レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2005/03/20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
成田から上海に向かう機中で、


北京の大学を卒業後、慶応大学へ留学。
某商社に勤務。
その後、米国に渡りMBAを取得。
そのまま某石油系企業のアジア支局へ就職。
その後、独立して北京と上海(事務所)と東京とLAにて企業。

…と、まぁ大したものだなぁと。

けれど、不思議な人で、

受け答えも質問も穏やかでじっくり考えてから話す30代の好青年だった。

無駄遣いもしない。
その証拠に、大金持ちなのに僕と同じ<エコノミー>であった。

こちらの仕事も根掘り葉掘り聞かれ、
大変ユニークで大事なビジネスだと太鼓判を押して頂いた。
(特にこれからの中国にとって…)

さて、そんな彼にお手本になるビジネスモデルはあるのか?どうか?
聞いてみた。

すると答えは…
「ない!」だった。

かつては日本がお手本だったらしい。

留学もした。

けれど、よくよく調べていくとその実態(儲けの仕組み)は
あまり好きになれなかったらしい。
(国民はいい人だと、念を押していた)

「なぜですか?」

確かにGDPで世界二位でトヨタも世界のトップ10に入ってきた。
製造業では快挙である。
その他、多数、高収益な会社がある。

しかし、別の視点で検証すると
<サービス残業王国>である、と。

仮に働き盛りの人々が毎月50hのサービス残業をしているとする。
(賃金の発生しない残業)
(実態はもう少し多いらしい)

日本の95%は、大企業の下請けの中小企業だから、
約2000万人くらいはサービス残業をしているらしい。

そせに正社員分の残業代に換算していくと、
なななんと、年間で約30兆円くらいになると。

つまり、世界の各国のGDPランキングでみても、
サービス残業の合計だけで
ロシアやオーストラリアよりも上位になってしまう。
(この辺の詳しい説明は長かったのでカット:笑)

なにしろ、台湾と同じくらいだ、と。
しかも、全部利益になる!

これでは儲かって当たり前だから、
<ビジネスモデル>として真似するのをやめた、とのこと。

つまり、大企業が収益を得るために、
信じられないほどの膨大な犠牲が未だ存在するのだから、
とても完成されたモデルとは言えない、と。

そういうモノの視点にビックリした。

日本の工場やサービス現場の生産性は大変すばらしい。
おそらく世界一である、と。

ところが、ホワイトカラー(オフィスワーカー)の生産性は
見るも無残にひどいのではないだろうか?と聞かれた。

中国では、サービス現場のトレーニングが重要だけど、
日本ではホワイトカラーのトレーニングを徹底的にやったらどうか?
と言われた(笑)。

凄い提案だ!と驚いていると、
何気にちゃっかりICレコーダーで僕たちの会話を録音していたから
二度ビックリだ。

けれど、
「このあなたとの会話を社員に聞かせたい。いいですか?」
と許可を求めてくるあたりは、やはり紳士な人だった。

「別に構いませんが…参考になりますかね?」と聞くと、
「なります!」とキッパリ。

聞くところでは、
普段から人との会話や議論はできるだけ録音して、
部下に聞かせるようにしているらしい。
(もちろん許可を取って)

教科書よりライブを重視したい、と。

それにしても、凄い人材がいるもんです。







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Last updated  2005/03/27 06:06:46 PM
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