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ジョセフ・H・ルイス監督の1955年の作品。刑事コーネル・ワイルドと暴力団のボス、リチャード・コンテの戦いを描いた作品である。暗い画面とビッグバンドジャズのバックで、暗黒街のムードの迫力を出している。出演する連中の面構えも、いかにもワルといった感じで、その気にさせてくれる。しかし、拷問が耳元で大きな音を聞かせるなど、甘いシーンが目立つ。ラストの決闘も肩透かしを食った感じだ。ギャングのムードは満点だが、内容は1歩踏み込めなかった印象が残る。
2011.01.28
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アルフレッド・ヒッチコック監督の1964年の作品。赤色を異常に恐れるティッピー・ヘドレンと、会社社長ショーン・コネリーの物語である。ヒッチコックの演出とバーナード・ハーマンの音楽で怖いぞ、怖いぞとサスペンス感を盛り立てるが、事件はあまり進行しない。ハッタリ感が過剰な作品のように思われた。コネリーは格好良いが、まさにジェームズ・ボンドであり、何か違和感を感じてしまう。
2011.01.27
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リチャード・ウォーフ監督の1950年の作品。物知りのロナルド・コールマンがクイズ・ショーに出演し、次々と勝ち抜いて賞金額が上がるという物語である。天才的なロナルド・コールマンがどんな問題も答えていくのだが、別にそれが面白いとは思えない。全体的に単純な内容だと思う。しかし、コールマンは知的で気品があり、気持ちが良い紳士である。この映画を観て彼のような中年紳士になりたいと感じた。また、タイトルバックなどで使われるシャボン玉は美しく、白黒画面でもお洒落な映像を作り出した。このような映像を見ると、最近のCGは趣味が悪いと感じる。★★★
2011.01.25
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最近「ゲゲゲの女房」のオリジナルTVドラマを1日3話、15分x3ずつ観ている。昨日で60話まで観た。これが大変面白い。貧乏に苦しむ漫画家が妻と助け合い、明るく生きていく姿に心を打たれる。時代背景が昭和30年代でまわりが皆貧乏だから、このようなストーリーが描けるのであろう。現代では貧乏生活は本人が悪いとされてしまうと思う。幸せは金だけではないと教えてくれる作品である。★★★★
2011.01.24
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フレッド・ジンネマン監督の1955年の作品。牧場を舞台とした西部劇ミュージカルである。冒頭でゴードン・マクレーが青い空と白い雲をバックに「美しい朝」を歌うシーンは素晴らしい。ジンネマンらしい完璧な映像である。しかし、映像は美しいが内容は子供向けで、ストーリーもダンスも幼稚に感じる。 毒にも薬にもならないとは、こういう映画のことを言うのであろう。
2011.01.20
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ジョン・スタージェス監督の1960年の作品。豪華出演者による西部劇である。初めて観たときは黒尽くめのユル・ブリンナーが印象に残ったが、その後観るとやはりスティーブ・マックイーンが1番格好いい。この時のマックイーンは自分を売り出すために、何とか目立とうと必死だったらしい。そのため、彼が映るシーンは細かい演技を駆使しているのが良く分かる。エルマー・バーンスタインの音楽も映像に合せて工夫している。何度観ても私の好みの作品だ。★★★★★
2011.01.19
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娘の旦那が日曜日仕事だったので、愛莉ちゃんの相手をしました。少し遊んだ後にマックへ行きました。マックへ行くのは5年ぶりぐらいでしょうか。ポテトL、オレンジジュースL、カフェオレMを頼んだら850円もしました。マックはセットが安いのを知りませんでした。また、ジュースやコーヒーはSが100円だそうです。次回はもっと安いものを買いましょう。携帯で写真を撮ろうとしたら、ポーズしてくれました。
2011.01.18
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マイケル・チミノ監督の1978年の作品。ロバート・デ・ニーロとクリストファー・ウォーケンはベトナム戦争で捕虜となり、ロシアン・ルーレットをさせられるというストーリーである。チミノ監督の入魂の作品で、重厚な味がある。しかし3時間は長く感じられ、最初のパーティーが1時間も続いてしまう。その後のベトナムのシーンも迫力があり、戦争批判の映画として傑作とみなされるだろう。ただ、ロシアン・ルーレットは気持ち悪く後味が悪い。★★★***********************2024/02/21先日、久しぶりに「プラトーン」を見たら、「ディアハンター」も見たくなった。大変面白かった。ベトナム戦争映画の傑作の1つだろう。★★★★
2011.01.17
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ウール・グロスバード監督の1984年の作品。ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープは家庭を持っているが、恋愛関係になってしまうというストーリーである。どんな役でもこなすデ・ニーロは、ここでも恋する世帯主を好演する。この辺は非常に上手だ。しかし、昔観たときは高級な恋愛映画だという印象があったが、今観るとただの不倫映画にしか感じなかった。★★★
2011.01.14
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アルフレッド・ヒッチコック監督の1935年の作品。外交官ロバート・ドーナットがスパイ組織「39階段」に巻き込まれるというストーリーである。さすがに1935年は古く感じる作品だが、逆に白黒画面は美しい。90分の作品で、ストーリーはどんどん進む。後半のスコットランドの山並みも見ものである。★★★
2011.01.13
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ジョン・ヒューストン監督の1951年の作品。第一次大戦中のアフリカで、宣教師キャサリン・ヘプバーンと船長ハンフリー・ボガートがドイツ軍と戦う物語である。2大スター共演は良いのだが、シビアドラマなのかコメディなのか中途半端なストーリーである。ドイツ軍は残虐だが、主演2人はとぼけていてバランスが悪い。ジョン・ヒューストンとハンフリー・ボガートのコンビでは「マルタの鷹」と「黄金」が面白い。
2011.01.12
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ロジャー・ドナルドソン監督の1987年の作品。ケヴィン・コスナーが上官ジーン・ハックマンの愛人と恋仲になってしまうというストーリーである。前半はケヴィン・コスナーがモテモテで、セックスシーンなど鼻に付くが、後半のスリラーは大変面白い。特に彼が殺し屋と追いかけっこするシーンでは、走りっぷりも見事で相当鍛えられていることを表している。当時ケヴィン・コスナーが人気絶頂だったことが十分理解できるであろう。ラストの逆転はおまけというか蛇足な感じがした。★★★
2011.01.11
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モーシェ・ミズラヒ監督の1986年の作品。第2次大戦中、トム・ハンクスはイスラエルに赴任し、そこでクリスティナ・マルシラックと恋仲になるというストーリーである。戦時中であることと、厳しい戒律の中での恋愛ということで、2人の関係は難しい状況になる。若いトム・ハンクスの真剣な恋心を描いているので、大変見ごたえがある。私はこの映画と「ビッグ」で彼のファンになった。しかし、最近のトム・ハンクスは冴えない。★★★
2011.01.07
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フランク・クレイマー監督の1970年の作品。リー・ヴァン・クリーフ主演のマカロニ・ウエスタンである。彼は「夕陽のガンマン」が有名で、この作品はあまり有名ではないが大変面白い。アクションシーンが豊富で、脇役人も個性的である。また、テーマソングも素晴らしい。邦題「西部悪人伝」はひどい題名だが、西部劇ファンは一見の価値がある。★★★★
2011.01.06
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アルフレッド・ヒッチコック監督の1940年の作品。第2次大戦前、アメリカの新聞記者ジョエル・マクリーがヨーロッパに行き、取材している内にナチスのスパイに命を狙われるというストーリーである。有名な雨傘と風車のシーン、そしてラストの飛行機不時着はヒッチコックらしく見事な映像だと感心してしまう。当時はCGなどなく、すべて室内撮影の重ね撮りのようだが、驚かざるを得ない。しかし、主演のジョエル・マクリーは個性が乏しいので、作品自体も印象の薄い感じが残る。★★★
2011.01.05
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30日の日本レコード大賞で、新人賞はスマイレージとかいう訳のわからないグループが取りました。誰が見ても少女時代が1番なのに、これでは賞の意味がありません。昨日の紅白歌合戦も、ジャニーズとAKBのための番組という気がしました。しかし、他の番組で面白いものがないので、結局これをすべて見ました。やはり私は「ゲゲゲの女房」いきものがかりの「ありがとう」が「ゲゲゲの女房」の感動シーンを思い出させます。小林幸子は怪鳥と共に出演。桑田佳祐らしいふざけた演出でした。
2011.01.01
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