2024年01月の記事
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パスト ライブス／再会
セリーヌ・ソン監督の２０２３年の作品。今年のアカデミー賞作品賞にノミネートされている。韓国で両想いの１２歳の男女がいたが、女の子が北米に引っ越しする。その１２年後にFacebookで再会することになる。この２人の恋愛物語になると思っていたら、女性は他の男と結婚してしまい、中途半端な展開になってしまった。しかし、その中途半端な様子が高く評価されたらしい。ニューヨークの風景の撮影は美しかった。私としてはラストの逆転を期待したが、物足りなかった。★★★
2024.01.31
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ホールドオーバー
アレクサンダー・ペイン監督の２０２３年の作品。高校教師ポール・ジアマッティは、落第生たちとクリスマス休暇に学校に残って勉強することになる。「ホールドオーバー」とは残留という意味である。この監督、主演の２人は、「サイドウェイ」（２００４）という私の好きな映画を作った。久しぶりのジアマッティが出演したので期待したのだが、中盤はストーリーが進まず大変退屈だった。そして終盤にボストンへ旅行することとなり、少し面白くなって、ちょっとした感動のラストとなる。今年のアカデミー賞の作品賞、主演男優賞にノミネートされているが、私としてはあまり満足できない内容だった。★★★
2024.01.26
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暴走機関車
アンドレイ・コンチャロフスキー監督の１９８５年の作品。ジョン・ヴォイトはアラスカの刑務所を脱走し、機関車で逃亡するが、機関士が死んで暴走してしまう。黒澤明の原案を映画化したもので、アラスカの雪景色がみどころとなる。また、終盤では刑務所所長との対決がある。しかし、ジョン・ヴォイト主演は力不足で魅力が感じられない。同様な機関車映画では「北国の帝王」(1973）の方が面白いと思う。ジュリア・ロバーツの兄、エリック・ロバーツが共演していた。★★★
2024.01.22
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六人の嘘つきな大学生
浅倉秋成の２０２１年の小説。６人の大学生がある人気企業の就職試験の最終選考に残り、１人の入社を争う。３００ページの内容で、前半は悪い奴らの騙しあいで面白い。戦いは幼稚かもしれないが、サスペンス小説として良く出来ていると思う。しかし、後半は舞台が８年後となり、真相が明かされる。そして、前半の悪者たちの素性が変わってしまい、何かつまらなくなった感じがした。まあ、全体として最後まで楽しく読めた。今年映画化されるようなので、見てみたい。★★★
2024.01.17
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ナポレオン
リドリー・スコット監督の２０２３年の作品。ホアキン・フェニックスとヴァネッサ・カービーが主演したナポレオンの伝記映画である。リドリー・スコット監督ということで、映像は豪華であり美しい。戦闘シーンも費用がかかっていて大変迫力がある。しかし、ストーリーは平坦であり、盛り上がりが感じられない。なので、セックスシーンや残酷な殺人シーンが見せ場になってしまったと思う。
2024.01.15
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オペレーション・フォーチュン
ガイ・リッチー監督の２０２３年の作品。ジェイソン・ステイサムはイギリス情報部の仕事を、優秀な部下を連れて遂行することになる。ジョシュ・ハートネットやヒュー・グラントがゲスト出演し、贅沢な共演だと思う。映像も豪華でアクションシーンも歯切れよく、費用をかけて作られた映画だろう。しかし、メインの話がはっきりせず、彼らが何を目的にしているか分からないので、途中で退屈してしまう。ガイ・リッチー監督としては手慣れた感じで良いのだが、やはり薄っぺらい印象しか残らない。
2024.01.10
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悪魔をやっつけろ
ジョン・ヒューストン監督の１９５３年の作品。ハンフリー・ボガートはイタリアの港から船でアフリカに行き、ウラニウム鉱山で一儲けしようとする。ジェニファー・ジョーンズ、ジーナ・ロロブリジダ、ピーター・ローレと、豪華な顔ぶれが共演している。しかし、彼らの人間関係など、ストーリーが良く分からないので、盛り上がらない。巨匠と大スターの組み合わせが、大変もったいなかった。
2024.01.09
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影なき殺人
エリア・カザン監督の１９４７年の作品。人通りの多い夜、神父が銃殺され、検事のダナ・アンドリュースが捜査する。警察官としてリー・J・コッブと カール・マルデンが出演していた。実際にあった話のようで、容疑者を逮捕するが、証拠十分ではないので、中途半端にストーリーが終わってしまう。娯楽映画というより、当時のアメリカの様子を描いているだけだった。
2024.01.07
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紳士協定
エリア・カザン監督の１９４７年の作品。作家のグレゴリー・ペックは、ユダヤ人差別の記事を書くために、半年間ユダヤ人になりすます。アカデミー賞作品賞、監督賞、助演女優賞を取ったので、当時は衝撃的なテーマだったようだ。ユダヤ人に対する差別に戦う姿をリアルに描いている。しかし、内容は全体的に穏やかで、他の黒人人種差別の映画に比べると、刺激が少なく感じた。★★★
2024.01.04
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謹賀新年
毎年、紅白歌合戦は何となく全部見ていましたが、昨日は最後の方しか見ませんでした。ディズニーのメドレーは止めてほしいと思いました。
2024.01.01
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