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久しぶりにシュタイナー教育勉強会に参加しました。ランチは持ち寄り。私はお重に詰めていきました。(7人分取り外し可能な仕切りで分けられるように)参加者皆さんの手作りのご飯をいただきながらの勉強会は、いつもにも増して心温まるものでした。時間に追われる慌ただしい生活の中ですが、大切なことは何なのか、あらためて考えさせられました。子どもが笑って幸せに過ごせることが一番。親である私、笑って過ごせているかな?「子どもの心のコーチング」からお手伝いの話もしてくださいました。子どもの心のコーチング [ 菅原裕子 ]価格:596円(税込、送料無料) (2016/12/6時点)人の役に立つ喜びを教える ↓まずは親の役に立ってもらう(お手伝い) 手伝ってくれたら褒めるのではなく、感謝する。○「ありがとう」「助かったよ」「うれしかったわ」×「いい子ね」「えらいよ」親が自分の働きに対してどう感じているのか。 自分の気持ちをきちんとした言葉で表すことが大切。“子どもが心を動かされるのは親の気持ちを聞いたとき”感謝、共感の中でだけ子どもとわかり合える。手伝いが役に立てていることを知る→自己肯定感人の立つ喜びを教えることができれば、社会的マナー(電車の中でお年寄りに席を譲る等)を自然に身に付けるようになる。5年前の日記にも書きましたし、実践していました。私の中で、シュタイナー教育勉強会で学んだことは活かされているのだなぁとありがたく思いました。笑顔になれる子育て
2016.11.29
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今月のシュタイナー教育勉強会のメモ書きです。先生が「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉を読んでくださり、そこからお話していただきました。・今日、何度「ありがとう」と言いましたか?清らかな謙虚な気持ちで物事を見て「ありがとう」と言えば、多くの人に支えられていることに気付く。・人が好意でしてくれたことには、どんなことにも「ありがとう」と、感謝の気持ちを言葉にして示すことが大切。たとえ自分の望んでいたものと違ったとしても。・「ありがとう」は言葉だけでなく態度でも示すことが大切。・「ありがとう」と言う回数を増やすと、人間関係でたくさんのいいことに恵まれる。・人生を幸運にしてくれるのは人との出会い。良きパートナーを得られるためには、まず自分の人間性を高める。・良きパートナーは、自分よりも少しでも優れた人であること。目標とする人が身近にいれば、進む方向を見失わない。・正しい心のより所を作りなさい。正しい見解、正しい思い、正しい行い、正しい生活、正しい努力、正しい心の落ち着き正しい心のより所があれば、心を強く保つことができる。・人から活力を奪うのは、幸せを分かち合う相手、話をする相手がいないという寂しさ。心のより所がある人は、美しく年をとる。・人をほめるのは、自分自身の心を清める行為。逆に、人の欠点を探すのは、自分の心を汚す行為。・人は、限りがあるものを大切にする。いつか死を迎えることを頭におき、生きている限り、愛する人との時間を大切にする。私はできているだろうか?と反省するところが多々あります。ブッダの言葉が現代訳で書かれていてわかりやすいこの本、私も注文したのでじっくり読んでみようと思います。4つの気質テスト(過去日記はこちらとこちら)の結果も、これまでで一番「胆汁質」が強く出ていました。先生は「何か新しいことや重要なことに挑んでいるからでは?」とおっしゃっていたけど、自分の中ではそれだけでなく、傲慢になっている部分もあると思うのです。この機会に自身の言動を改め、ブッダの言葉にあるように謙虚な気持ちで「ありがとう」を示すことを心掛けたいと思います。
2012.06.07
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今月のシュタイナー教育勉強会のメモ書きです。* 近年、うつの大人が増えているが、面倒くさがる子どもも増えている。0~7歳は、物を作る楽しさを味わえるといい。強い意志を育てるため。(積み木でも、お菓子作りでも何でもいいそうです)意志が育つと感性も育っていく。* 感動できること=勇気につながる身近に感動できるものはたくさんある。同じ場所に行ったとしても、親の心持ち次第。(子どもを公園や山に連れて行って“あげる”のではなく、親も一緒に楽しんで、一緒に感動することが大切)* 子どもの存在の尊さを教育者(親)が感じて接していれば、子どももそのように育つ。子どもは天からの授かりもの。子どもに学ばせてもらっていると思えば、邪険に扱うことはできないはず。* 子どもの年齢に合わせて親も柔軟に変わっていくことが必要。・幼児期は、親が見本を見せる。 こうなってほしいと思うことを、親自身がすること。 しつけは9歳まで。・9歳の危機の時期は、お母さんは命令口調ではなく友達感覚でアドバイスする(~したほうがいいんじゃない?)知ったかぶるのではなく、「へぇーお母さん知らなかったわ」と言うと子どもがよく話してくれる。反抗期であるからこそ尊敬できる人物が必要。 お父さんは柱となるように厳格でよい。何度も聞いているお話もあるのですが、毎回、はっとさせられるんですよね。。でも月に一度、このような機会を与えてもらえることに感謝です。
2012.02.18
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先月のシュタイナー教育勉強会の覚え書きです。志賀くにみつ『はじめてのシュタイナー~人生のヒント~』を先生が読んでくださいました。いつも思うのですが、先生の声を通すと、自分で読むよりもすーっと心の中に入っていくんです。先生は、前日に必ず本を声に出して読んで、明日の勉強会のメンバーを思い浮かべてくださっているそうです。だから思いも伝わるのでしょうか。志賀くにみつさんは、シュタイナー教育を学んでこられた方ではありません。それゆえ、ご自身がシュタイナー関係の難しい本を読んでわかりにくかったことを、丁寧にわかりやすく書いてくださっています。シュタイナー教育を学ぶとき、知識を理解しようとするのではなく、自分の人生における具体的な問題意識に置き換えてみるといい。シュタイナー教育を学ぶことで、人生の一部が楽になり、一部が深くなる。と志賀さんが書かれていますが、これは私が先生に出会って気付いたことでもありました。本の中ではっとさせられたのは、“人間は日々の生活の中で本当にすばらしいものと出会っている。そこに意味を感じとれば、生きがいを得られる。”自分自身がすばらしいものと出会うと、生きることを深く感じ、生きる意欲が沸いて自分が磨かれる。そして、自分が変われば、他人も変わる。宝は日常生活の中にある。出発点は自分自身の体験であり、向き合う努力が必要。先生がお話してくださった高校バスケット部監督のお話も心に響きました。その監督さんは、毎朝「部員が今日は何ができるようになるかワクワクする」んだそうです。そういう気持ちで毎日練習に向き合った結果、無名の高校を優勝に導いたそうです。これは子育てにも当てはまるなぁと思います。「今日は何ができるようになるかな。どんなことをしようかな。」と毎朝子どものことを思えるなら・・・きっと一日が違うものになるでしょう。ワクワクすることって大人になってから忘れていたかもしれない。。そして、子どもが毎朝ワクワクするほど楽しみに過ごしてくれることを願って止みません。10年後、子どもと一緒に何かをできる時間はどれくらいだろう。イライラしてしまうことも多いけど、息子の書いた10年後への手紙を胸に、今を大切に過ごしたいです。 今日も朝からプール。ハーブを入れてハーブプール!と思ったら、二人で眉毛にしてました。
2011.07.03
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5月のシュタイナー教育勉強会メモ書きです。・朝、子どもの目を見て、優しい声で「おはよう」と言う → 安心して1日過ごせる・毎日同じリズムで過ごす → 安心感につながる・ゆとりの気持ちをもって、無理のないスケジュールを立てること・季節の行事を行うことも大切(非日常を楽しむ)・自分がやりたい運動をさせてあげる 体を動かすことは人間の生命の根源 それを妨げることは生命の力を損なう*ただ、人の命にかかわることだけは止める・明日は今日よりもNoと言う数を少なくしよう、と心がける・美しい言葉は大人(特に親)から学ぶ・道徳心(感謝すること、愛すること、務めを果たすこと)を親自身が大切に・子どもが我を忘れる時間を大切に・子どもは親と一緒に~したいと思う 「片付けなさい」ではなく、親も一緒に生き生きと片付ける姿を見せる子どもは親の真似をする・叱るときは、意識的に叱ること無意識に叱ると子どもを傷つける・与えられた役割を、どういう姿勢でやっているか 大事な仕事なんだと思うことで変わる・子どもは授かりものという気持ちで、畏敬の念をもって育てる月1回の勉強会に参加し始めてから、丸3年。何度も聞いているお話ですが、毎回反省させられるところもあり、気づきをもらえます。子どもと密に過ごせる今を大切に過ごしていきたいです。
2011.05.30
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もう1ヶ月近く前になりますが、3月のシュタイナー教育勉強会の覚え書きです。前回に引き続き、『子どもの心のコーチング』から先生がお話してくださいました。自己肯定感=どんなことをしても自分を愛してくれる を育む。褒め言葉はその子を支配する言葉になり得る。褒められたときだけ存在価値があると思う。褒めてくれる人がいないとやらない。褒められないと不安になる。叱ること、脅しも支配。怒られないと行動しなくなる。【叱るのは命に関わることだけにする。】☆人の役に立つ喜びを教えるすべてのマナーの基本。肯定的にやる気にさせる。見返りを求めない。だれかが幸せになるために役に立つことがうれしい。↓まずは親の役に立ってもらう(お手伝い)。手伝ってくれたら褒めるのではなく、感謝する。○「ありがとう」「助かったよ」「うれしかったわ」×「いい子ね」「えらいよ」親が自分の働きに対してどう感じているのか。手伝いが親に肯定的になっている、役に立てていることを知る→自己肯定感親が自分の気持ちをきちんとした言葉で表すことが大切。子どもが心を動かされるのは親の気持ちを聞いたとき。感謝、共感の中でだけ子どもとわかり合える。人の立つ喜びを教えることができれば、社会的マナー(電車の中でお年寄りに席を譲る等)を自然に身に付けるようになる。- - - - - - - - - - - - - - - - 勉強会の後の1ヶ月間、私も実践しています。今、週2回ほど実家の家事もしていることもあり、手荒れがひどくて・・・息子が自分から洗いものを手伝ってくれるようになりました。褒めるのではなく、感謝の気持ちをきちんとした言葉で伝えること。これは親の勉強でもあるなぁと感じています。「ママ、手荒れがひどいから、(息子の名)が洗いものしてくれると本当に助かるわ。ありがとう。」早朝のゴミ拾いも続いているようです。「もう拾うゴミがなくなってきた。でも今日はタバコの吸殻を2つ拾ったよ。」と言っていました。「タバコの吸殻、小さい子が口に入れちゃうと大変だから、拾ってくれてありがとうね。」今まで、ここまで言葉を考えながら息子に発していたかな・・・と反省もします。そして、子どもはこういう言葉が一番響くんだなということも実感しています。それから、本とは関係なく、いつも先生が話してくださること。「祈りの気持ちは伝わる」眠る前に子どもの細かい点をありのままに思い浮かべる。(自分がこうさせたい、子どもにどうなっているかは抜きにして)ありのままの姿を祈りのような気持ちで。すると、子どもが何をしてほしいかが見えてくる。そして、祈りの気持ちは子どもに伝わる。東日本大震災で被災された方々へも、原発で働いてくださっている方々へも、「祈りの気持ちは伝わる」と信じたいです。
2011.04.04
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先月のシュタイナー教育勉強会の記録です。『子どもの心のコーチング』を先生が読んでくださり、それを基にお話してくださいました。【送料無料】子どもの心のコーチング親が子どもに命の大切さを教えること以外は、叱るのではなく自分の都合で怒っている。子どものためと理由付けているだけ。指示・命令・小言を一切排除することが必要。子どもを観察し、微笑む。自ずと子どもにかける言葉も変わってくる。まず怒りに気付く→怒りの自動スイッチを切る。1.あー怒りそうと自分の状態を声に出して言ってみる。別の部屋に移動するかトイレに行くなどして子どもから離れる→自分をリセット2.子どもに伝わるように話をするそこから子どものしつけが始まる。子どもの話をよく聞くこと。子どもは話をすることで自分の気持ちを整理する。浄化作用にもなる。親は聞き上手になることが大切。1.子どもの情報を手に入れることができる。自分の子がどんな子かを知る。2.子どもの存在を肯定してあげる行為になる。聞いているつもりでも、自分のめがねで翻訳してしまわないように注意する。話を聞いてもらえば、子どもも親の気持ちを理解しようと思う。親が子どもに注意するときもよく聞いてくれる。このお話を聞いて、もっとじっくり時間を作って息子の話を聞いてあげなきゃなーと思いました。前回の日記にも書いた「9歳の危機」も始まる頃。胆汁質の子は時期が早いんだそうです。(逆に粘液質の子は遅い。)「9歳の危機」(小3の反抗期)は同調して話を聞いてあげることが大切。親が子どもの頃に不安だった話をするといいそうです。中2の反抗期は、親が何か言ったら火に油なので、何も言わないほうがいいそうです。それまで覚えておかなくちゃ。
2011.03.02
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11月、12月に参加したシュタイナー教育勉強会の記録です。シュタイナーが考える「4つの気質」【多血質の特性】おしゃべり。すらっとしていて調和がとれている。明るく聡明。軽快な足取り。外の世界に関心がある。変化が好き。想像力豊か。楽天的。癖がない。すぐ眠る。人間が好き。反省しない。我慢強くはない。【多血質の人への対処】気質を使い切ることが大切。まず多くのものを与える→そのうち重要な1つのことを見つける。物には執着はないが、人にはある→「私のために~して。」と言うといい。親しみやすい言葉で接するといい。【粘液質の特性】穏やかで静か。親切で思慮深く、気立てがいい。忠実、秩序が好き。習慣を守るのが好き。良心的。我慢強い。食べるのが好き。何かを写すのが好き。何をするにも時間がかかる。客観性をもっていて情報が正しい。自分に興味を持つ人には感謝する。【粘液質の人への対処】アイデアを与えてあげるといい。課題を与えることが重要。サブリーダーが向いている。楽器はピアノが向いている。1時間早く起こして、水で顔を洗うといい。呪文は「それを続けなさい」叱るときは、命令調ではっきり叱る。【胆汁質の特性】背は低く、がっしりしている。いつも立って何かをしている。かかとを蹴って歩く。(かかとがへる)リーダーになると力を発揮する。自分だけが洞察力を持っていると思っている。難しい仕事を自分に課す。自分が間違っているところを認めようとしない。【胆汁質の人への対処】大きな課題を与える。高度なユーモアを好む。英雄ものが好き。【憂鬱質の特性】過去に生きる。他の人の見解を聞かない。一人か二人の親友を持って、その人の言うことは聞く。【憂鬱質の人への対処】まず共感すること。叱るときも、まず共感してから静かに。最初から2番目に意見を振ること。私、一番最初に気質テストをしたときには「胆汁質」だったのですが、今回初めて「粘液質」になっていました!その途中でも「粘液質」の数が徐々に増えてはいたのですが・・・先生が言われるには、「今、充実していて、心が安定しているのでは?」と。確かにそうかも。自分の中でちょっとずつ丸くなっていっているのを感じます。(胆汁質の数が多かったときは、人と張り合っていたことが多いので。)どの気質でも、気質を使い切ることが大切だと先生はおっしゃっていました。特に母親と子どもの気質が違う場合、子どもの気質を親の気質に合わせようとしてしまうことが多いと思うのですが、そうではなくて、その子の気質に合った対処の仕方をすることが必要だそうです。息子は「多血質」なので、いつもあっちこっちにフラフラしてますが、確かに1つのことを見つけてからは集中するかな。あと、お手伝いを頼むと(今は妹のお世話とか)、はりきってやってくれます。夫は思いっきり「胆汁質」本当に上に書いてあるとおりです。私も「粘液質」の次にやはり「胆汁質」が多いので、当てはまるところ多いなー。本「子どもの心のコーチング」の一節も読んでくださった中で、子どもに何度言ってもしてほしくないことをする場合・・・悪いところを指摘して正そうとするのではなく、待って待って、できたときに褒めるほうが心に残るそうです。確かに自分も小さい頃に怒られたことって、何で怒られてたのか覚えていない。。褒められたことのほうが覚えていますよね。あと、「9歳の危機」の話もしてくださいました。3歳の反抗期の次は9歳で、周りの色んなことが見えてくるようになって、親への不満や不登校なども出てくる時期。伝記を読むといいそうです。9歳で読んだ話が、将来を決めることも多いそうです。息子にとってはこれからのことなので、前もって話を聞いて心積もりしておこうと思います。他にびっくりしたことは、以前に一人っ子・第1子・第2子・第3子の特性の話を書いたのですが(こちらの日記)、第4子の特性は第1子に戻るんだそうです。友達はすごい納得していましたー。(4人目なのに末っ子っぽくないと思っていたけど、第1子の特性ならぴったり!と。)(シュタイナー教育勉強会の過去日記はこちらから)
2010.12.30
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今月のシュタイナー教育勉強会で、『マザー・テレサ愛のことば』を先生が読んでくださいました。 その中で心に残しておきたいなぁと思った言葉。「大切なのはどれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心を込めたかです」あと勉強会で教えていただいて、へぇーっと思ったこと。子どもの勉強を見るとき、お母さんはどこに座ってますか?横に座るのがいいのだそうです。正面だと緊張感を与えてしまうので。
2010.10.10
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『おうちでできるシュタイナーの子育て』と森省吾さんの文献をもとに、先生がお話してくださいました。おうち作りの4つの注意1.物質の環境を整える 快適さの環境を作る。散らかっていると混沌とする。2.生命の環境を整える生命の環境=生活リズム 毎日同じリズム→安心感をもたらす。落ち着く時間を作る。3.心の環境を整える関係性(父と母、親と子)を良いものに。尊敬の念を持って。それぞれの気質があることを理解する。4.精神の環境を整える家族の価値観 どんなことを大事にしているかを話し合う。家庭を作るのはお母さんの雰囲気。幼児の周囲には良きものがあることが必要。真似していい状態を作ることが大人の役割。シュタイナー園では、叱らないのではなく、叱らないですむ環境を作っている。失敗するな、ではなく、失敗が引き起こす問題を教える。不注意による失敗は、適切な方法で叱らなければならない。<叱るときのポイント>・言葉では厳しいことを言っても、感情・態度では優しくサポートする。・人格を否定する言葉は言わない。・過去のことを言わない。・できたときは褒める。また、幼児期は善悪のはっきりした昔話を聞かせるといい、というお話もありました。残酷なところも省かないように。『桃太郎』は犬→体の力、猿→感情の力、きじ→考える力 を表す。成長に必要な試練。物語を何度でも読んで欲しがるのは、物語と自分を一体化できるから。何度でも読んであげてください。昔話や物語の部分は、これまでにも何度か絵本の専門家の方から聞いたお話と重なっていました。大人は残酷すぎる話をそのまま伝えるべきか悩みますが、子どもは悪いことをしたらこうなるのだ、と素直に理解するのだそうです。
2010.03.15
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シュタイナー教育の勉強会に月1回参加しています。シュタイナー教育のカテゴリーを作りましたので、これまでのお話はそちらからご覧ください。ここ2ヶ月で教えていただいたことをまとめてみようと思います。シュタイナーの考える4つの気質と食べ物の関係胆汁・・・雑穀 生野菜 (甘いもの)憂鬱・・・はちみつ 甘いもの *根菜は控えめに粘液・・・雑穀 葉菜 塩気のあるもの *卵は避ける多血・・・塩辛いもの 乳製品 (根菜) ここでいう甘いものとは、果物やメープルシロップ、ドライフルーツなど塩辛いものの中には海藻類も含まれる。胆汁質は自我を表に出し、緊張が強いので、緊張を緩める食べ物が必要。甘いものは道徳的な領域において必要な無私の精神との釣り合いをとる。憂鬱質は冷静で内向的。頭の中で考える傾向がある。体の形成力を高めるためにはちみつが必要。根菜は頭を使うので避ける。粘液質は動作がゆっくりしているため、塩気のあるものを食べるとてきぱきと動けるようになる。葉菜は呼吸・リズムが活発になる。卵は消化が良すぎるため、食べることが大好きな粘液質には避けたほうがいい。多血質はふわふわしているが、感情に刺激を受けやすい面もある。地に足をつけるために乳製品が必要。ただし、昔からの製法で作られたもの。また日本人は少量でいい体になっているため、日本の発酵製品(味噌、醤油)が代わりになる。海藻入りの味噌汁が最適。ミネラル分が豊富のため、体を陽性にしてくれ、しっかりと思考するようになる。食べ物が人間の気質に影響を与えるとシュタイナーは言っています。逆に、子どもの気質やそのときの状況(怒りっぽいなど)を見て、食事、おやつを考えることもいいそうです。甘いものが食べたい、と言うときには疲れているんだなぁとか、食べたいものからそのときの気質を判断できるのも面白いなぁと思いました。食べ物が人を作るっていうけれど、性格を作るという意味でも大切なんだなぁと思いました。マクロビオティックの考えにも似ている部分がありますよね。(最近全く本を読んでいないので、陽性・陰性の食べ物、すっかり忘れてしまっていますが。ご存知の方、どうですか?)ヨウは塩辛いものが大好きで心配になるくらいですが、多血質だから?夫と私は雑穀を食べて、気持ちを鎮めないとね^^ところで、夫は思いっきり胆汁質、私は夫ほどではない胆汁質なんです、と先生に言うと、「そういう夫婦はうまくいくのよ。旦那さんが胆汁質を強く出してくれているおかげで、あなたは冷静になってそこまで出さないから。」なるほど~と納得しました。
2010.03.15
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あーちゃん、本日(4ヶ月26日目)寝返りしました! 数日前からあと腕だけという状態でしたが、できるようになってからはスムーズに何度も寝返っては満面の笑みを浮かべています。(中耳炎はまだ治っておらず、薬を飲みながら病院通いしています。)かわいいなぁ♪♪本当に何をやってもかわいくて、毎日家事の合間にあーちゃんと遊んでは癒されています。先日のシュタイナー勉強会で、赤ちゃんは天から見ていて、お父さんお母さんを選んで生まれてくるというお話がありました。妊娠中に何度も読んだママのおなかをえらんできたよ。にも、子どもの言葉で語られた、お母さんのお腹に入る前のことが書かれています。(両親(特に母親)を助けるために生まれてくるというお話にも感動しました。両親を選択するときは、自分で選ぶ子と第三者に決めてもらい納得する子と二通りあること、それが多くの子どもに語られていることが印象的でした。)こういうお話を聞くと、目の前にいる子どもに、私をママに選んでくれて、生まれてきてくれてありがとう。という気持ちになりますね。シュタイナー教育では、畏敬の念をもって子どもを育てることを基本としています。(感謝すること、愛すること、務めを果たすこと、この3つの力の根底にあるのが畏敬の念)私が育ててあげているという気持ちではなく、子育てしながら子どもに教えてもらっていると思うと接し方が変わると先生がおっしゃっていました。そして0歳から3歳は畏敬の念が育つ時期。この時期にしか育たないとシュタイナーは言っています。重要なこの時期にシュタイナー勉強会に参加できることをありがたく思います。と同時に、ヨウが赤ちゃんの頃に先生に出会っていたかったなぁ、一人目もこんな心を持って子育てしたかったなぁという思いもあります。お兄ちゃんになったヨウのことも先生に相談し、もっともっとヨウの話を聞いてあげなきゃなぁと思いました。少人数での勉強会、自分のこともさらけ出せる場所。先生と仲間との出会いに感謝です。
2009.05.23
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今日のシュタイナー講座で、手仕事「くもの巣」をしました。割り箸(小枝でも味が出そう)を十字にして、一回巻きつけながらぐるぐる回していきます。先生が用意してくださった毛糸は、セイタカアワダチソウ、アカネ、玉ねぎ、藍などで草木染めしたもの。優しい色合いで、手仕事している間も優しい気持ちになれました。ヨウも好きそう、と言ったら先生が分けてくださって、早速幼稚園から帰ったヨウも手仕事していました。 一度教えたらすぐに覚え、すいすい。一気に作り上げました。「今度はこの色」と選ぶのも楽しかったようです。 左が私、右がヨウ作です。ヨウの作ったもののほうが、巻き方が緩くてあったかい感じがします^^ 裏はこんな感じ。「もっとやりたい」と言っているので、今度は割り箸3本で六角形にして作ってみようと思います。 こちらはのんびりカフェさんがお腹のベビーのために作ってくれたボールです。虹色染めした毛糸で編んであって、愛をいっぱい感じ、感動しました。ありがとう!!シュタイナー講座では毎回涙をこらえるのに必死なくらい、先生のお話はとても感動的であたたかく、子育てをしていても先生の言葉を思い出しては反省しています。子どもの習い事よりも、まずは母親がこうして子育ての勉強をすることのほうが大切なように感じます。今日は『自分が好きですか』という本の一節を読んでいただき、「自分を褒める」ことがいかに大切かを教えてもらいました。他人は慰めてくれても一時的なもの、そういう人が傍にいないかもしれない。でも寝る前に自分を褒め、次の日につなげることができる人は強い。「子どもがいるだけで幸せ」というお話も身に染みました。先日七五三のお祝いをし、こうして健康に過ごせていることに感謝しましたが、普段はついイライラしたり、欲が出て子どもに求めすぎてしまいます。でも本当に、子どもが隣で元気にいてくれることのありがたさ、毎日かみ締めて過ごせたらと思います。子どもへの接し方のお話では、・7歳までは体で教える。お母さんのやることを模倣する時期なので、とにかく親が子どもにしてほしいことをすること。・7歳~15歳は一番大切な時期で、価値観を言葉で伝える。「9歳の危機」の時期は特に会話を多く持つ。・それ以降は何も言わない。(おいしいご飯を作る。)出産前に先生にお会いできて、励ましていただけて本当によかったです。友達とのランチ(ティア佳織の店)も楽しかった~。どうもありがとう。これまでのシュタイナー講座の日記子どもへの叱り方4つの気質と子どもの生まれる順番自然体験から得られるもの
2008.11.20
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午後から天気が良くなったので、家族で川へ。水は冷たい。けど気持ちいい!! 私も足だけ入りました。やっぱり川は、子どもも大人も楽しい場所。ヨウの生き生きした顔。そして夫はまた、一人で遠くへ^^カニや魚を捕まえて戻ってきました。アオスジアゲハやカワトンボ、アマガエルやトカゲにも出合えました。 ドクダミの花ってかわいい♪でも葉っぱを鼻に近付け「すごい臭い!」とヨウ。あっという間に夕方になってしまい、もっと遊びたい、と残念がっていました。今年もたくさん川遊びしようね。先日のシュタイナー教育の勉強会で、夏休み前に先生がしきりにおっしゃっていたのは、「夏はたくさん水遊びさせてあげて。」ということ。そして、7歳までに自然の中での体験をたくさんすることが、将来大きなちからになる、というお話もありました。最近の痛ましい事件の犯人も、自然に戻れる場所があれば違っていただろう、と。何か悩みがあるときに戻れる場所、例えば海や川や森・・・そこに行けば、自分の悩みがちっぽけだと思える。今の子どもたちにはそんな場所がないのかもしれない。家族で行楽地へ行くのもいいけれど、身近な自然の中で遊ぶ体験をし、将来ふと戻れる場所を作ってあげたいなぁと思いました。
2008.07.08
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今年の目標の一つ「読書」ですが、週に3冊ペースで読むことができています。幸せな子どもこれまで読んできた松井るり子さんのどの本よりも、読みやすく、心にすーっと入っていきました。「子どもはかわいい。かわいがりすぎるということはない。」ということを優しく教えてくれます。松井さんの本は優しさの中にもここは!というところはきっぱりと示していて、気持ちもピリッとしてきます。最近私自身も感じていて心に響いた言葉をメモしておきます。・かわいがりは怖くない。大事な人(母親)に優しくされても子どもはつけあがらない。・「叱ること」は「怒りをぶつけること」になってしまってはいけない。・体罰を受けるたびに子どもは「私は駄目だからこうされるんだ、私は駄目だ、駄目だ」という声を聞くでしょう。 その声を、明日から自分が頑張って生きて行く力に変えるには、相当なエネルギーと想像力と、恨みを抑える力が必要です。・育児雑誌の相談で子どもに対する暴力が広がっていることを母親自身が告白し、相談したことに対して・・・ 回答者はそのお母さんを受け入れ、慰めるだけで終わってしまっている。 雑誌のトーンが辛気臭くなるためだが、明日からのことも回答すべき。・シュタイナー学校では、先生は子どもたちに「○○してね。」と声の調子を全く変えずにかむしろだんだん小さな声で同じ注意を5回繰り返す。 その子はやっと「ほんとうに」聞える。 そして先生は嫌味でなく「ありがとう」と言う。・大人がリラックスしてテレビを楽しむことができるのは、「集中力の分散」ができるから。 子どもは目の筋肉に不自然な緊張を強いられて、全身こわばったようになる。 目は過労で、頭と心はもっと過酷な試練にさらされている。 というのは、本来その子が体験できる以上の喜怒哀楽に、心をかき乱されるからです。・「○○(特に兄弟)と自分とどっちが好き?」の質問に・・・ 「右目と左目どっちが好き?」と同じ(これをそのまま使うのは良くないが、の前置きで) “順位付けできないこともある”ということを伝えていい。上の育児雑誌の話を読んだ後すぐ、某掲示板で同じ相談がされているのをたまたま目にしました。「言って聞かなかったら手を出してもいい」「叩くことは悪いだと思っていない」との意見が続いていました。このような掲示板も怖いなーと思いました。締め切りギリギリ(私のコメント後すぐに締め切ってました)でしたが、普段掲示板に書き込んだことのない私もドキドキしながら書いてしまいました。「子どもにとっては、どんなことをされても親は絶対の存在。だからこそ強い責任があると思います。」もちろん前置きとして「子育てをしていてイライラすることはたくさんありますよ。」と書いてから。シュタイナーの先生から教わったことも大きいです。「後ろから抱きかかえて話をする」泣き叫んでいるときはしばらくそっとしておきますが、少し冷めてくるとこれ、本当にききます!最近ではヨウは怒って泣いたりすると、自分から「ママ、ひざ抱っこしてー。」と来て、安心して泣き止んでいます。落ち着いたら必ずわかってくれるんだなぁ。。とつくづく実感。上5つめのことも、先生に教えていただいた「叱るときは小声」に通じるものがあると思います。これも、かなり苦しいですが。。実践しています。とりあえず5回待とう、と。帰って来て手を洗わず他のことに夢中になっているヨウに、「手洗ってね。」聞えないふりをしたり、「だって○○してるから。」と言われても、しばらく我慢して「手洗ってね。」4回くらいでもうぶち切れそうになりながら、やっぱりうちの子には効かないわ、と思っていたら、5回目。本当に洗いに行きました!これは成功率高いし、そこで大声を張り上げなかった自分を褒めることができるのでお得です(笑)本と先生のお話、リンクすることが多くて楽しくなってきました。テレビの話も、実は1ヶ月ほど前、夫が「ゴーオンジャーを知らないのは、お笑いを知らなくて世の中についていけない人と同じ」とか言って、ちょっと言い合いになったのですが・・・そこまで言うならまぁ1度くらい見せてみようかと一緒に観ました。大人が見ても目がチカチカするー。と思っていたら、ヨウは「目が熱い。」と言い出しました。「火が出てるから目が熱くて痛いよー。」そこで一度消したものの、それでも観たいと言うので見せましたが、一度観たきり、もう二度と観たいとは言い出しません。これをもっと小さい子が観て、慣れてしまっていると思うと怖いです。。テレビについては、シュタイナーの先生も松井さんも、「お父さんが観るから子どもが観てもいいというのは違う」とおっしゃっています。テレビを付けるお父さんと喧嘩するよりも、その横で子どもと他のことをして遊んでいたほうがよっぽどいいですよ、とも。シュタイナー教育というとテレビは絶対だめ、あれもだめ、これもだめ、と禁止事項が目につくことも多いが、タブーというものはなく、こういうほうが子どもにとってはいいのではないか、ということを言っている。これまでのシュタイナーの本を読んできて、私も禁止事項に目がいってできない・・・と思うことも多かったのですが、先生のお話を聞いたり松井さんの本を読んで、もっと柔軟に考えられるようになりました。
2008.06.04
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ヨウ、風邪ひき中(中耳炎・下痢・咳と鼻水)です。でも熱も下がり元気。1週間経ってしまいましたが、先週のシュタイナー勉強会のことをメモしておきます。まずはじめに、シュタイナーの考える「4つの気質」のチェックシートをしました。前回の私の予想とは大きく異なり、ばっちり「胆汁・多血質」でした。胆汁63点、多血62点、粘液58点、憂鬱36点です。ちなみに夫は、胆汁73点、多血66点、粘液38点、憂鬱38点でより「胆汁質」が強い結果になりました。男性は胆汁質が多く、子どもは多血質が多いそうです。女性は粘液・憂鬱質がほとんどだそうで、参加者さんも私の他はみんなこちら。多少は男っぽいと自分で思っていましたが、ここまで顕著に出るとなんかすっきり(笑)【ゆっくり子育てしたい方に】0~7歳を大切にする シュタイナーの子育て買いました。これによると、胆汁質・・・外に対しても内に対しても関心が強い粘液質・・・反対に外に対しても内に対しても関心が低く、生命維持のリズムをとても大切にします多血質・・・外への興味関心が強く、内への関心は低い憂鬱質・・・外より自分の内に対する関心が強い。外のことも、自分の内側へすべて引き寄せて考える傾向に。こちらの本にも簡単なチェックシートが載っていました。よかったら是非やってみてください。まずは自分を知ることで、客観的に見ることができるようになると先生はおっしゃっていました。そして次に相手を知ることで、その人に合った対応をすることができます。特に子育てにおいて、子どもの気質を知ることはとても大切。例えば叱り方でも、胆汁質の子どもは、カッカしているときは聞いていないので、治まってから話を聞いてあげるといい。リーダーになるとはりきるので、お手伝いなど頼むと機嫌がなおる。これはまさにヨウにあてはまります。思いどおりにならないと大声を張り上げ、号泣して訴えてきます。しばらくしてお手伝いを頼むと、調子に乗ってはりきって手伝ってくれます。自分より下の人は見下す傾向があるので、威厳をもった言い方をすることも大切だと先生はおっしゃっていました。これもその通りかも。。多血質の子には、その場で叱るほうがいい。どこかへ出かけるときは、準備を整えてから言うといい。逆に粘液質の子には、前もって言うことが大切。憂鬱質の子に対しては、共感する、一緒にすることが必要。これは大人に対しても言えることで、気質を知ると合わないなぁと思ったりイライラしたりすることも少なくなるかも、と思いました。それから、子どもの生まれる順番に関する神秘的なお話も聞けました。一人っ子は、いつも守られていたい。壁の向こう側にいる。第一子は、下の子のことを考える。親のことを一番心配する。第二子は、現実的に生きる。第三子は、はじける。飛び出す。なるほど~。友達の子兄弟を見ていてもなんとなくこんな感じがする。皆さんのお子さんはどうですか?ここで私も先生に妊娠報告ができました。「朝会ったとき、顔がキラキラ輝いていたからそうかと思ったのよ。」と言われました(^^)うちはこうしてみれば、ヨウは一人っ子のタイプじゃないなぁ。。一人っ子と第一子でまた違うというのは面白いですね。先生の穏やかな話され方によって、シュタイナー教育が私の中で変わりつつあります。これまでこれは理解できない・・・と思っていたことが、すーっと柔軟に考えられるようになっています。シュタイナーの子育てで日登美さんおすすめの本が紹介されているので、順に読んでみようと思います。 先生おすすめのこの本は、やはり図書館にもなく、楽天でも在庫切れでした。図書館でリクエストしてみます。(リクエストすれば、大抵買ってもらえますよ!)
2008.05.22
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友達に誘ってもらい、豊田市で開かれるシュタイナー講座に参加しました。少人数でという先生の考えで、アットホームな雰囲気でした。先生は20年間シュタイナー教育の幼稚園で先生をされていた方。ベテランママで穏やかにお話をされる本当に素敵な方でした。これまでシュタイナー教育の本を読んで、共感できるところもたくさんありましたが、理解しがたい部分や現実的でないなぁと感じるところもありましたが。。先生は今の時代を踏まえて柔軟で、これまでの私の中のイメージとはまた違うものになりました。本から学ぶことも多いですが、やはり実際にお会いしてお話を聞くと伝わり方も違いますし、すーっと心に入っていって記憶としても残りやすいですね。(この先生の本を読んだわけではありませんが。。)今日行って一番よかったなぁと思ったのは、先生がしきりに「自然と触れ合うことが一番大切」とおっしゃっていたこと。シュタイナー教育の本によっては「7歳まではお母さんのお腹の中にいるのと同じですので、外遊びは控えめに」と書いてあるものもあり、理解できないところではあったのですが、シュタイナー教育でも夏は発散するときだから毎日外遊びをしていると聞き、安心しました。夏を越えると子どもは急に逞しくなって、子育ても楽になるそうです。特に、3歳半を超えた秋。冬は寒いから中で静かに過ごす。。このように「自然の流れに沿った子育て」をするといいそうです。少人数だったので、ここからは悩み相談室。我が家はテレビのことを相談しました。(幼稚園で流行っているテレビを知らない。今は観ないですんでいるが、これからそうはいかなくなってくるかも。。)先生は、全部がタブーではなく、時間を決める(子どもとルールを作る)ことが大切だとおっしゃっていました。それから、後のフォローが大切。テレビを観た後は乱暴になるので、ほっとできること(手作りおやつなど)をしてあげるといい。あとグサリときたお話は、・7歳までは知的な教育はしない 体が頭についていかず、頭でっかちな人間になってしまうから。(このお話のとき、ヨウはノートにひらがな、数字を書きまくっていました^^;)・子どもに理屈を並べて言わない 子どもは大人の言うことをマネしているだけ叱り方について、ためになるお話が聞けました。後ろから抱きかかえて話をする よく「目を見なさい」と言う母親がいるが、逃げ場がないのでよくないそうです。叱るときは小声、褒めるときは大声で逆のことをしている母親が多い。私も。。しっかり心に刻んでおきます。「だめ」という言い方ではなく、「~しようね。」と肯定的に言う。これはわかっているけど、一番難しい。。でも心がけはしていきたいです。最後に、シュタイナーの考える「4つの気質」のお話がありました。多血、胆汁、粘液、憂鬱それぞれの特徴についてはこちらに詳しくありました。次回チェックシートを使って判断していただけるので楽しみ。私は。。基本的に粘液だけど胆汁の要素もある気がします。ヨウは、胆汁が強くて粘液が少し。という予想だけどどうかなぁ?気質は1つではなく、色々な気質を持ち合わせていることが多いそうです。自分の気質を知ること、相手の気質を知って相手を認めることが大切。また次回4つの気質について詳しく書きますね。飲み物でもわかる、ということが面白かったです。多血・胆汁→コーヒー粘液・憂鬱→紅茶楽器は、多血→フルートなど吹く楽器胆汁→打楽器粘液→ピアノ憂鬱→独唱が向いているとのこと。1つの教育の考えに頼るつもりはありませんでしたが、知れば知るほど面白いですね。こうした講座で悩みを相談できる先生がいることも心強いです。今後も月に1度、講座を開いていただけるとのことで、豊田まで通おうと思います。この先生とは関係ありませんが、5月に開催されますね。子どもと大人のためのライアー・オイリュトミー公演もりのこびとのおんがくかい
2008.03.26
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私とシュタイナー教育との出会いやシュタイナー教育の本はこちらの日記に書きました。よかったら見てくださいね。最近読んだのはこの本です。 子ども・絵・色 シュタイナー絵画教育の中から 最初のページに素敵な詩が載っていました。空色のちいさな雲にとんでゆき、くらい地色に虹を描いた。なんて きれいに 輝くのだろう!ひとは 虹にのって天にのぼり、よみがえることができるだろう。 (A・シュテッフェン)「幼い子どもたちは、色のあるものに出会い、それを目で追いかけ、手をひろげて掴もうとします。おとなになった私たちには何でもないことかもしれませんが、幼い子どもにとっては、目に見えるものが新鮮で、また面白いものなのでしょう。」・子どもたちの周りには、自分で色を体験することを邪魔するものがたくさんある。お日さまは赤く、など。もっと悪いことは、カラフル=子どもらしいと決めつけて、子どものための物を赤、青、ピンクで塗ってしまうこと。青は男の子の色、赤やピンクは女の子の色、と決めてしまうこともある。幼い子どもは純粋で、出会った色をそのままの印象で受け入れ、肉的に感じ取る力がある。大人になるとその力は衰えてしまうので、幼いうちに色の体験をたっぷりすることが大切。・どうして子どもは絵を描くのか?おもしろいから! そして、そのような力、表現する力を持っているから!そして絵には、保護、治療の力がある。・ルドルフ・シュタイナーは「落ち着かない多動的な子どもには、赤を塗らせてごらんなさい。」と言っている。赤を塗っているうちに、心の中には赤の補色の緑が現れて、心が落ち着いてくる。・心を鬱積した思いを、絵を描いたり色を塗ったりすることで発散させようと自分をコントロールしているかもしれない。お母さんたちは「こんな暗い色じゃなくて、もっときれいな色を使いなさい。」とか「もっと違うものを描いたら?」と強制したりしないで、特に幼い子どのには、描きたいように描かせてあげて。・子どもが絵を見せにきたとき、「上手ね」などと言って褒めてしまうと、子どもは「こういう絵が好きなんだ。こう描いたら褒めてくれるんだ。」と思ってしまう。ただ決まった言葉で褒めるのでなく、「あなたのやり方をしていいんだよ。」とやりとりの中で知らせてあげることが大切。・なぐり描き自体には意味はないが、それをすることに意義がある。 だんだん動作をコントロールするようになって、線を自由に描き、様々な形が生まれる。・絵の指導とは? 1.その子どもをそのまま受け入れること 2・子どもの想像の幅を広げてあげること 3.描きたくなる環境づくり・大人も時々は絵を描いてみる そうすると、頭ではなく感覚で色の本質を感じることができる。 黄色は放射しようとする 青は内へ向かって輝く 赤はわたしに静止した赤色として作用する 「色彩の本質」より 個々の色を体験したら、今度は二色を使ってみる。 ・シュタイナー幼稚園では、水彩画は毎週1回、決まった曜日に行う。 水でぬらした紙に赤、青、黄色の三原色の絵の具で描くやり方。 虹 虹よおいで わたしの ところに 絵を描きましょう 金の皿から 歌は落ち着かない子どもたちの心を静かにしてくれる。 絵に向かわせる導入になる。 「違う色を使うときは、お水でよく筆を洗ってから、次の色をつけようね。」ということ、小さい子はたっぷり絵の具をつけて描くので、お皿のふちで絵の具を切るように、ということを言い、あとは自由に描かせる。 片付けの時間も、貴重な経験になる。 水と一緒になった絵の具は流しの中を動き、渦巻きになったり、混ざり合って新しい色が生まれたり・・・水彩画、クレヨン画で用意するものも具体的に載っています。水彩画は透明水彩絵の具3原色 クレヨン画は蜜蝋のブロック型のものを用いる。 ブロック型のものは面で描けるので、生まれてきた「色彩」や「かたち」に気持ちを集中することができる。様々な手法も載っていて参考になりました。絵を見せに来たとき「上手だね。」と言ってしまうことがよくあります。他の本にも何冊かに、「上手」と言うとこう描けばいいんだ、と思ってしまうのでよくない、とあったのですが、つい。。それが一番手っ取り早いから言ってしまうのかもしれません。子どもの絵に共感して、絵を“褒める”ことを私がしていかなくては、と思いました。子どもと一緒に絵を、色を、楽しんでいけたらと思います。今日は久しぶりに絵の具でお絵かきしたので、この本をまとめてみました。次の日記に書きますね。
2007.01.07
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