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森の声@ Re[3]:「体験格差」(子どもの育ちに必要な体験について)(11/04) めげぞうさんへ >これからどうなって行…

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森の声

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2024.11.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私は子どもの頃から色々なことに興味を持ち、色々なことをやってきましたが、私の気持ちの中ではみんな同じものです。

私はただ「本当のこと」が知りたいだけなんです。物理学に興味を持ったのも、物理学を学ぶと「宇宙の本当のこと」が分かると思ったからです。

スピリチャル的なことにも興味がありますが、それは「見えない世界における本当のこと」を知りたいからです。

「気質」に興味を持ったのも、「気質」という考え方に「本当のこと」を知る手掛かりがあると感じたからです。

高校生の時にデッサンや絵を描くことにはまって「世の中にこんなにも面白いものがあるのか」と感じたのも、そこに、それまで知らなかった「本当のことを見る見方」があったからです。

デッサンでまず学んだのは「空間」の捉え方です。それまで「空間」などというものを意識したことなんかありませんでした。

もちろん「空間」という言葉は知っていました。これは皆さんも同じでしょう。でも、デッサンではその「三次元世界の空間」をどう認識して、「二次元世界」の中でどう表現するのかということをするのです。でもこれが難しいのです。そもそも、「物」は見えても、その「物」が存在している「器としての空間」は目では見えないですからね。
デッサンではその「目には見えないもの」を「目で見えるもの」に変換するのです。

テレビなどで見ていると、ただ写真のようにそっくりに描くことが流行りのようですが、あれは単なる「技術」の問題であって「認識」の問題ではありません。そっくりに描くだけなら機械にだって出来てしまいます。というか写真を撮ればいいだけのことです。


私が中学生の頃に出会って感動した「相対性理論」も空間を扱っています。そして、空間と一体のものとして時間もあります。物理学は「物の理(ことわり)」と書きますが、実際には「空間と時間の理」だったんです。目に見えている「物」は、目では見ることが出来ない「空間と時間」の一状態に過ぎないのです。
それは、般若心経で言われている「色即是空 空即是色」の世界そのままです。

相対性理論における有名な「E=mc2(二乗)」という式を見た時にはびっくりしました。Eはエネルギーです。mは質量でcは光の速度です。物質はエネルギーに変換出来るということです。しかも、なんでかそこに光速が関係しているのです。面白いですよね。
そしてこの原理を元にして原子爆弾が作られました。

「本当のこと」を知るために仏教やキリスト教のことも学びました。中でも仏教における認識論には強く惹かれました。
私たちが生きている世界は、私たちとは無関係に存在しているものではなく、私たちの認識が創り出しているというのですから。

維摩経というお経があるのですが、これがまた面白いのです。
AIは以下のように解説しています。


詳細
大乗仏教経典の『維摩経』には、認識論に関する思想が説かれています。
維摩経の認識論
思想
相反する概念は別々のものではなく、ひとつのものの部分であると説く「不二法門」
内容
善と悪、生と死、我と無我など二項対立によるものの見方を解体し、ものごとの本質を捉える
主張
世俗社会で生きながらもそれに執着しないこと、すべては関係性によって成立しており、実体はない、自らの修行の完成ばかりを目指さず、社会性や他者性を重視せよ


私がいつも書いているようなことが書かれていますよね。

また、気質が違えば物事の認識の仕方も違います。ですから、物理的には同じ場所にいて、同じ体験をしても、本人の意識の中では異なった場所にいて、異なった体験をしているのです。
面白いですよね。


これは私の考えですが、シュタイナー教育を知識や方法論として学んでしまったら本質が失われてしまうような気がします。

私は、R.シュタイナーは、宇宙の見方、人間の見方、命の見方、成長の見方、見えない世界の見方を提示しようとしたように感じるからです。
私にとっては、R.シュタイナーは一つの認識論を提示したように思えるのです。
ですから、彼の言葉を「科学的ではない」と言って否定しても意味がないのです。科学は「認識によって生じたもの」を扱うことは出来ますが、「認識そのもの」は扱うことが出来ないからです。

それはつまり、この宇宙に「人間とは異なった認識能力」を持った宇宙人がいたら、私たちが知っている科学とは異なった科学を創り出している可能性があるということです。





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Last updated  2024.11.22 09:10:29
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