ユビキタスモバイルの夢

February 28, 2013
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カテゴリ: ユビキタス
理化学研究所と富士通が開発したスパコンピューター(スパコン)「京(けい)」の利用が本格的に始まった。1秒間に1京(京は1兆の1万倍)回の計算が可能な処理能力を生かし、研究機関を中心に地震予測のシミュレーションや宇宙誕生の謎の解析が進められている。一方、企業や個人の研究者による一般利用も可能になり、創薬や素材開発などの分野で「世界最高級の頭脳」がフル回転を始めている。
京は2012年9月に本格稼働した。計算をするCPU(中央演算処理装置)の総数は8万8128個。全人類が17日間、1秒に1度計算する量を、京は1秒間で計算できる能力がある。CPU同士を結びつける約20万本のケーブルを1本につなげれば、東京から博多までの距離(約1000キロメートル)に相当する。

 建物の3階にあるスクリーンルームの裏手に、柱が1本もない約50メートル×約60メートルの部屋が広がる。部屋には96個のCPUを内蔵した高さ約2.5メートルのボックス864台が整然と並んでいる。このボックス群が京の頭脳の本体だ。

 案内してくれた理化学研究所計算科学研究機構コーディネーターの伊藤聡氏は「スクリーンルームで京の歴史や性能をVTR上映した後に、スクリーンが自動的に収納され、目の前に京が現れる仕組みになっている。粋な計らいでしょ」と笑う。

 京の消費電力量は約15メガワット。1世代前のスパコン「地球シュミレータ」の約300倍の計算処理能力があるが、電力量は半分近くに抑えることに成功した。ただそれでも膨大な電力を消費するため、発熱を抑える工夫を随所に凝らしている。


京の利用枠のうち50%は国が指定する「戦略プログラム」に充てられる。プログラムには、震災や集中豪雨などの災害を予測し、被害軽減につなげる超高解像度の気象予測システムの構築や、宇宙の起源解明など5つの分野がある。
一般利用は全体の30%で、企業が京を活用できる産業利用枠は同5%。割り当てはノード(CPUの数)×時間で計算する。1ノード時間当たり12.68円を支払う「有償利用」と、無償だが成果の公開義務がある「一般利用」に分かれている。
出典: http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK27018_X20C13A2000000/?dg=1






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最終更新日  February 28, 2013 08:05:21 PM
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