週末になるとネットショッピングの食料品が届きます。
備えられた宅配ボックスは24時間可能ですが、
温度に敏感な食料品は直接受取ります。
新茶の季節、
今週はその新茶と和菓子が届きました。
日本茶の産地は、宇治、静岡、薩摩、八女といろいろ、
宮崎の都城にある薩摩園「鎌田茶業」は私が一番好きなお店です。
そのなかでも薩摩園にしかない貴重な新茶があります。
碧糸白折、蔵人(くらんど)は、
上質新茶葉のうち先の柔らかな部分だけを採取して、
茶師が丁寧に手揉みをして作られる新茶。
その葉はまるで絹糸の細さです。
カフェイン、タンニンの渋みもほとんど含まれない、
ほのかな淡い新緑の香りのお茶です。
たまたま私は他のお茶と一緒に購入したことがありますが、
残念ながら数量が極端に少ないこのお茶は、
今は店頭でのみの販売となっているようです。
新茶の季節、東国原知事の宮崎へ行かれる際は、
是非一度、このお茶を求めて都城へ立ち寄ってみて下さい。
薩摩園 碧糸白折 蔵人(くらんど)
薩摩園から届いたお茶はいつもの煎茶「炭烈火」。
30gづつの小分け真空パックは、
繊細な日本茶の風味を損ないません。
薩摩園の素晴しさは商品の茶葉だけにとどまらず
お茶をいただくまで気配りするお茶への思い、
包装からパッケージに至るまで、
素敵なデザインは、おつかいものにもお薦めです。
薩摩園 炭火仕上高級煎茶 炭烈火
普段の和食ごはんに合うお茶は、
繊細な甘さを含む煎茶よりやはり番茶やほうじ茶です。
ほうじ茶といえば、 丸八製茶場の「献上加賀棒茶」
は有名です。
棒茶は茶葉を焙じたお茶のなかでも茶の茎だけを使ったお茶。
深く焙じられた茶の茎は大変香ばしく、
また違った日本茶として楽しめます。
ほうじ茶のよさは、
カフェインを含みませんから就寝前でもいただけます。
深炒りの香りは素朴な煎餅菓子、また洋菓子にも大変よく合います。
丸八製茶上 献上加賀棒茶
丸八製茶場 加賀棒茶
不昧公のお膝元、島根県松江市には美味しい和菓子が多いです。
茶道といえば和菓子、
風流堂の和菓子
のひとつ「路芝」は、
餡と白胡麻求肥の少し乾いた感じがするとても素朴な和菓子。
それほど甘くもなく、なぜかたまに食べたくなるひとつです。
風流堂 路芝
日本茶も、それぞれの場面に合わせて楽しみます。
とらや ほうじ茶 京の言 2010年06月03日
献上加賀棒茶 ほうじ茶 2009年08月10日
柳桜園ほうじ茶 香悦 2009年04月25日