今朝の朝日新聞は、 トップ がこの事件で占められていた。
21歳の自殺願望女性の 依頼を受け、殺人を実行 したのである。
それも、 20万円 という金額を前払いさせ、 ビジネス として行ったというのだから驚く。
逮捕されたのは34歳の、ごく普通の青年で、妻子もあるというのだ。
近所の人の話だと、子煩悩で人当たりも良く、ありふれた家庭人であったようだ。
もし、私の両親が生きていたら、きっと、この事件で腰を抜かしたに違いない。
この事件が、どれほどの人たちを傷つけ、人間不信に陥し入れたか、想像すると恐ろしくなる。
特に若い魂を持つ年少者には、できたら知られたくない事件である。
一体日本はどうなってしまったのか?
朝日新聞の記事によれば、このようなサイトは日本だけで数百あるというのだから、開いた口が塞がらない。
こんなサイトを開くことはむろん、自殺を助けるという殺人行為を思いつくこと事態信じられないし、私には到底理解できない。
そんな サイトが数百あるという現状には、ただ溜息しか出てこない。
日本にもサイトを管理するシステムもあり、日々チェックしているそうなのだが、この種のサイトを取り締まる法的処置が未整備らしいのだ。
従って、警察も取り締まれないし、プロパイダ-もビジネスを優先するため、実情は野放し状態らしいのである。
国会は、勢力争いの愚問の応酬で明け暮れているが、足元では崩壊が始まっているわけである 。
「一日にして成らず」 の栄華を極めたロ-マ帝国が、つかの間に滅びたのは、帝国の秩序の乱れによると言われている。
繁栄の先、自由という虹の先には、たいがい 破滅という断崖絶壁 があると、幾つかの歴史は物語っている。
現代の日本、および、世界は、人類にとって、史上未曾有の自由で豊かな世界である事は間違いない。
空、地上、海には、人間本位の乗り物や建物で満ち、耕作地は人類のためにのみ切り開かれている。
しかし、飽和点に達した今、地球温暖化問題が加速し、天候不順、エネルギ-危機、食糧危機が直ぐ目の先に見え出してきている。
それらの主因こそ、我々の心の中に棲む、 何でも自由という発想から生じてくる人間自身のオゴリ という ウイルス が原因だと、私は思っている。
この事件を契機に、我々は、自由という虹の先には、断崖絶壁が必ず潜んでいる事を、もっと真剣に肝に銘じるべきであろうと思う。
「大原麗子さん死去」 2009年08月07日
64回目の広島原爆記念日に願う。 2009年08月06日
世界の飛び魚「古橋広之進翁」の見事な完… 2009年08月03日
PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着