コントラストAFは、イメージセンサー(撮像素子)がとらえた映像のコントラストの差を検出してピントを合わせる方式である。ピントが合った状態が最もコントラストが高くなるので、レンズ位置を少しずつ調整してその最高点を検出する仕組みだ。撮像素子の全面でピント合わせができるメリットがあるものの、AFの速度は比較的遅い。また、明暗差が少なくなる暗所ではピントが合いづらくなるといった欠点がある。
だが近年では、微細化したAFセンサーを撮像素子内に組み込むことで(像面位相差AFと呼ぶ)、ミラーレス一眼やコンパクトデジカメでも高速な位相差AFが使えるようになった。スマホでも、アップルの「iPhone 6」などの一部機種が採用している。ただ、撮像素子がぎっしり敷き詰められた間を縫ってAFセンサーを設置しなければならず、AFセンサーの数や位相差AFが動作する位置が限られていた。今回のGalaxy S7とGalaxy S7 edgeで登場したデュアルフォトダイオード技術は、これまでの像面位相差AFの欠点を改良した技術といえる。
Galaxy S7とGalaxy S7 edgeは、実質的な記録画素数が1200万画素と抑え気味であり、数字だけ見ると2300万画素のXperia Xに見劣りする。ただ、同じ撮像素子のサイズで画素数が増えると、1つあたりのフォトダイオードは小さくなり、取り込める光の量が減少するために暗所での画質は劣化する。Galaxy S7とGalaxy S7 edgeは、画素ピッチが1.4μmになり、前モデルの1.12μmより大型化したことで、特に暗所での画質向上の可能性が期待できる。今後、スマホのカメラが「画素数競争」ではなく「画質競争」に力を入れるきっかけとなるかもしれない、と感じた。
出典: http://style.nikkei.com/article/DGXMZO98398430U6A310C1000000?channel=DF260120166490&style=1
日本の通信が危ない March 25, 2026
京セラ、NECも基地局機器撤退 January 22, 2026
ソフトバンクAI通信網基地局活用でロボ普… January 10, 2026
PR
コメント新着
キーワードサーチ