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4/1:最終日:沖縄→… New! 天地 はるなさん

Welcome to Ichiro’s… Ichiro_Kishimiさん
沖縄でウエディング… 上等沖縄司会屋さん
2008/01/20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 ヒロポンというのは覚せい剤である。私が小さかった頃、大人がうわさをしているのをきいたり、ラジオで聞いたりして恐ろしいものだと知っていた。ヒロポンを使った人が殺人をしたなどという話もあった。今より殺人事件がずっと多かったころである。

 そのヒロポンが日本人によってつくられたということをはじめて知った。ヒロポンは第日本製薬の商品名。ヒロポンのもとになるメタアンフェタミンを漢方薬麻黄から世界ではじめて抽出したのが東大教授の長井長義で、彼が日本政府の命を受けてつくったのが大日本製薬。

 ヒロポンで驚くのは、戦時中に、特攻隊員に注射用アンプルが、軍需産業などで十数時間労働をさせられていた学生などにはヒロポンに茶の粉末を混ぜた猫目錠が与えられたのだという。特攻兵士が、ヒロポンなどで昂揚させられてと考えるとむごい。

 戦後、予科練崩れなどと呼ばれた若者が、ヒロポンを打って暴れた背景がここにあったのだと今になって分かった。

 ナチスドイツも使用したということだが、日独だけでなく、連合軍も使用した。(名称は違うが)連合軍はノルマンディー上陸作戦の際、1億錠もの錠剤が兵士に処方されたという。

 それほど戦場での戦闘は、正気ではおれないものだということだ。

 ヒロポンは国家権力の都合によって作られた。そして国家権力の都合によって取締りの対象となっている。ヒロポンというものを通じても国家というものを信じるということの危険性を認識させられる。


(注) 花村萬月さんの『沖縄を撃つ!』の記述を参考にした。





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Last updated  2008/01/20 05:21:16 PM


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