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2005/06/02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
改めて本棚にある本を眺めて見ると、

(他人のも…)

先日、本屋に立ち寄って20代半ばくらいの人たち3人が
ビジネス書のコーナーであれこれ本を手にとって話しているのが聞こえてきた。

それは、まさに20代後半ー30代前半の僕の姿だった。

当時は、いわゆる<管理職>になって気合が空回りで
何をしても<カスる>状態だったので、
(部下に相手にされないし、上司にはあてにされない…:涙)


それでバンバン買い込んで勉強した…はずだった。
ところがある日、師匠と仰いでいたHさんが、
僕の持参する本をみて、
「いつも所長はいろんな本を参考に見せてくれるけど、
あなたが重症であることがよくわかったわ」と言われた。

「へっ!?なぜですか?」

「だって、これって自分の上司やクライアントの管理職に対しての
不満を確認しているような本の選び方よ」と。

そう言われて冷静に考えてみると、
「経営者の条件」とか
「こんな管理職は…」

のようなタイトルの本ばかりになっていた。

本当は、僕個人の啓発のために始めた読書が、
いつも間にか、
「ほーらね、ここにも書いてあるでしょう」
「だからみなさんはダメなんですよ」

と言わんばかりに、
周囲のおじさん管理職や経営者に対してのあてつけのごとくの
読書に変わっていたのだ。

そこでH先生は
「本当は、上司がどうのではなくて、
その上司に意見を聞いてもらえるようになるための本を買って
勉強するはずだったんじゃないの?
なんか嫌味な読書になってない?
他人のアラを確認するためにお金使って何が楽しいの?
あなたは今、ねじれてるわね」と
単刀直入だった。

「世間で言われる、
上司が部下の意見に耳を傾けている、傾けていない…
とかに踊らされてはダメよ。

考えて御覧なさい。
あの部長だって、部下が25人もいて、
クライアントや取引先が50社くらいあるでしょう。
部下一人当たりに耳を傾けられる時間なんてそんなにあるわけないでしょう。

だから部下であるスタッフ方が、
短い時間でスパッと意見や提案ができるスキルを身につけなければならないのよ。
これは別に部長のせいじゃないの。

あなたは部長をやったことがないからわからないだけ。
そんなあてつけのための本を読むくらいだったら、
コミュニケーションでもほうれんそうでも、
そういう<自分ごとの本>をしっかり読んで練習しなさい!」
と、おっしゃって頂いた。

もうなにも言えないほど当たっていて、
ひどい時は、本田宗一郎氏のことを持ち出して
「それに比べてあの社長は…」と考えたりしていたのだから…(汗)。

それに気がつくとH先生は
「そうでしょう。それはたまらないはずよ、社長たちも。
それを言ったら、経営者たちが32歳の所長とホンダの桜井さんと比べて
所長は語学がまるっきりダメだ。
それと集中力も桜井氏に比べて1/10しかない…とか。
それと…○△×■、とやられたら嫌でしょう?同じことよ」

そうです。
一時期はこのように<嫌味な読書家>だったんです。
あのようなスーパービジネスマンたちと比較されては堪らないと思いました。
読書の仕方に心理状態が透けてしまうんですね。

それ以来は自分にとって等身大の本を中心に読むようになりました(笑)。

…ということで、
「若者たちよ、自分のための本を買ってくれ…」
と心の中で叫んでみた(笑)。





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Last updated  2005/06/09 02:14:24 AM
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