2007.10.21
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カテゴリ: シリーズ系
今回は「After Word」、つまり後書きです。そのままですね。
久々のSS(ってウチは基本的に「SS」は短編小説の意で用いてますが)はいかがだったでしょうか?
タイトルから中身まで中坊的というツッコミは自覚しているつもりですのでその辺りは目を瞑って下さるとありがたいです(笑)

まずタイトルの「Black Or White」ですが、これはそのまま「白」のブレイザーと「黒」のブレイズの対比を指しています。
こういうストーリーを書こうと思った際にまずこの「曲名」が出てきたのでそのまま使っております、TMRバカ全力全開(笑)


・「Blood Pain」
実質的な1話ですが、2話に入るまでの経過からして勢いだけで何も考えてなかった事が伺えます(汗)
タイトルは「返り血によって心の傷(=ブレイズ)が甦る」と言った所です。

この時点で異形の姿をした大量の敵はクオ・ヴァディスによるフェイクです。


(ストーリー上結局は無かった事ですが)二人共現在の人格と過去の人格があり、もし遊夜も金属ないし生身の肉体で無かったら融合の危険性はあったという事です。
「もしも自分が同じ状況であったら?」
その時はもう一人の狂敵が現れていたのかも知れません。


・「Lunatic Muderer」
「(魅せられて)狂った殺人者」、融合した擬似異形による「ブレイズ」と殺人衝動の誘発を指しています。
どう見ても出現を示す為だけの消費回です(汗)

行動を示す単語を極力減らしたかったので非常に分かり辛いのですが、ライト型の異形(一応本物です)はブレイズにより倒され、跡形も無く霧散しています(汗)
この時、ブレイズの口調が乱れているのはまだ完全には意識を侵食し切れていない為です。


・「Who Are You ?」
これはきちんとした理由付けもありません、劇中で遊夜も言っていますが「アンタ誰?」です(笑)
深読みされたり、裏付けが後から付いて来たら良いなと言う希望から安直に付けています。



また記憶が抜けているにも関わらずLOMへ戻っていたのは身体に残った帰巣本能からです。
劇中には書いておりませんが、その道中で幾人もの方々が犠牲になっていると思われます。


・「Break Code」
云わば「壊れる絆」で、本来仲間であるブレイザーと遊夜達の命を賭けた死闘を意味しています。
話の全体ではココは盛り上げる部分なのですが、臨場感の欠片も無いへたれた文章になっています(汗)


余談ですがLOM内では実質的にブレイザーが一番の実力者であり、数人がかりで拮抗するかどうかと言った所です。
なので遊夜達の戦法は卑怯とも取れるやり方ですが、LOMの戦闘可能キャラは傭兵としてのゲリラ戦が主な戦いですので手段がどうこうという憤慨等は特にありません。

自画自賛とも取れますが、この時のブレイズの小気味良い狂気ぶりに酔いしれたくなっていました。
脳内でブレイズの語尾の発音の仕方にそれが聞こえる度に悶えそうになっていた程です(笑)


・「Foolish Over」
「馬鹿馬鹿しい終わり方(に呆れてお手上げ)」という意味合いで受け取ってください(強制)
B級路線バリバリで行きたかったんです、それこそ馬鹿馬鹿しい程に。

エグの伏字にされた台詞は一応考えてはいたのですが、差別用語には厳しいこの昨今ですので書きませんでした(苦笑)
イカれた絆は(本人がその意図を忘れてぶっ壊れても)通じ、実力差を完全に無視して元に戻せるほどに強い・・という事で。
二人共相当な重傷の筈なのに暴れまくってるのはそう言う事です。
・・・明確な理由になってませんね(汗)
(二人が殴り合いになったのは実際の所は日頃の積もり積もった互いへのストレスの暴発です)

因みに復活したブレイザーはこの時、その場の空気を読んだのと擬似異形に意識を侵食される前後から、立場をある程度把握した程度で完全には認識し切れてはいません。
二人の前に現れたブレイズ型の擬似異形は分離した云わばドッペルゲンガーで、ブレイザーとの繋がりが切れているので本物の異形に近い状態ながらも曖昧な存在です。

対ライト型戦では不発だった同時攻撃がココで発動するという決め所も・・・特に決まる台詞も無く甘い書き方が露呈してます(汗)

余談ですが重傷者が急にいびきをかいて寝るのは実際危険な状態らしいです。
聞きかじりなので理由等もうろ覚えですが・・・。


・「I Am Good Entirely If Good For An End」
「終わり良ければ総て良し」、翻訳サイトでやった物なので真否は不明です(何)
後日談なので前半は普段のノリで書いてます。
後半は意味深な終わり方ですが、ようするに「全てはクオ・ヴァディスの仕業だ!」でBLACKも驚きのブラックアウトと言う事で。


次は設定面でお話しします。
贋作と呼ばれたゼフィルの造り出した「擬似異形」は本人の興味から対象とした異形の研究で、参考用として擬似的に能力を再現して出来た産物と言った所ですので、成分分析はすれども実際の異形とは全くの別物となっています。
今回の話では描かれていませんが「類似した存在である為、本物の異形の出現を誘発する」という設定がありました。

ブレイザーが元に戻れた一番の理由は奴の刀「白心刀・天之牙」で斬った事にありますが、詳細はまた後日(あるかな・・・)
基本的な設定として外見は通常の日本刀と然程違いは無いのですが、純白に輝く刀身に鍔とは別に刀身と柄の繋ぎ目に漆黒の宝石が埋め込まれていると言うのが特徴です。
(実物を描ければ一番手っ取り早いのですが・・・(汗)
この刀を入手した経緯は戦闘中のピンチに呼応する様に突如天から降ってきた、というとんでも設定です。
(過去にFCとして書いてありますのでそれを参照の事)

また取り上げる形となりますが、今回拍手にあった疑問に回答と共に説明をしたいと思います。

>『ブレイザーがブレイズに!、こういうとき彼の意識ってどうなっているんですか?』

今回のソレは実際はイレギュラーな事態であり、若干違いがあります。
本来の「ブレイズに戻る」は、例えると二重人格等ではなく、素の性格とはまた別にブチ切れた時に出る性格、に近い感じです。
なのでその際は奥底に自意識は残っているのですが、衝動を抑え切れていない形と言った所です。

今回の事件の場合は擬似異形がブレイザーの中の「ブレイズ」と結び付き、本来無い自意識が偶発的にバグとして「歪んで生まれた」と形容すべきモノです。
此方はただ純粋に殺人衝動のままに赴く狂人であり、ブレイザーの意思は眠らされている状態にあります。


全体的な話としては流れにスタイリッシュさを目指していたのですが、矢張り程遠いモノだと痛感。
振り返ってみればこのSSの主役は一体誰だったのか、未だに確定しかねています。
恐らくエグとブレが一番近いのだと思いますが、その原因はその二人が主役らしからぬ行動しか取っていないので決めあぐねているのが本音です(苦笑)

今回確定して言えるのはブレイザーの役どころは敵であり、ヒロインだと言う事です(笑)


ではまた、気まぐれとネタが煮えた頃にSSと共にお会いしましょう(?)







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最終更新日  2007.10.22 03:42:00
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