った。
赤字が増えていく。
とは言っても、今さら新幹線を走らせるのは無理。
インフラを作っていなかったからお話にならない。

ますます自動車王国をひた走ることになる。

ところが、ここにきて、広い米国も都市部はそろそろ限界で、
「どうしよう?」と試行錯誤が続いている。
大渋滞の時代がやってきた。

電車にしておけばよかった…と、
ひそかに昔の怠慢の擦り合いが各地で起きている。

上海は、中国が世界に誇る国際都市造りまっしぐらで、
何しろビルをバンバン建てた(現在進行形)。
見た目の大変化を大切にしている。
これには色々理由があるが、
発展が誰の目にもわかりやすいことが重要。

度々世界各国に報道させていれば、世界中から投資が集まりやすくなる。
(この効果は絶大だった)
そして、その通りになった。

優先したのはそっちの方だから、交通機関、つまり足腰が弱くなってきた。
ビルは投資が集まりやすいが、
鉄道はどこも国家事業である。

そこで、また目立つことからで、
リニアモーターカーがその典型である。

未だわずか8分の乗車しかない路線が、
庶民の足代わりになるはずもない。
観光名所としての役割は十分に果たしているが…。

そして、、地下鉄の本格的な整備が始まった。

その間に、自動車が急激に増えているので、
とりあえずは、都市部の車の乗り入れ規制で凌いでいる状態である。
(大雑把な僕の見解として)

しかし、電車は簡単ではない。
造るのは簡単だが、電力を喰う。

ただでさえ短期間に増え続けたビルのお陰で電力が不足気味なところに、
電車を東京並みに走らせるには、
ダムや原子力など、とにかく電力を!が今の上海である。
(それと水も)
これまた大変な事業である。

日本は、戦前も戦後も鉄道に心血を注いだ。
日本全国に鉄道網を完成させた。
(世界唯一)

新幹線もある。

国内の移動は、飛行機も新幹線も高速道路も…と、
「お好きなものをどうぞ!」という、
夢のような移動手段を得てしまった。

ただし、夢の裏側は税金のタレ流し状態で、
国鉄の赤字は本当はどうなっのか?
高速道路は、あんなに高くてなぜ赤字なの?
(経済学部卒はたくさん働いているはずなのに…)

世界最大のGDPを誇る都市東京へのアクセスが
都心から50km以上はなれた成田空港のままでいいんですか?
関空ができたのに、伊丹空港は閉鎖しないんですか?

…などなど、これまた完成の裏側には
気の遠くなるような問題の山済みと借金地獄が待っていた。

ということで、
どこも皆、それなりに足腰がこっている。
痛いところはそれぞれだけど、共通しているのは
足腰が痛いこと。
(弱いこと)

教訓としては、
図体が大きくなるのに合わせて足腰は鍛えなければならない。
けれど、足腰ばかり鍛えすぎても上半身が貧弱もダメ。
何事もバランスが一番で、それが健康体ということ。

僕は明日は「足の裏マッサージ」に行けばいいんですが、
国レベルのマッサージも誰か発明してくれませんかね?
スキッとするやつを…。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004/03/07 02:34:33 AM
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: