レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2007/09/24
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テーマ: 中国&台湾(3326)
カテゴリ: 集客




恒例のごとく、
チェックイン時にどんな荷物をどのくらい預けるのか?
のチェックしてみた。

「すっすっ凄い!(汗)」

北京便だから、当然、中国人観光客が多いわけだが、
その預ける荷物の量が…(汗)。

よくもまぁこんなに買い物をして下さいました、と頭を下げたくなるほどで、
バンバン追加料金を徴収されてました(笑)。


明らかに電化製品。

その後、出国手続きをした後に、まだ時間に余裕があったので、
DUTYFREE周辺の視察をした。

そこでも…買う、買う、買う…。
「なんでこんなところで正価で買うの?」と言いたくなるほどの
豪快な買い物ぶりでした。

一人でDUTYFREEの袋3つ分も買っているご夫人もいらっしゃった。
会計時のレジを見ていて
素直に「こりゃ凄い!」と呻いた(汗)。
(その団体客の合計だけで優に100万円を超えていた:汗)

こちらの買い物は、明らかに、知人友人へのお土産で、


時計、香水、口紅、タバコ、ファンデーション、デジタルカメラ…など。
もうカードでバンバン買ってました。
もちろん、JALの機内は、北京に行く中国人の人々が多かった。
(どうせ日本に行くならJALを使いたいらしい)

反対に、出張で中国に通う日本人が

(経費削減のため)

ある団体の調査では、
中国人観光客の一回の訪日(平均約3泊4日前後)で、
代理店に支払う、エアチケット&ホテル代以外に、どのくらい日本でお金を使うのか?
の調査があった。

その平均は20万円を超えていた(汗)。

同じ泊数でも、日本人の場合、下手すると1/3~5程度だから、
高単価な観光客であることがわかる。

まぁ、そんな平均値を眺めなくても、
こうして実施に買い物しているシーンを観察すれば、誰でもわかる。
なんでもライブで見るのが一番だ。
能書きはすっ飛ぶ。

そんな事実に、今頃気づきだした施設が多い。
あわてて、中国語、韓国語のHPを作成したり、
店頭のPOPに中文を加えたり。

数年前、ある企業で中国人観光客対応の提案をしたことがあるが、
「ピーチクパーチクうるさいから呼ばない」とかなんとかで、
結局、見送ってしまったが、
今になって、大後悔フェスティバルで、
慌てて、営業をしている様子。

それを受け止めて準備していた施設は、しっかり稼いでいる。
結果はもう出ていた。

ある程度の規模の施設なら、アジアから集客を考慮するのは大前提のはず。
景気も、あの国が悪くなれば、あっちが良くなったり、その逆もあったりで、
アジア全体で商売をしようと思えば、うまいことリスクヘッジにもなる。

お金を使いたくてウズウズしている人々数千万人が、すぐ近くにいるのに、
古い記憶のままの幹部がいると、後手後手になってしまう典型的な失敗例だ。

打つべき手を打たないで、
いまだに地元に50%OFFのチケットばら撒いてはしゃいでたりするから困ったものだ。
(銀座なんかも同様で、成田空港のDUTYFREEで買い物をさせている場合じゃない)

特に地方都市の場合、
自宅と会社を自家用車で往復しているから、
驚くほど「外」を知らない。
(電車にも乗ってないから、基本的に通勤途中を知らない)

実際に、上海や北京やソウルに旅行に行っている女性スタッフたちは、
現地を見ているから、こうなることを予め予測していて、
ハングルのPOPを作ったり、「ニーハオ」以外の言葉で販売している。

「日本のGDPの成長率は1%前後で、中国では10%前後」
という文章を見てもピンと来ない人が寄ってたかって会議をしててもねぇ。

10%前後の成長が続くと、
今まではこちらからわざわざ出向いて商売していたものが、
あちらから来てくれる(かもしれない)商売に変わるということで、
レジャー産業にとって、こんなに素敵なことはないはず。

あっちからこっちへ…の「流れ」を肌で感じ取ってもらいたいものである。
(真剣に)

私生活は空洞で、会社のPCと会議室だけで何とかなる時代はとっくに終わっている。







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Last updated  2007/09/25 01:45:01 AM
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