「免疫整体 ここ一番」院長の日記

「免疫整体 ここ一番」院長の日記

2012年10月27日
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「千客万来」

【子供過敏症の原因は食生活】(11)

「腸粘膜の重要性」(5)

多細胞動物では複数の細胞が共同して「組織」と呼ぶ機能集団を作り、組織がさまざま組み合わさってより大きな機能を持つ集団を「器官」と呼ぶ。

ヒトは細胞だけでできているのではなく、細胞は細胞外の複雑な格子構造を持つ細胞外マトリックスと接している。

このマトリックスは細胞の発生や代謝などを制御する複雑な役割を担っていることが分かっている。

オ-ストリアのアルフレッド・ピッシンジャ-大学教授は、マトリックスを「基礎調整系統」と呼んだ戦後最初の人であった。

博士は、生命にとって最も重要な基礎的機能、すなわち水、酸素、酸塩基そして電解質貯蔵の制御機能について研究した人物である。

細胞外マトリックスを構成する巨大分子は主にニ種に大別でき、その一つがグリコサミノグリカン(GAG)という多糖類である。

結合組織におけるグリコサミノグリカンは通常、水を大量に含むゲル状であり、関節などで圧縮に耐えるための圧力を支える仕組みになっている。

またGAG類の一つにヒアルロン酸があり、これも水を含んで少量でも膨張して潤滑剤として機能する。

ところがマトリックスに蛋白質が沈積してしまうとGAGは水の吸収結合ができなくなり、さまざまな不都合が生じて、例えば関節が痛むなどして治癒が長引いてしまう。

マトリックスは、細胞を結び付ける高分子の複雑な組織であり、細胞に隣接して分子などを篩分けるフイルタ-的機能を持っている。

マトリックスは細胞の外側にあり、組織の鬱血、沈殿、反応が起きる場である。

細胞間のさまざまな情報は、このマトリックスを通過する。

健康な状態では、マトリックスが水の結合をはじめ通過する諸情報が滞りなく流れる状態にあることといえる。

☆ 高齢の特に女性には骨粗しょう症が多い。

その治療にカルシウムやビタミン類、あるいは直接痛い関節に、痛み止めやヒアルロンサン等を注入する場合も多い。

いずれも科学的に分析し、不足している物質を兎に角付加しようとする対処療法である。

高齢により、ホルモン減少に伴う体内環境の変化が、一番の主因であるとは考えない。

多量のカルシウムの摂取は、腸内環境(=腸内pH・カルシウム蓄積)を益々乱し、外部からの物質の注入は、細胞の必要物質生成能力をさらに退化させる。

すなわち逆効果になっている場合も多い。

腸を主体に、まずは体内環境を整え直すことこそが、王道なのである。






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最終更新日  2012年10月27日 11時18分45秒


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