「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

June 7, 2025
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その2 ​から続く)

サウスエレベーターで二階に上がり(客室からパークに行く時に「エレベーターで上階に上がる」っていうのが本当に新鮮でした!) ロビーを経由して、ホテル&パーク・ゲートウェイを通ってディズニーシーに再入園したのは17:40頃でした。



さて。
今回舞浜にやってきた主目的は「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」だったわけですが、気がついてみたらそのフード&ワインの「ワイン」を、きょうは私まだ一度も楽しんでいません。
(朝からビールに次ぐビールでしたからね~)


なので最後のシメ(?)にはぜひカジュアルにワインを楽しもう!と考え、ホテル&パーク・ゲートウェイから入園したらすぐ近くの場所にある「カフェ・ポルトフィーノ」に行こう と決めて私達は再入園したのですが、この時間(17:40過ぎ)のディズニーシーのパーク内はまだ陽が残っていて明るく 風が出てきて暑さも収まり お散歩するのにぴったりの条件が整ってしまっていました。

で、カフェ・ポルトフィーノにお邪魔する前に ちょっとだけアメリカンウォーターフロント方面までお散歩に行くことに…
(本当はメディテレーニアンハーバーからスチーマーラインに乗って夕風に吹かれながらパーク内を一周したいところでしたが、ショー準備のために既に運航休止になっていたので。)




あまり待たずに何かフードやビールが購入できるならそちらを楽しむのもいいかな と思っていたのですが、どこの売り場も列が長いようでしたので断念。
その代わりにビッグシティヴィークルに乗って夕方のニューヨーク地区を周遊することにしました。



乗り場に行ってみるとこの時間は3~4組の方々が並んでいらっしゃったようでしたが、ヴィークルはどんなにゆったり乗っても1台当たり5名以上は必ず乗れますし この時間は3種類の車両が順次運行していましたので 数分後には順番がやってきました。

周遊コースの所要時間は5~6分ほどと短いですけれど 風を感じながら少し高い視点からニューヨークの街並みを眺めつつ活気ある通りを行くのはとっても楽しくて、周遊を終えた私達は車を降りた後すぐに待ち列の最後尾に並び直して 二回連続でビッグシティヴィークルに乗ってしまいましたよ~


その後は、ウォーターフロントパークへ遊びに行きました。

公園内に設置されている「フード&ワイン・フェスティバル」のフォトロケーション、ホレイショスクウェア側はこんなふうになっているのですね。



公園側とはまったくデザインが違うんですね。(知らなかったわ~)
こちらの黄色いおリボンのもとっても素敵だと思いましたよー

(ちなみに公園側はこれ↓です)


もう期間中に来るチャンスも無さそうなので、公園内のバナーや入口両側のデコレーションも忘れずに全てチェック。
記念写真も撮りました。






それから 照明の灯り始めたブロードウェイを上り。



リストランテ・ディ・カナレット前の階段を下りて運河にかかる橋を越え、ヴェネツィア経由でメディテレーニアンハーバー、ピアッツァトポリーノへ戻りました。





お目当てのレストラン「カフェ・ポルトフィーノ」前に到着したのは18:40頃。



そろそろ夕食のピークタイムで混雑しているかと思いきや、皆さん19:30からのビリーヴ!の鑑賞場所確保の方に関心がおありなのか店内はそれほど混雑もしておらず、お料理の並ぶカウンターまで数分でたどりつくことができました。
(こちらのお店は 好きなお料理をカウンターから自分で選んで最後に会計する「バフェテリアタイプ」のレストランです。)




まずフェスティバルのスペシャルメニューから「アンティパストミスト(前菜盛り合わせ)」と「スパークリングワインセット」「白ワインセット」。
(適当にお願いしたら、レジでちゃーんと「テイスティングセレクション(アンティパスト+ワインセット)」プラス「ワインセット単品」の値段にしてくれました。200円安くなりました。)

おすすめメニューからは「ローストビーフ サルサヴェルデ(クルミ入り)、ポルペッティのトマト煮、ソーセージ、チョリソー」という盛り合わせプレートを単品で。

レギュラーメニューのメインディッシュからは「冷製パスタのペスカトーレ、ソフトシェルシュリンプのフリット添え」、サイドディッシュからは「シュリンプ&マンゴー」「サーモン&オニオンマリネ(アーモンド入り)」の前菜2種。
それに舞浜の地ビール「ハーヴェストムーン(ピルスナー)」をひとつ。


会計を済ませた後 全てをトレイに載せて広場側の屋外テラス席まで持っていってテーブルの上に並べたら、フード&ワイン・フェスティバルのシメにふさわしい「打ち上げ大宴会」状態になって なんだか楽しくなっちゃいましたよ~



飲み比べできるワインセットにはそれぞれのワインを説明するカードも付けてくださってあったので、それを読んでおつまみとの組み合わせをいろいろ考えることもできますし、なかなか楽しかったです。
(正直に言いますと、ワインのセットは二種類とも「グラス二杯で1200円」というリーズナブルな価格設定になっているので味はあまり期待していなかったのですが、意外と美味しくいただけてびっくりしちゃいましたよ~ 
こういう飲み比べのできるアルコールセットはこれからも折にふれて販売してほしいなー と思いました。)


食事しているさ中の19:30には メディテレーニアンハーバーの水域では「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」が始まりました。

私達がいたピアッツアトポリーノ側のテラス席の周囲には立ち見のゲストがびっしりと立っていたので水域に登場するバージなどは殆ど見えませんでしたが、食事中にふと顔をあげると水上を飛び交う照明やホテルミラコスタへのプロジェクションマッピングが容赦なく目に飛び込んできますし、ドラマティックな音楽やセリフがハーバー周囲に立つスピーカーから大音量で耳に届くので、たいして見えていないのに私の脳内ではどんどんショーが展開していってしまって 不思議な気持ちになりました。

水域がじゅうぶん見えなくてもこのショー開催時にメディテレーニアンハーバーの水域周辺のどこかにいさえすれば 雰囲気くらいは結構味わえるものなんだなあ… と思いましたよ。


20:00頃にビリーヴ!が終了すると、カフェ・ポルトフィーノの屋外テラスの周りは今度は鑑賞場所を離れてそれぞれの目的地へ移動しようとするゲストの皆さんで大混雑となりました。

その混雑が収まるころに私達もようやく食事を終えて、テラスを離れ お店を出ました。
20:20くらいのことでした。



20:30から予定されていた花火は中止になったので、私達はピアッツァトポリーノの水際の柵によりかかって ビリーヴ!のショー機材などがキャストさん達の手によって片付けられていく様子をしばらくの間ぼーっと眺めていました。



そのあと、最後にもう一度アメリカンウォーターフロントへ行こう と、帰りに向かう多くのゲストの皆さんに逆行するように坂を上り、ウォーターフロントパークを横切ってホレイショスクウェアまで行ってみました。


時刻は20:40を過ぎていて閉園時刻まであと20分足らずとなっていましたが、あちこちのフォトロケーションにはまだまだたくさんのゲストの姿があり、タワーオブテラーの前では何やらジャンボリーミッキーの音楽を流しながら「キャスト&ゲストで一緒に踊る」という謎の現象も勃発していたようで、そんな光景を初めてみた(遠目にですが…)私は「なんじゃ?これは??」と目が点になってしまいましたよー
最近は閉園間際にはいつもこういうことが行われているのでしょうかね~??
こんな時間までパーク内にいるのは久しぶりのことなのでよくわからないけど びっくりしました。


20:45を過ぎるとさすがにパーク内には閉園予告のアナウンスが繰り返し流れるようになったので、私達は最後にウォーターフロントパーク横のポップコーンワゴンで「ホタテガーリックバター」フレーバーのポップコーンを購入して(この時間でもまだ列が伸びていて購入まで7~8分ほどかかりました)、ミラコスタに戻ることにしました。



ピアッツアトポリーノまで帰り着き、ホテル&パーク・ゲートウェイを通ってディズニーシーを退園&ホテルミラコスタに入館したのは 時計の針が21:00を回った頃だったと思います。

ゲートウェイにいらっしゃるキャストさん達は「もうこれで本日の入園はできませんよ やり忘れたことはないですか?」という旨を ホテルに戻るゲストに向かって口々に優しく声掛けしてくださっていました。
久々に遅くまでパーク内にいて心ゆくまで楽しむことができた私は 素直に「ありがとうございます もうじゅうぶんです」という気持ちになってしまい、思わずペコリと頭を下げると、 ゆっくりおやすみくださいね と またまた優しく声をかけてくださったので 嬉しくなってしまいましたよ。



階段を上ってロビーを経て。
館内二階の ちょうどパーク内「ミラコスタ通り」の上にあたる廊下にさしかかったのは21:05頃。



窓からパーク内を覗いてみると、ミラコスタ通りをエントランスの方へと抜けていく多くのゲストの姿が見えました。


私達がホテルミラコスタに宿泊する時はいつもだいたいパーク内を望める客室を選択するので、閉園時刻を過ぎたパークからゲストが去っていく様子を部屋の窓から最後まで見届けることもできるのですが、今日宿泊するのはパーク内がいっさい見えない客室です。

ディズニーシーで一日めいっぱい楽しんで帰っていくゲストの皆さんの幸せそうな姿を 今日はミラコスタ通りの上のこんな場所から少しの間だけこっそり眺めてから、私達はサウスエレベーターホールへと向かいました。



エレベーターでヴェネツィアサイドの一階に下りると、もうその先を訪れるのは今夜「パラッツォパティオルーム」に宿泊する10組ほどのゲストに限られます。





ホテルミラコスタの最東端へと向かう 客室ドアも何もない長い長い廊下を突き当りまで進み…



もう一度右手の方へと曲がると、ようやく 片側にのみ客室ドアが並ぶ廊下が現れます。


(先ほどもちらっと触れましたが、不思議なことに この客室エリアの廊下のカーペットには「羅針盤」の模様を見ることができません。)

ドアを開け、パーク内にあるとは思えぬほどの静かな部屋に帰り着いたのは、21:10頃のことでした。




部屋に戻って眠る支度を整えてからは、私達はパティオへの扉を全開にして過ごしました。

小さなお庭の先に見える屋外プールの向こうからはパーク内ヴェネツィア地区特有の音楽が聞こえてきていましたが、夜も更けてくると上空を行く飛行機やリゾート内道路を行く車の音にかき消されることも多くなり、やがてそんな数々の大きな音がふーっと静まったかと思うと、かすかに聞こえていたBGMまでもがいつのまにか聞こえなくなっていました。

22:40頃のことでした。



そうして迎えた、私達のホテルミラコスタ宿泊史上最も静かな夜。

いつもは夜中に窓の外で起こるできごとを気にするあまり開けたままにして眠る窓にも今夜はしっかりと内鍵をかけ、レースのカーテンも全て閉じて。


――ああ ほんとうに楽しい一日だった おやすみなさい

この上なく穏やかな気持ちで、私は安心して眠りについたのでした。






(明日につづく・・・)




※カフェ・ポルトフィーノのワインセットに付いていたカード




◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇

文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。

利用なさってみてください。

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Last updated  June 29, 2025 12:41:07 AM
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「しろ」 @ かずちゃんさんへ。 こんにちは お久しぶりです。 入院、検査…
かずちゃん@ Re:それぞれの祝祭。(その3)(09/04) 私は来年の春ごろパークに行けるといい…
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ran@ 質問です♬ 素敵な記事、ありがとうございます♡ 今度…
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ママりん@ Re:はるか遠く。(その2 ~ベッラヴィスタ・ラウンジ など)(05/03) しろさん、初めまして。 いつもとっても素…
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かずちゃん。@ Re:お別れじゃないよ。(~オチェーアノ・コース)(01/04) お久しぶりです。しろさんの日記読んでう…
「しろ」 @ Re:お別れじゃないよ。(~オチェーアノ・コース)(01/04) きょんさん こんにちは。 久しぶりに自分…
きょん@ Re:お別れじゃないよ。(~オチェーアノ・コース)(01/04) こんにちは☺️ 初めてのコメント失礼します…

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