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3月9日、ノルマンディーの朝。寒さと静けさ。モン・サン・ミッシェルの蒼い夢幻のシルエット。
2010.03.22
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3月8日、モン・サン・ミッシェルのレポートの続きです。聖堂を出ると、思いがけずこぢんまりとした小さな中庭に出ます。その周りには修道士たちが瞑想するための回廊がめぐらされています。時が止まったかのような印象を与える静けさ。光と影。薄暗い回廊からは中庭の緑がまばゆく見えます。柱には細かく華麗な紋様の彫刻がほどこされています。食堂のほうから回廊をのぞく。中庭の隣には修道士たちの食堂がありました。ひとりの修道士が朗読する中で、沈黙のうちに食事をするのだそうです。食堂の両壁には59の細い窓が。礼拝堂のステンドグラス。見学順路の途中にある小さなテラスから外を見晴らしました。光る海。今は引き潮のため、川のように見えます。亡くなった人の遺骨を納める納骨堂も建物内にありました。その薄暗い壕にも、小さな窓から光が差し込みます。窓辺に鳩が巣くっています。病院が併設された、死者のためのチャペル。通路の向こうには奴隷たちが食物を運ぶために回していた大車輪が垣間見れます。労働の場、病院、弔場、納骨堂、それらがすべて隣り合っています。チャペルの台座には"AΩ"と彫られています。英語で言えば"AZ(始まりから終わりまで)"、つまり正に"人の生から死までのすべて"を表していると言えます。"騎士の間"。修道士たちの仕事の場です。ゴシック様式の円柱がリズミカルに立ち並んでいます。"騎士の間"のステンドグラス。やわらかな緑の光。修道院の見学を終え、海のほうに下りてきてひと休み。ガブリエル塔。今は灯台の役割を果たしているそうです。ふもとから修道院を見上げて。修道院内の見学は時間の迷路にはまり込んだような、素晴らしいミニ・トリップでした。この日は対岸のホテルに泊まりました。夜のライトアップされたモン・サン・ミッシェルも見に行ったのですが、ほのかな灯りだったのでうまく撮影できず、また非情なくらいの寒さだったので、途中で断念して戻ってきました。次は朝もやの中のモン・サン・ミッシェルの写真をアップします!
2010.03.21
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3月8日、パリからバスで5時間揺られ、フランス北西部のノルマンディ地方へ。世界遺産モン・サン・ミッシェルに向かいます。バスから見たフランスの田舎の風景。果てしなくなだらかな丘陵や平野が続き、フランスが農牧に適し、恵まれた国であることを納得。モン・サン・ミッシェル遠景。この日は最高気温2度、海風も強く寒い日でした。モン・サン・ミッシェルは、"聖ミカエルの山"という意味です。大天使ミカエルは、キリスト教の天使の中でも最も力の強い天使で、この地方のオベール司教の夢にあらわれ、この孤島に聖堂をつくるようお告げをしたのが始まりだそうです。石の外門。光と影に魅かれます。敵の侵入を防ぐ跳ね橋のついた"王の門"。修道院だけでなく、城塞だったり牢獄だったりしたこの島の、入り口を固く守ってきた門ですが、私には童話の世界が思い起こされました。中の通りの壁にはさりげなく聖母子像が。島に入ったすぐのところにあるカフェでひと休み。お向かいにはオムレツやガレットが名物のプーラールおばさんの食堂。島内の郵便局の看板がかわいい。島内では入り組んだ道を昇っていきます。そびえたつ修道院を見上げつつ進みます。石の谷間にいるような感覚を覚えます。建物から突き出ている彫像はシメール(キマイラ)という、怪物だけど守り神。中世を思わせる橋。修道院の聖堂の尖塔。その頂には大天使ミカエル像が黄金に輝いています。聖堂の内部は、数百年に渡って建築され補修などがあったため、後部と前部では建築様式が異なります。↓聖堂内後部はロマネスク様式です。淡い緑、赤褐色、黄褐色などの穏やかな色あいのレンガが美しい。ロマネスク様式は円天井と、上部が円くなった窓が特徴です。↓聖堂内前部は、後の時代のゴシック様式。こちらは幾何学的に張りめぐらされた天井の梁が特徴です。窓も、より装飾的になっています。左には大天使ミカエル像。剣と天秤を持ち、足元にはドラゴンを踏みつけています。聖堂の見事な建築や高い天井に圧倒された後は、小さな中庭に出て、ちょっぴりほっとします。(つづく)
2010.03.20
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朝焼けのモンサンミッシェルを見に行く途中、広がっていた農場での風景。
2010.03.19
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まずは一枚。
2010.03.16
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