「免疫整体 ここ一番」院長の日記

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2007年01月09日
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カテゴリ: 健康ライフ



4. ミクロの世界から

4-3)水とミッキ-場(その2)

さて、ミッキ-場である水に、リン脂質が混ざった場合どうなるだろうか?

リン脂質の頭の部分は電気双極子になっているため、やはり電気双極子になっている水の分子を引き寄せることが出来た。
だから、互いにくっついたり離れたりしてさ迷っている水の分子も、何の抵抗もなく近くのリン脂質頭部にもくっついたり離れたりしている。

水の分子にとっては、相手が水の分子であろうとリン脂質の頭部であろうと、とにかく電気双極子どうしでくっつくことができるならば、それでよいのである。

水の分子が電気双極子場として凝集したところに入ってきても、それ自体が電気双極子になっているリン脂質頭部は邪魔者扱いされない。

このように、水に邪魔者扱いされない性質を親水性という。


これらが、水の分子が凝集したところに入ってきても、絶えずくっつく相手を取り替えている水の分子には、邪魔者でしかない。

だから、どの水の分子も、このようなくっつけない部分を遠ざけるかのようにくっつく相手を求めていくため、この部分は水の分子が凝集したところからはじき出されることになる。

この性質を疎水性という。

リン脂質の分子では、リン原子のある頭の部分は水になじみやすい親水性を示し、ヘアピンのような足の部分は水に嫌われる疎水性を示す。
細胞膜のまわりは水が取り囲んでいるから、リン脂質の分子は2重に並んで膜を作っている。リン脂質の親水性の頭の部分をそれぞれ外に向け、疎水性のヘアピンの足をそれぞれ内に向けているわけだ。

子ども達が頭を同じ方向に向けて寝転がって列をひとつ作り、自然に足の裏と足の裏をあわせるようにして、もう一列頭を同じ方向に向けた子ども達が寝ている様子のイメ-ジだ。

リン脂質で作られる細胞膜の断面は、このようになっている。

細胞膜の表面はすべて親水性の部分が露出していて、細胞膜内外に凝集した水の分子と強くつながり、ミッキ-場を繋ぎ止めておくことができる。

細胞の中や外に藻のように張りめぐらされているマイクロチュ-ブルやマイクロフェラメントは、目に見えないほど小さな電気双極子であるタンパク質分子が集まってできている。

あるときには小さな電気双極子が揃い、全体としても1つの大きな電気双極子になる。
また、プラスとマイナスがでたらめに並び、全体としては電気的な性質を何も持たなくなることもある。



したがって、藻だと思ってきたマイクロチュ-ブルやマイクロフェラメントの周りの水が、目に見えない立体構造を形ずくっているかどうかを考えるのには、この大きな電気双極子がとても重要な鍵になっていたのだ。
(つづく)





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最終更新日  2007年01月09日 10時17分05秒
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