2004/06/18
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☆監督/ジョエル・コーエン

☆cast/ジョン・タートゥーロ、ジョン・グッドマン、スティーブ・ブシェミ
☆Notes/1991年アメリカ
☆見た日/2004.6.16

またまたコーエン兄弟です(笑)
こないだ見た<ディボース・ショー>がすごく面白かったので、
勝手に「コーエン特集」と銘打ってコーエンのビデオばかり見てるので、
コーエンだらけになるのも当たり前(笑)


パルムドール、監督賞、男優賞を独占した史上唯一の映画だそうです。
パルムドールと主演女優賞を受賞した<ピアノ・レッスン>とか、二冠というのは
けっこうあるみたいですが、三冠はその後も出てないようですね。

  ※カンヌ映画祭に関して詳しくはこちら
   http://www.dondetch.com/movie/cannes-top.html

で、この映画は実を言うと7~8年前に一度見て、そのときの感想が
「いったいどういう態度で見ればいいのかさっぱり分からない!」

・・・この状態が最後まで続いて、なかなかに苦痛・大だったんですよね。

それからやや大人になった今(笑)、改めて見た感想が
「いや~~~~~、面白い~~~~~、コーエン兄弟ブラボー」(笑)

ワタクシが「いかにもハリウッド」な映画にすっかり飽きちゃったせいか、

とにかくすごく面白かった。

さてそれで映画の内容は、
ブラック・ユーモアの効きまくったナンセンスな不条理の世界!
いろんなレビュー見てると、なんだか「生理的嫌悪感に訴える手法」とか
ワケのわかったようなことを言ってる人が多いですが、私の見た限りでは

何の教訓も恐怖も残らないというのが、まったく素晴らしいところでした。
これぞ大人のエンターテインメントという感じで、
よくぞこんな「ただ微妙に面白いだけの、ちょっとズレたブキミな世界」を
描けるもんだね~と、すっかり感心してしまいましたよ。

ジョン・タートゥーロの「なんでだ!!!!!」という
驚愕の表情が抜群です。

すこしだけ筋を書くと、
ニューヨークで大成功を収めた劇作家がロスにやってきて
映画の脚本をやることになったんですが、映画会社の社長から出された
オーダーが「レスリング映画の脚本をすぐ仕上げろ」

わははは、レスリング映画!
もう、そのあたりからして、まったくのナンセンス!

脚本がブラックユーモアとナンセンスだけで構成されていて、意味もなく
蚊に刺されて腫れた顔してたり、意味もなくヘアースタイルが
リンチの「イレイザー・ヘッド」みたいだし。

ところでコーエン兄弟は絶対デヴィッド・リンチが好きに違いなくて、
この映画はカメラワークも演出もプロットも、「悪夢」を映像化したという
点でも、なんとなくリンチの映画みたいなんです。でも
決定的に違うのが、コーエン兄弟は全体にふざけてるっぽい(笑)

もちろん、ものすごくマジメに(そしてクリエイティブに)
「ふざけてる」んですが、その後のオフビート・コメディ路線に行く入口が
ここにあったのか~、と、なんとなく納得してしまいました。

ちなみに<ディボース・ショー>でも、
リンチの<マルホランド・ドライブ>をそのまんまぱくったようなシーンが
いくつかあって、あそこまで堂々とやると「ぱくり」ではなくて
「オマージュを捧げる」ということになる、という感じでした(笑)





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Last updated  2004/06/18 01:02:24 PM
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