中年層の障害者の広場

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2009.06.07
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カテゴリ: 介護ニュース
たん吸引など指針作り



 年内に各地の特養でモデル事業を行い、早ければ来年度にも実施する考えだ。

 10日に開かれる同省の検討会でこの方針を説明し、モデル事業の実施を提案する。

モデル事業では、研修を受けた介護福祉士が、医師や看護職員の指示を受け口腔内のたんの吸引と、経管栄養の経過観察、片づけを行い、指針作りの参考にする方針だ。

 特養は全国に約6000か所あり、約40万人が暮らしている。
「生活の場」と位置付けられているため、看護職員の配置基準は入所者100人あたり3人と、病院などに比べて手薄だ。

約75%の施設が基準より多い看護職員を配置しているが、夜間も常に看護師がいる施設は2%程度。同省の調査では、たんの吸引の約2割は看護職員が手薄な午後10時台~午前5時台に行われていることから、実際には介護職員が一部の医療を行っている実態がある。

本来、医療関係者にしか認められないため、医師法違反に当たるとして、行政指導を受ける施設も多い。

 高齢化で医療が必要な入所者が増えたこともあり、違法行為がこれまで以上に広がるおそれもある。特養関係者には、「違法行為を行わざるを得ない状況が、介護職員の負担を増やし、離職の一因になっている」との指摘もある。



 医療関係者からは慎重論も出ているが、同省では、安全性を確保しながら、介護職員に一部の医療行為を認めることで、問題解消につなげたいとしている。

2009年6月6日 読売新聞





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最終更新日  2009.06.07 15:19:54
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