【粗筋】
昔、子供の遊びで、「向かい婆さん、茶々飲みにごんせ」「鬼がこおうてよう参じません」という遊びがあった(花いちもんめと同じような遊びか)。
ある家で嫁が姑をいじめるので、亭主が見かねて、
「おっかさんにもう少し親切にしてやれ。汚れものがあったら少しは洗ってやれ」
という。嫁はこれに腹を立てて、
「おっかさん、浴衣を洗いましょうね」
と声は親切に掛けるが、
「おっかさんは糊がきいた方がいいですね」
と、意趣返しにうんと糊を利かせる。あまり利き過ぎて、突っ張ってたたむことも出来ないのを無理に着せると、手も曲げられないから、姑は涙を流してしまう。
これを見て気の毒に思ったお向かいの夫婦、
「向かい婆さん、茶々飲みにごんせ」
というと、
「糊がこおうてよう参じません」
【成立】
上方噺。東京では桂文治(6)の弟・桂文之助が演っていた。
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