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2016.09.19
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カテゴリ: 健康・医療・介護
古泉博之(東大助教)、Joseph Gleeson(ロックフェラー大教授)、榎本和生(東大教授)が,「自閉症関連因子DCLKによるMAP7D1のリン酸化が脳の左右をつなぐ神経回路の形成制御に必須と発見」と題する論文を、”Developmental Neurobiology(2016年9月25日版)”に発表したそうである。

2016/09/18付けの日経リリース↓によれば,
release.nikkei....
===
東京大学大学院理学系研究科の古泉博之助教と榎本和生教授の研究グループは、ロックフェラー大学Joseph Gleeson教授らと共同して、DCLKの生理的リン酸化基質として微小管結合蛋白質MAP7D1同定し、さらにDCLKによるMAP7D1のリン酸化が、脳の左右をつなぐ神経回路の形成制御に必須であることを発見しました(図1)。また、リン酸化型変異を導入したMAP7D1をDCLKノックアウトマウスの大脳皮質ニューロンに導入することにより、DCLKノックアウトマウスの回路形成異常を完全に回復させることに成功したことから、MAP7D1リン酸化が自閉症の創薬ターゲット候補となる可能性が示唆されました。
===

いわゆる「自閉症」は、障害なのか、個性の多様性なのか,はたまた病気なのか?
現代の科学は、遺伝子の多様性に由来する多様性の一環であることを解き明かしつつあるように思われる。

多様性が日常生活を困難にしていれば、「障害」と呼ばれる。

この論文は、「病気」と呼ばれる「自閉症」の範囲を広げそうである。





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Last updated  2017.04.30 16:32:47
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