2004年02月25日
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ケータイもしくはパソコンで。

バイク便や「お使いさん」を頼ってやりとりした画像やイラスト、レイアウトもメールで送受信。
しかも距離を問わず国内外へ。本当に便利になった。

でも、よく考えたら、ここまで広くネット環境が整ってきたのはここ数年のことなのだ。

夫が留学していた数年前のロシア。
大都市ですらネット環境が不安定で、手っ取り早く確実なのがFAXだった。
当時はコドモが上手におしゃべりを始めたばかり。
「パパとモシモシしたい」というコドモに、その時だけは電話代に目をつぶり、せかさずにおしゃべりさせたこともあったっけ。

そのハガキは、今でも夫が大切に保管している。

海外在住の日本人にとって、メールは何にも代えがたいコミュニケーションツールである。
でも、その便利さを十二分に享受すればするほど、
手書き文字の良さ・郵便の有難さもはっきり見えてくる。

今日、7777番のキリ番を踏んでくれたHN・コーリャさんに送った「あるもの」が届いたとメールをいただいた。
郵便局で切手を貼らずに窓口に出すと、局員さんが料金分の切手を貼ってくれる。
この封筒に貼られた切手の何と芸術的なこと。
切手がじゃなく、貼り方がね。
お手数かけて申し訳ない、と思ったのは最初の1回目だけ。
位置といい、水のつけかたといい、切手の貼り方に全く配慮がないのだ。
前なんて、ハガキの宛名が全部にじんで消えそうになるぐらい水つけたからね。

曲がって、離れて、ちぎれて。
見事真っ二つになった切手、平気で貼ってましたよね、コーリャさん。

と同時に、楽天日記の子育てカテゴリでは有名なHN・マドレボニータことマコさんからも、厚ぼったい封筒に入った手紙もろもろが届いた。
うーん、ありがたい。
手紙はもちろん、わざわざ送ってくれた(しかも自発的に)その気持ちが、何よりもうれしくて。

たった1通でも、手間隙かけて投函された手紙なのだ。

ハガキ一枚でも、たとえ短い文章でも。
手紙はいろんなものを運んできてくれる気がする。

つい先日、友人がメールのやりとりで生じたニュアンスの行き違いをこぼしていた。
いつものフォントと行間でしか伝えられない、微妙な思い。会話や手紙なら何となく伝わりそうな気持ち。
メールだからこそ、意識して「文章」で伝えなければならなかったことを、彼女は悔やんでいた。
確かに、そういうことはある気がする。
「開封通知付きメール」が来るときのある種の緊張感も、ちょっと似てるかな。

アナログな文通相手大募集しよっかなー(笑)。
唯一の条件は、ロシアのニチェボーな郵便事情に理解のある人、ということで。








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最終更新日  2004年02月26日 12時21分04秒
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