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「そろそろ吐いたらどうだ。お前の会社にも今連絡をとってるところだ。意地を張っても仕方がないぞ」不機嫌にそう発する中年男。こいつは刑事だ。そして俺は取り調べ室で尋問されていた。だがなぜこんなことになったのかわからない。「あんたね~。被害者の女の子は間違いないって言ってんだよ」中年の刑事はねちっこく聞いてくる。「だから俺は何もしてないですよ」そう答えるしかなかった。本当に何も悪いことはしていないのだ。「でもね。あんた触ったんでしょ?」もうこの台詞は何回聞いたことだろう。そして「触りましたよ。でも何がいけないんですか?」と俺の返答も同じだ。「それが痴漢だって言ってるんだよ。分かるかい?」「触っただけでですか?」「そうだよ。あんたあの子と初対面だろ? 無理やり触られたって言ってるよ」「だからなんなんですか。初対面でも触ったらいけないんですか?」「当たり前だよ。お前は馬鹿なのか? 彼女にすまないとは思わないのか?」中年刑事は机を強く叩いて威嚇してくる。「すまないも何も、ちゃんとすいませんと最初に謝ったんだからいいでしょ」俺も段々と腹が立ってきた。「謝ったらなんでもしていいのか!!」中年刑事はさらに上をいく。負けじと「あたりまえでしょうが」と返す。「お前は素人の子を風俗と勘違いしているんじゃないのか?」「いい加減にしろよ!!」とうとう我慢出来ずに俺が立ち上がろうとしたその瞬間、いきなり取調室のドアが開いて若い刑事が顔をのぞかせた。そして「警部。その人は白です」と言った。「なぜだ?」と警部は慌てて聞き返した。「はい。その人はコンサート会場の警備員さんです。会社に確認とれました」中年刑事は不服そうに頷き、若い刑事に向かってこう返した。「ボディーチェックは犯罪にはならないのか?」それを聞いて俺は中年刑事にこう言った。「意地を張っても仕方がないぞ」
2007.01.24
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4万ヒット!!!!!!!!!!いやっほ~★ みんな~ありがとう♪ 一度、コギャル風に言ってみたかったんです。
2007.01.22
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小学校3年生のマサルくんはいつも思うのです。我が家はちょっとおかしいのではないかと。まず家に帰るとき、なぜか暗号を言わなければ家には入れません。そして家族は5人。おじいちゃんとおばあちゃん。そしてお父さんとお母さんとマサル君。おじいちゃんもおばあちゃんも歳だし、マサル君は小学生だから仕方が無いけど、お母さんもお父さんもいつも家にいるのです。お母さんは専業主婦としても、お父さんは仕事をしてる形跡がありません。毎日自分の足の匂いを嗅いでばかりいます。でも貧乏じゃないんです。そんなある日、マサル家に異変が起こりました。みんなで夕食をとっている最中、お父さんの携帯が鳴りました。するとマサル君以外のみんながいっせいに二階へ急ぎだしたのです。マサル君は来るなと言われましたが、こっそり部屋を覗こうとしました。ですが部屋には鍵がかかっていて、服を着替えているらしいのは分かるのですが、中の様子を見ることは出来ません。マサル君はあきらめて居間に戻ることにしました。それにしてもあの部屋で聞こえた「イ~!!イ~!!!」という奇声はなんだったのだろう?と、気になって仕方がありません。ですが子供のマサル君には分かるはずもなく、やがてあきらめ一人ご飯を食べながら、TVを見ることにしました。そしてスイッチを押すと、マサル君の好きな『仮面ライダー』がやっていました。
2007.01.21
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「あほ」そのメールは行き先を間違えた。いつもの相手にいつもの調子で送ったメールだった。なのに送り先が違えばこれは大問題だ。言い訳をすぐに続けて送らなければと焦っていたその刹那、すぐにその人から返信が届いた。おそるおそる受信メールを開いてみる。やはりその人は烈火の如くキレていた。普段の彼とは想像もつかない。まあ確かにいきなり「あほ」と言われて怒らない人はいないだろう。「貴様誰に言ってんだコノヤロウ。ぶっ殺すぞ」俺はそのメールに返信で謝罪とわけを書いて送り返すことにした。「坂田様。大変申し訳ありません。じつはこれには深いわけがありまして、としおさんに送ろうとしたものではなく、そもそもメールの送信を……」
2007.01.20
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これはたわごとです。というか実話なんですが、会社でのはずかしいエピソード。というのも私が無造作にそれを置いていたのが悪かったのですが、ある書類を自分のデスクの上に置きっぱなしにしてました。それはあるミーティングに参加したとき、あまりにも退屈な話だったのでつい、ある資料の裏に落書きをしたんです。何を書いたかというとショートショートを書いてました。で、その資料自体は別にいらないし後で捨てようと思いつつも、他の資料と一緒に混ざって残ってたみたいなんです。で、会社の人がメモ用紙にショートショートの書かれているその用紙を用いたみたいでした…。なんでよりによってこの紙に書くんだよ!と思いつつも、後の祭り…。その人のメモ書きの下にきっちりと私のショートショートが残っていました。間違いなく読んだね!!!と思いましたが彼女は何も言わない…。それはそれでちょっときつい…。だってその話は中途で止まってるし、分かりやすく書くと↓ 『なんて美しい人だろう。この世にこんなに素敵な人がいるのだろうか?俺はいつのまにか彼女に夢中で、我を忘れていた。そして妄想の中で彼女を抱いた。抱いて抱いてそれはもう…』とかいう内容でした。それでもってオチまで書いてません。しかもボツ作品です。月曜からどう接したら良いのでしょうか?同じような経験をしたことのある方、友達になってください。
2007.01.19
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「疲れたんじゃない?」俺はハンドル片手に彼女に尋ねた。「えっ?そうですね」彼女は目を擦りながら言う。「眠っててもいいよ」咄嗟にそう返した。「ありがとうございます」彼女は微笑んでそう答えた。 よし!!俺は彼女に気づかれぬよう小さくガッツポーズをした。ここまでは計画通りだった。疲れた彼女。優しい言葉。車中二人だけの空間etc...。後は彼女を家に送り届けるだけ...。否、そうではない。ここで彼女をそのまま帰したら、男が廃る。『据え膳食わぬは男の恥』この状況で、何ももしないなんて果たしてそんな馬鹿がいるだろうか!彼女もその気で俺に家まで車で送らせるのだ。間違いない。嫌ならとっくに電車で帰っていることだろう。終電までまだ時間が少し残っているし、これはもうお持ち帰りコースとしか考えられないのだ。ただ、ひとつだけ問題が発生した。本当に彼女が眠りだしたのだ。これはいかんと彼女に声を掛ける。「あれ?本当に寝ちゃったの?」「んっ...ん?あっ私寝てました?」助かった。。本当に眠られたらこれはこれで始末が悪い。「いや...別にいいんだよ」そんな会話をしていると、ほどなく明るいネオン通りに差し掛かった。このルートは俺の計画通りの道順だった。お気づきの方もいるだろうが、そうラブホテル街だ。そっと彼女の方を見た。別段嫌な顔はしていない。GETTTTT!!!この反応、やはり俺の計算に狂いはなかった。後はホテルにしけこみ......。『カッチッ!カッチッ!』適当なホテルに照準を合わせて、俺は指示器を点滅させた。と...途端に彼女の顔色の変化に気づいた。な...なんで・・・。彼女は露骨に嫌そうな表情を表したのだった。俺はかまわずハンドルを左に切った。だが「いやいや~」と彼女は言葉に出してまで抵抗を見せる。『嫌よ嫌よも好きのうち』ここまできたら強引にとも思ったが、これではレイプになるのも嫌だし、それに虚しくもあって、泣く泣くその場から退却することにした。だが怒りも沸々と湧いてくる。嫌ならなんで俺の車に乗ったんだよ?と、腹立たしさが止まらない。そして俺は、彼女をその場に残してその場を去った。明くる日早朝から、けたたましい音で目が覚めた。昨日の今日で鬱々とした目覚めだ。こんな時間に誰からだ?と思いながらも受話機をとった。「は...はぁ...」悪いことは続くものだ。電話の主は会社からのもので、一方的な解雇通告だった。なんでも俺宛のクレーム電話が耐えないらしい。どうせ給料も安い会社だ。こちらから辞めてやる気持ちでもいたし、仕事なんていくらでもあるとひとりごちた。ただもう、タクシー業界だけはこりごりだ。
2007.01.17
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もしもドラえもんがいたら。『ドラエモン~ジャイアンにいじめられたよ~なんとかしてよ~』もしもドラえもんがいなかったら。『あのくそやろう。絶対ぶっ殺してやる。でも俺には力がない。いつだってそうだ。俺なんて死ねばいいんだ…俺の非力さがいけないんだ…』もしもドラえもんがいたら。「あ~ん。ドラえもん。助けて!!宿題が全然出来てないんだよ~」もしもドラえもんがいなかったら。「どうしよう。間に合わない。それに全然分からない。もうこうなったら死ぬしかないのか…。どうせこの先何をやっても俺なんて…俺なんて…」もしもドラえもんがいたら。「ドラえも~ん。外でスネ夫とジャイアンが見張ってて、静香ちゃんと約束してるのに、なんとかしてよ~(つづく)」もしもドラえもんがいなかったら。「もう駄目だ。静香ちゃんにも嫌われるだろう。こんな俺なのに優しくしてくれる静香ちゃん…さよなら。それに俺なんて男には関わらない方が彼女のためでもあるんだ。今まで本当にありがとう幸せになってね…(つづく)」もしもドラえもんがいたら。「(つづきより)どこでもドアで静香ちゃんのお風呂場へGO~。うわ~やっぱりお風呂に入ってる。いやっほ~★ごめんよごめんよ静香チャ~ん^^;!」もしもドラえもんがいなかったら。「(つづきより)本当にさよならだよ静香ちゃん。俺のことは忘れてね。でも、その前にひとつだけしなければならないことがある。スネ夫、ジャイアン、君たちには最後に俺の男の意地を見せてやる。さあ、行くぞ!覚悟してろよ」 さて、あなたはどっち派?
2007.01.16
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思わず写真を撮りましたこの画像。まずは見てください。 ようするに工事現場の写真です。たぶんここには何か建物があったのでしょう。でも、今は何もありません。が、しかし『コーヒー』はあるみたいです。よく考えると工事現場作業員のために書いてるのかな?と思いつつも300円と値段まで書いてありました。なぜ?隣に喫茶店もないよ??ということでもういっちょ!しっかりとクレーンが見えます。以上です。
2007.01.15
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その男はまさにパーフェクトだった。思わず私は男に見入ってしまったほどだ。スラッと伸びた足。逞しい陰部。整ったお尻。厚過ぎず、ちょうどよいぐらいに筋肉のついた胸板。6つにわれた腹筋。そしてもちろん後背筋も滑らかに隆起している。これを芸術と言わずして、なんと言うのか。古の拳闘士を彷彿とさせる。私は目の前の鏡に映る男から、いつまでも目を離すことが出来なかった。
2007.01.14
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あるところにおじいさんと おばあさんがいました。 ある日おばあさんが川で体を洗っていると、桃太郎と仲間が流れてきて、鬼退治に行くと、わけの分からないことを言ってきました。 だから桃太郎は誰の許可もなく鬼が島にいきました。 そして鬼を囲みました。それで退治もしました。めでたしめでたし
2007.01.13
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目が覚まめたら、そこは見たこともない風景だった。二日酔いで少し頭が痛い。でもそれどころではないようだ。俺はいつのまにやらどこか異国の場所へ来てしまったらしい。と目の前にいきなり激しい光が射し、鉄の塊が現れた。そして中から何か生物が姿を現した。俺はのけぞりながらも必死に逃げる体勢をとった。が、時すでに遅し……。俺は何者かに肩をつかまれ、そして彼は俺に向かって言った。『ワレワレハニホンジンダ!!』
2007.01.12
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世の中は便利になったものだ。自動洗濯機に自動皿洗い機、エスカレーターにエレベーター、ATM、ETCにお財布携帯……数え上げればきりが無い。今まで人間がやってきたことを、機械が変わりにやってくれる。街を歩けばそんなものが所々に見え隠れする。そして見つけたのがこの自動相探機だ。なんでも自動で相手を探してくれるものらしい。ただ変わっているのは探偵のように人を探すものではなく、その人にもっとも最適な相手を探してくれるというものだった。よくよく考えればよくある『お見合い相手探します!』というような類のものではないかと疑いつつも、面白半分に挑戦することにした。まずは俺の簡単なプロフィールを画面に入力し、一枚だけ顔写真を撮られた。以上である。そして約一分後、『カシャッカシャポトンッ!』と何かが取り出し口に落ちてきた。俺は高揚たる気持ちを抑えつつ、それを掴んで引き出した。俺が取り出した"それ"には、確かに相手の女性の写真が載っていた。はっきり言ってめちゃくちゃ可愛い女の子だった。それにセクシーな写真までついている。まさか??と思いつつも、気になっていた小さなダンボール箱を開けてみることにした。それはこの写真とともについてきたものだった。そして丁寧にガムテープを剥がし、中を見た。その瞬間、俺はすべてを悟った。「なるほど、この機械は確かに有能だ」俺は一人つぶやいた。 そのダンボールに入っていたのは大量のポケットティッシュだった。
2007.01.11
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なぜなのかはわかりませんが、文字を打ち込むと打ち込むと、2倍になってしまいます。例えば、今から普通に打ち込むと ↓こんばんわこんばんわ みなさんみなさんというふうになります。ようするに、『こんばんわ』と打ち込むと→『『こんばんわこんばんわ』』と文字がエンターを打ち込むと自動的に入ってしまいます。だからこの文章は全部はいちいち消しながら書いてます。バグッたのか?なんか変なところ押してもたのか??パソコンが二度眠か……。
2007.01.10
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初夢を見た。俺がまっ裸で社内を走り回っていた。目を丸くして見ていた取引先の社員には、走り寄ってカメハメハを食らわした。(注:この場合のカメハメハとは握りっ屁のことである)そしてそのまま最上階を目指して階段をかけのぼったが、息がきれたので五階で女子便所に寄って水を飲んだ。あまりに周りが騒ぐものだから、近くにいた女性に向かって耳元で「お前達の為に俺はやるんだよ!」と言った。(注:哀愁を込めて)だが火に油を注いだようだったので、今日二発目のカメハメハをお見舞いした。 そして勢いそのままに最上階まで翔け上がり、社長室のドアを蹴破った。腰を抜かしたのか椅子から動けない様子の社長。俺は構わずズンズン進み、怒りを込めて目の前の机をひっくり返した。(注:巨人の星一徹から抜粋)恐怖に震える社長の姿がそこにはあった。そして俺は言った。「あんたのセクハラにね~みんな嫌がってるんだよ。あんたは暴君だ!!恥を知れ!」 そして俺は女社長の横乳をおもいっきりはたいてみせた。という正夢だった。
2007.01.09
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アメリカの映画は面白い。だがワンパターンだ。とくに気になるのがラストで主人公と美女がキスをするシーン。それはまだ良い、ただ内容上の設定で、妻を殺された主人公、そしてちょっとわけあり美女。やはりこいつらもラストはキスしてしまう。舐めてんのか?といいたい。立ち直り早いじゃんと。妻は空から見てるぜと。妻の敵をとるんだと立ち上がり、敵を倒して新妻を迎える。このパターン嫌! 嫌だ!もしも俺なら最後に美女がキスを求めてきた時、すぐに銀行からお金を下ろし、海外で女性を買いまくり、日本でも繁華街で物色し、すべての欲を使い果たしてから、美女にこういうだろう。「俺はまだ妻のことが忘れられないから、すまん」と。これが日本男児である!!!!
2007.01.07
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新春一発目に僕の今年の夢を発表したいと思います。『今年は警察官のバイトをするぞ★ 』
2007.01.02
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