「免疫整体 ここ一番」院長の日記

「免疫整体 ここ一番」院長の日記

2012年11月25日
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「千客万来」

【腸粘膜の重要性】(32)

「大人の腸」(2)

免疫機能で次に活躍する菌は好気性細菌叢であり、これも特別な任務を持っている。

好気性細菌は粘膜の動脈に誘発された酸素を受け取って還元することが仕事である。

これによって好気性細菌は酸素のない環境を作る。

好気性細菌叢の数は多くはないものの、その機能は重要で、免疫において効率よく活発に働くことにより慢性疾患の治療では大いに手腕を発揮する。

好機性菌のメインである大腸菌と大便連鎖球菌は、急性疾患の場合、それほど影響は受けない。

嫌気性細菌と同様これらの菌は、慢性疾患の時と同じように、ミネラル不足と重金属により傷つけられる。

これらの菌は強酸性の環境には耐えられない。

好気性細菌が減少すると真菌系が増加し、細菌が真菌に転換することさえある。

悪化していた環境が正常になると、直ちに真菌系は消えて、好気性細菌群が再び完全に復活する。

一般人の便中細菌の検査で、50%以上は正常であったが、残りの半分にでは、13.6%に真菌の発生による細菌異常がみられ、特に子どもの4.7%には大腸菌がいなかった。

大腸菌は免疫、睡眠行動、そして多くの反応に重要なキャリア物質を作ってくれる重要な細菌である。

大腸菌株がないと、抗ショック物質も作ることができないため、人間は正常な反応ができなくなる。

また臓器器官そのものの疾患も、微生物の住宅事情を悪くする要因となる。

便秘や腸管の形成異常と、便輸送の鈍化は、小腸下部と大腸からの微生物が、小腸上部、十二視腸と空腸で過剰成長を起して、非常に厳しい結果を招く。

大腸からの微生物は、胆汁酸塩と結合した脂肪の消化に必要な溶解を起して下痢になる。

胆汁酸塩は、同時にカルシウムを結合して不溶解性のキレ-ト化合物を作る。

その結果、胆汁酸とカルシウムが喪失されてしまう。

【大人の腸内細菌叢】

1. 「正常な細菌層」

 ・ビフィズス菌叢、細菌バクテリオイデス(=嫌気性微生物→乳酸形成)が便形成の   90%。

 ・大腸菌、大腸型細菌、腸球菌、乳酸かん菌(=好気性微生物)が便の10%。

 ・便の中の真菌期、10 2 3 /g

 ・便の微生物の1%、胞子形成体

2.  「腸内細菌叢の障害」

 ・嫌気性微生物叢の異常は全ての病気の50%以上に現れ、亜鉛欠乏が起こる。

 ・好気性微生物叢の異常は緑膿菌やぶどう球菌等有害菌の発生を招く。

*    便中にある程度の真菌相の菌がいることは正常である。

新生児の10人に1人は、便の中に最初の共生菌として真菌相を持っている。

多くの医師はこのような場合に、抗真菌薬を処方するが、これは不幸なことである。

ガンジダ・アルビカンスは有害ではなく、むしろ体に有益である。

人の腸に住み着く真菌には、多くの型がある。

最も多いのがガンジタ・アルビンカンスである。

今日の食習慣を分析すると、ガンジダ・アルビカンスがより茂るようになったのは驚くに当たらない。

その理由のひとつには、即席料理と加工調理しすぎのレンジでチン式の食べ物を食べる一方、生野菜を欲しがる。

この結果、季節の旬の物を食べなくなり、遠隔地から輸入された物を食べることが多い。

死んだ栄養素、ただ茹でただけのセルロ-ス分、そして良く噛まず、唾液(分解酵素)分泌不足のまま腸に送られると、腸では当然醗酵と腐敗が起きる。

さらに腸粘膜が委縮した極端な嫌気性状態では真菌が増殖し易い。

(つづく)






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最終更新日  2012年11月25日 08時19分21秒


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