人口のおよそ１０％がベジタリアンの２００６年、今のアメリカ

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2006年05月21日

人口のおよそ１０％がベジタリアンの２００６年、今のアメリカ

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テーマ：最近はまっている食べ物or飲み物(1226)

カテゴリ：カテゴリ未分類

■本当だよ！日本は遅れてるんだよ■
私はベジタリアンになって丸２年です。もっと長い人はたくさんいます。
アメリカは国を挙げて健康のために研究してその結果国民にちゃんと知らせてます。
日本は残念ながら、国民への啓蒙などは非常にゆっくりです。

日本でも少しずつベジタリアンは増えています。それはベジタリアン自身が実感してると思われます。
ネットのおかげでベジタリアン情報は次々ベジタリアンの間で駆け巡ります。

そんなのべジタリアンのためだけの情報じゃん！そう思いますか？
ベジタリアンにとって常識的な事の数々がネットのおかげでベジタリアン以外の人の目にも触れます。
これはとても好ましいことだと私は思っているし、だから私も発信しています。

今日の日記の題名の「アメリカの人口のおよそ１０％がベジタリアン・・・」もベジタリアンには常識です。
うんと以前日記に書きました「ベジタリアンの健康学」という本よりも新しい情報です。
↑これについては左メニューの「ベジタリアン」のページをご覧ください。

■では、具体的に、今どんななのか■
春に来日した松田麻美子先生がセミナーでお話しもしてくれてますが、本から引用します。
２００６／０４／０８出版された「フィット・フォー・ライフ」 ★ からです。引用部はブルーです。

２０００６年現在、アメリカではベジタリアン（注）の食事に非常に高い関心が寄せられている。
人口のおよそ１０％がベジタリアンだといわれ、男女を問わず、小学生から大学生、果ては高齢者まで
あらゆる階層に属する人たちの間に広がっている。

ほんの数年前まで「ベジタリアン」というだけで、変人扱いされていたのだが、今はもう立派な
市民権を得ている。
田舎町のスーパーでさえ、豆乳や米乳、豆腐、大豆ホットドッグ、ベジバーガー（野菜バーガー）が並んでいる。
ベジタリアン専門のレストランが次々にオープンし、どこも大盛況だ。
２００２年の「ミートアウト（肉追放）事務局」（世界最大の「草の根」食事教育キャンペーン）の調査では、
普通のレストランでも客の３分の１はベジタリアン・メニューを注文しるという。
もちろんレストランばかりか企業の社員食堂や学生食堂にも、
たいていの場合ベジタリアン・メニューが用意されていて、
全米の学生食堂で今最も人気のあるメニューは、ベジタリアン食である。

というのも、全米の大学生の１５～２０％はベジタリアンだからだ。
自分はベジタリアンだと考えている１０代の女子は３６％にも上るという統計もある。

最近の調査によると、「肉なしデー」を週２日以上実施している家庭が、全体の半分以上あり、
「肉なしデー」週４日以上の家庭も２０％に達し、人口の２８％が１年前よりも「肉なしデー」を
増やすようになってきている、という。
ベジタリアン人口は毎週２万人ずつ増え続けている。

今やステーキハウスでさえ、サラダとベークドポテトだけを堂々と注文でき、
ファストフード・レストランではハンバーガーの代わりにベジバーガーが買える時代になっている。
書店にはベジタリアン向けのレシピブックが並び、飛行機の機内食サービスのときには
「チキン？フィッシュ？オア・ベジタリアン？」と訊かれ、
テレビにはベジタリアン専門の料理番組も登場している。

４つ星、５つ星のホテルや一流レストランのシェフたちはベジタリアン・メニューの開発に
しのぎを削っているし、ジャパニーズ・レストランでは、野菜の太巻きやアドカドの手巻き寿司が注文でき、
スーパーには玄米ご飯の野菜寿司さえ並んでいる。

大都市のベジタリアン専門レストランはいつもいっぱいだし、
オーガニックの野菜や果物、木の実や種子類だけを使ったローフード・レストラン（４８度以上で
加熱した物は出さない）は、今最もトレンディーで、なかには３か月先でないと予約できないほどの
人気店もある。

今日、テレビやラジオのスイッチをひねれば、減量のために、そしてガン（特に乳ガン、前立腺ガン、
大腸ガン）や心臓病、２型糖尿病などの予防のために、動物性食品を極力減らし、
もっと果物と野菜、全穀類、豆類の摂取を増やすよう、健康のエキスパートたちが呼びかけているため、
ベジタリアンの食事は、もはや決して一時的な流行ではない。
アメリカ社会に見られる最新の習慣といっていいだろう。
ステーキハウスでサラダとコーン、ベークドポテトしか注文しない人も決して珍しくないし、
「肉食離れ」が着実に進んでいることは確かな事実である。

■（注）について■
ベジタリアンとはという説明と分類が書かれていますが、ここでは割愛します。

■ベジタリアンの努力■
滅多に外食しないけど、私は、ベジタリアンであることを外食時にアピールします。
ベジタリアンは日々、そういう努力をしています。
「ベジタリアンっているんだ」と、外食産業の人たちに意識してほしいからです。
提供する側の意識、まだまだ、日本では低いです。
たとえ「偏食家」「偏屈者」「変わり者」と思われてもベジタリアンは、自分の姿勢を貫くのです。
何故か、それは、そういう人もいるとなるべく多くの人に知ってほしいし、
それだけでなく、あわよくば、「あなたにもベジタリアンに目覚めてほしい」からです！

日本も欧米並みに、ベジタリアンが生活しやすくなることを、ベジタリアン達は望んでます。
どうぞ、ベジタリアンでない方も、「そういう人もいる」とご理解ください^^;

■肉で生計を立ててる人たちについて■
松田麻美子先生もはっきりおっしゃってます。
「彼らについては死活問題ですから、肉を食べないなんてとんでもないことでしょう」と。
「でも、別の食品を作る、別の製品にシフトしていく、そういう形でやっていくようになってます」
肉だけでなく不自然な食品を作っていた会社が自然な食品や、健康食品作りにシフトしていく、
そういう例が多いのだそうです。

どうか、肉中心でなく、肉もあるけど、とシフトしていってほしいものです。
ただの流行ではなく、世の中が変わって生きつつある、それをもっと敏感に感じてほしいです。

日本はまだまだだけど、ヘルシーな食生活を気にしてる人は確実に増えてますよね。

■１０％だなんて有り得ない？■
アメリカの人口とは言っても、いろんな人種や生活形態がありますね。
セレブや芸能人、アーティスト、精神世界に詳しい人の間にベジタリアンは増えてます。
アメリカには教育をろくに受けられない人たちもいます、食べるのがやっとの人たちもいます。
そういう人たちの間では、そういう情報が入ってるか、食べ物の選択が可能か、そう考えると、
高学歴や識者、中流以上の家庭の家族と子どもたちが広げていると言えるかもしれないですね。

■アメリカ人が肉を食べなくなった理由■
続いて、アメリカ人の肉離れの理由もかかれていますが、またの機会にまわします。
また、そういうことは、他の本にもたくさん書かれてますし、ネット上でもいくらでもありますので、
興味を抱いた方は探してみてください。

■他のページも良かったら、観てね■
★「フィット・フォー・ライフ」について
復刊が望まれていた本で、どうしで絶版になっていたのか、おかしな噂を立てる人もいましたが、
その本当の理由も、今回「フィット・フォー・ライフ」に書かれてます。
新情報や日本人向けに加筆された部分も多いです。
それについても、また機会があれば書きたいです。
２００６／０４／０８の日記「望まれていた本がいよいよ発売」

　２,１００円です。以下は、帯に書かれてる文です。
　出版史上に輝く「健康栄養学」のバイブル。　
欧米の「食」を変えた空前の超ベストセラー！
　１２００万部　突破！
　「この本に接し、あらためて健康のありがたみを　実感しているところです」
　三木睦子（三木武夫記念館館長）

■古い日記にトラバ、ありがとう～■
「ダ・ヴィンチ・コード」がらみだと思いますが、うんと古い日記に書き込みしていただきました。
２００５／０３／１６の「『ダ・ヴィンチ　最大の謎と暗号』楽しめた！」です。
ppt2さん、ありがとうございます。後でゆっくり遊びに行かせていただきます！
私、あの本に関しては、「小説でしかないから」読んでないです。一昨日の日記でもかきましたが、　
でも、隠されていたいろんなことが、多くの人に明らかにされるきっかけにはなってると思います。
どれが真実か、それは誰にもわかりませんね。

「ユダの福音書」も興味深いですねえ！なんてね！

■なんか、半端^^;■
今日はこれだけは、って書いてるのに、主人がせかします！
これからちょっと出かけます。
レス後回しになってしまって、ごめんなさい！

12：37

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