レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2004/12/09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「人件費をもっと下げろ」と、人件費という言葉を見ない聞かない日はないくらいですね。


けれど一歩引いて考えてみれば、
「人件費をもっと有効に使いなさい」という指示や記事があってもいいのにな、と。
つまり売上を上げることです。
売上が少ないから人件費が高くみえる…当たり前ですが。

レジャー施設なんかでは、いつも現場の人件費ばかりにスポットライトが当たります。
それでバンバン削るわけです。
削るというのは、アルバイトパートさんの解雇や勤務時間のカットです。


意外にぬるま湯だったりします。

よく見ると、夕方の6:00頃には帰社してたりします。
課長部長級です。

その割りに、たまに受注した団体のお客さんから
「サービスがいまいちだった」との
報告が入れば、「もっと徹底的に教育しろ!現場の連中はなにやってんだ!」と。

現場は「絞った雑巾を乾燥機にかけたくらい」に削っているわけで、
ここまでくると、営業、広告、宣伝部門をなんとかしなさい、
ということなんですけど、そういう部署って結構アンタッチャブルなんです。

役員ですらなぜか腰が引けてたり…。

こいうい部門の人たちって実は教育されている人が少ないんです。

「経験と人脈で…」みたいな世界が広がっています。
だから余計に「触るな!」的雰囲気が漂います。

人件費で大きいのは当然幹部たちです。
それを指導管理できないままなんとか現場だけコントロールして
経営を立て直そうとするところに無理があるし、


年収1000万円もらっているなら、
それに相当するだけの社内コミュニケーションをみせて頂きたい、
仕事で腕を見せて欲しい、と
部下たちは思っていても口に出せないわけです。
黙っていわれたとおりアルバイトさんを解雇するしかない…。

なんとも残酷な気さえしてきます。

それに、こういう部門の実態を全部オープンにしたら…
例の元NHKのプロデューサーみたいなことがゴロゴロしているのかもしれません。

現場の運営とかサービスというのはトレーニングすると向上しますが、
最もうまくなる秘訣は「お客さんをたくさん呼ぶこと」です。
暇な施設では実力の発揮のしようがありません。

多くの第三セクターでは、
こうしたアンタッチャブルを頑なに維持したまま潰れていきました。
上層部の人間関係の方が大事なんですね。

失敗の原因は全部が全部、景気や天候のせいばかりではないんです。
せめて、予算を預かる責任者として権限ばかり振りかざしてないで、
責任もセットにして頑張ってもらいたいものです。
人件費がかかっているんですから…。

レジャーサービス業の弱点は「本部、本社」なのかな…と。
今こそ「闘え本部!」ですね(笑)。
(本当は「闘え本社」。懐かしい…)






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Last updated  2004/12/09 10:58:22 PM
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