全国の名物研究所

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2007.05.21
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カテゴリ: お米の話題
 富山の地元新聞で、興味深い新聞記事を見ました。

就農で“脱ニート”を 富山・万願寺のNPO法人


 農家の後継者不足は深刻化の一途といいます。

 ニートというのは、多かれ少なかれ親の甘やかしと、子どもの仕事を選ばせる権利と能力を親が授けなかったことに原因があるんじゃないかって思います。

 仕事は「選り好みしなければいくらでもあるのに」という親もいます。でも、就きたくもない仕事じゃ長続きはしません。

 どんな仕事でも辛い。良いことばかりじゃないし、逆に悪いことばかりでもない。要するに「仕事ってそういうもの」すら知らないのではないでしょうか。

 「辛いけど我慢して続けなさい」ではなくて、「辛いけどこんな楽しみがある」ということを考えて欲しい。

 そう思うと、収穫という大きな楽しみがある農業はわかりやすいですね。ただ、農業が将来性のある産業となるためには、まだまだ問題がありそうですけど。 



 では、お米の話を続けます。




 おいしいお米を選ぶ その1


 まず、おいしいお米を選ぶための基準というか判断材料って何があるのでしょうか。ざあっとあげてみましょう。

(1)データ情報
 品種、産地、等級、生産年、精米日など、お米の袋に記載してあること。
「有機栽培米」「天日干し」「棚田米」といった謳い文句も参考になる。

(2)見た目
 ポリの袋の透明なところから見える米粒の様子。

(3)触感
 米粒の触った感じ、かじった感覚。計り売りをしてくれる米屋さんなどでないと手にしたりかじるのは困難か。

 実際、私のような素人には(2)(3)からの判断は難しいです。(2)はよく言われますが、売っているものを見比べると、確かに違いがあることはわかります。でも、どっちがいいのかよくわかりません。プロに聞いたら、「米というより精米の良し悪しで違いが出る事があったり、『白くにごっている米はよくない』という人がいるが品種によっては最初からにごっているものもある……」とやっぱりよくわかりません。意識して見るように心がけ、経験をつめばきっとわかるようになるんでしょうけど……。(3)は普通の店ではなかなか調べられませんが、触ってみると確かに感触が違います。

 まあ、一番わかりやすいのは(1)からの判断でしょうね。ここから美味しい米を選ぶコツを探りましょう。


お米のデータ情報を読み取る術【前編】

 お米のデータというか、スペックというのか、お米の袋に記載してあることから、何がわかるのか、以下に箇条書きします。

1.品種
「コシヒカリ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」といった品種名。それぞれに持ち味があり、粘りが強いとか味を吸収しやすいといった特徴ごとに分けることができます。人それぞれの好みで好きな品種は違い、また使う料理によって向き不向きがあります。「コシヒカリ」が一番美味しい品種だという人がたまにいますが、それは大きな間違い。また、「コシヒカリ」だったらすべて同じ食味だというのも大きな間違いです。

2.産地
 新潟県の魚沼産コシヒカリはブランド米として有名ですね。でも、魚沼産だったらみんな美味しいと思ったらいけません。お米の良し悪しは、産地の環境(水、土、空気《気温・風》)、生産者の技術とやる気によって左右されるそうです。魚沼というエリアはとても広いのです。風通りがよく日当たりのよい田んぼもあれば悪い田んぼもあり、熱心で高い技術を持っている生産者もいれば、そうでない生産者もいます。だから、品種と産地だけで判断するのはちょっと無理があります。

 また、例えばコシヒカリの場合は、産地によって食味が大きく違います。隣接する新潟県と富山県でも大きく違ったりします。新潟産よりも富山産のコシヒカリの方が好きだといわれる方も多いです。これはどっちが美味しいというよりは好みの問題でもありますので、自分にあったお米の産地を見つけることが肝心です。
 魚沼産コシヒカリとか秋田県産のあきたこまちとか、実際の生産量よりもかなり多い数量が流通しているといううわさを聞いたこともありますが、まずはなるべくたくさんの産地と品種の米を食べ比べてみることをおすすめします。

3.等級について
 一等米、二等米……と、お米には等級が表示されていますね。でもこれは、抜き取ったサンプルをあくまでも色やツヤ、形など見た目で検査しているだけなんですって。美味しいかまずいかの検査はしていないってことです。さすがにこれでは頼りにならず、最近では民間の調査機関に検査を依頼する例が増えているそうです。

 私の家で普段食べているお米は、富山県産コシヒカリ、石川県産コシヒカリ、石川県産ハナエチゼン、秋田県産あきたこまちなど。どれも一等米か同等クラスのお米だと思います。にもかかわらず、同じコシヒカリ、あきたこまちでも美味しさはかなり差があります。しかも、同じ年度の同じ石川産コシヒカリでもかなり違うこともあります。
 それだけ、お米にはバラツキがあるといえそうです。

4.生産年


5.精米日
 これはなるべく新しいものがいいです。お米屋さんは精米したてのお米を売ってくれますが、スーパーで売っているものは、この日付をチェックしてください。保存状態にもよりますが、精米してだいたい1ヶ月以内が美味しく食べられる期間だといいます。

 我が家では玄米で購入し、コイン精米機でちょっとずつ精米しています。田舎なので近所にはコイン精米機がたくさんありますが、コイン精米機は10キロ単位が普通。精米したての米にこだわるならば、1キロ単位で売ってくれる米屋に日参するか、家庭用精米機を購入を検討すべきですね。精米についてはまた別の機会に詳しく触れます。

 以上、今日はここまで。次回は、お米のデータ情報を読み取る術【後編】です。


◎手作り製本・豆本・オリジナル手帳・写真集。


豆猫.jpg 豆本工房 わかい http://mameneko.com/






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最終更新日  2007.05.21 22:43:17
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