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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2012.10.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
7才前の子どもたちの子育てや教育で一番大切なことは、「生まれてきて良かった」という感情を育てることです。

このこと以上に大切なことはありません。

7才までにこの感情が育った子は、それ以降の人生を豊かに、幸せに生きる力を得ることが出来ます。

途中苦しいことがあっても「帰るべき場所」が分かっているので、迷子にはなりません。苦しみながらでも、本来の場所に戻ることが出来るでしょう。

でも、「生まれて来なければ良かった」と感じるようになってしまった子は、孤独な人生を生きるようになるでしょう。

自分の存在を肯定できないほど孤独なことはないからです。というか、孤独な状態で育てられたから「生まれてこなければ良かった」と感じるようになってしまったのです。

また、「生きる喜び」を感じることが出来ない子は、ただ目先の快楽や享楽的な刺激ばかりを求めて生きるようになるでしょう。

このような子は、「孤独」ではなかったかも知れませんが「虚無的」です。「自分の成長」を実感できない育ちをしてきた子どもたちがそのような状態になりやすいです。

そして今、一番多いのがこのタイプの大人や子どもたちです。だからみんな、目先の享楽や快楽ばかりを求めるのです。「イジメ」もこの虚無的な感性が作り出しているのだと思います。



7才までに「生まれてきた良かった」と感じることが出来るようになった子は、一生を通して「帰るべき場所」を手に入れることが出来るのです。

だからそのような子は、途中道を外れても、やがて帰ってくることができます。でも、その「帰るべき場所」を得ることが出来なかった子は、そのまま「行ったきり」になってしまいます。


人間は「自分の成長」を喜ぶ生き物です。大人になるに従いこの感性は弱くなりますが、幼い時にはこの感性は絶対的です。

ですから、思春期までの子どもたちは「自分の成長」を実感できないと、「自分が生まれてきた意味」を見いだすことが出来ずに虚無的になってしまうのです。

ただし、この「自分の成長」は「自分自身で肯定できる成長」でなければなりません。決して、「親や先生が喜ぶような成長」ではありません。

「早く走れるようになりたい」と思っている子が、努力して速く走ることが出来るようになった時、自分の成長を実感し「生きる喜び」を感じることが出来るのです。それが自己肯定感につながります。

でも、「速く走ること」には何の興味がない子を、無理矢理追い立てて早く走れるように訓練しても、子どもは「自分の成長」を実感することは出来ません。

むしろ、自分の意思が否定されたと感じ、自己肯定感を失っていくでしょう。

ですから、子どもたちが自分の成長を実感できるようにするためには、子どもたちの価値観の延長上に目標を定めてあげる必要があります。
すると子どもたちは仲間と競い合いながら、その目標に向かって成長していくのです。

そして、ほとんどの場合、それは「遊び」という形に中で行われています。

子どもたちが「仲間との遊び」を喜ぶのは、それが自分自身の成長にとって必要なことだということを感覚的に知っているからなのです。


「地域の仲間」を失ってしまった現代の子どもたちにとっては、そのようなことが出来るのは「幼稚園」という場以外にはありません。



「遊び」を「無駄なこと」として感じるような人は、「遊びの喜び」の中に「帰るべき場所」が存在していることが分からないのでしょう。

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参加者募集です。

ワークショップ「心とからだの深呼吸」

チラシは「ここ」 でご覧になって下さい。



 昔の人は「忙しい」ということを「心(え捗)をうしなう(亡)こと」と考えました。人は、忙しい時、「心」を失ってしまうのです。ですから、忙しい人は「心」を失った状態で家事をして、仕事をして、子育てをして、年老いていきます。

 現代人は、毎日毎日そのように過ごしています。でも、「心」を失ってしまっている時の記憶は残らないのです。「心を失っている時間」は、自分にとって「存在していない時間」と同じだからです。だから、想い出すことが出来ないのです。

 思い当たることはありませんか。

 幼い頃からそのように生きてきた人は、年を取って、死が近くなった時、自分の人生を振り返っても何も想い出すことが出来ないでしょう。それは「空っぽの人生」です。
 自分の人生を空っぽにしないためにも、今ここで「自分の心」を取り戻しませんか。





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Last updated  2012.10.17 08:08:33
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