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走行会のレポートですが、今回はかなりの長文です。飽きたら流す程度でお願いします。天候:曇りのち晴れ 気温:SESSION 1→12℃ / SESSEION 2→18℃(車内温度計)コースコンディション:DRY前回走行会からの仕様変更車高調をTEINからARAGOSTAに変更。LSDイニシャルトルクをMID→LOWに変更(≒4.4kg)当日のセッティング履歴アライメントデータ:FRONT → CAMBER - LEFT -2.1° RIGHT -1.9° TOE LEFT 0.2mm RIGHT 0.1mm REAR → CAMBER - LEFT -2.6° RIGHT -2.8 TOE LEFT 1.2mm RIGHT 1.0mmスプリングレート:FRONT-11.3kg REAR-10.8kgSESSION1→(INITIAL-1) 空気圧:220kpa(冷間時) 減衰力:FRONT・REAR共に1段 (変更1) 空気圧:220→240kpa(温間時) 減衰力:1段→6段(中間)SESSION2→(変更無し)走行データWATER TEMP:98℃、OIL TEMP:120℃ OIL PRESSUER:770kpa (PEAK値)今回のタイム…SESSION1 BEST TIME : 2′24″048 (6/8 LAP) (14位)SESSION2 BEST TIME : 2′19″911 (11/11LAP) (11位)TODAY'S BEST TIME : 2′19″911 (総合13位)次回走行時におけるセッティングの方向性…今回は菅原さんのコメントを参考にしてみる。●横Gがかかった状態でのグリップ感が今ひとつだったので、もう少しフロントキャン バーをかけてみる。●エア圧は240kpaでもよさそうだが、引き続き最適圧を探る必要がある。以上の2点を指摘していた。この結果を踏まえて考察すると、以前まで見受けられたアンダーステア特性はかなり改善されたと言える。しかしながらフロントの接地感を高める余地はまだありそうなので、その辺のデータを収集してコーナーリングスピードを高められるようにしたい。走行会後の感想…今回のHi-landはDRYだった。前回のSUGOから足回りを変更したので、そのフィーリングを確かめながらBESTTIME更新を狙った。今回はセミプロドライバー菅原高明(以下菅原さん)さんによる「ドラテク・レクチャー」も経験させていただいたので、その感想も踏まえてレポートする。まずは、今回導入したパーツインプレッションをしてみる。今回から満を持して投入した秘密兵器『ARAGOSTA車高調』の恩恵は絶大だった。ストリートでのシェイクダウン走行では、硬めのスプリングレートの割にしなやかな乗り心地という印象に驚かされた。これでSタイヤまでカバーできるのかと疑問に思えるほどだった。それは減衰力を最弱の1段での感想で、減衰力を上げていくとまるで別物だった。今回の走行会ではとりあえず中間の6段にセットしたが、明らかに剛性感・接地感といったところが激変した。事実、その状態まま帰り道で店長が後ろから車の動きをじっくり観察した後、「ギャップを乗り越えた後の収まりや姿勢が良い」と評価していた所からも、ARAGOSTAのポテンシャルの高さが伺えた。菅原さんが「この車なら13秒台は出せそう」とのコメントを残しているので、更なるセッティングデータを収集してARAGOSTAでの限界に挑戦していこうと思う。SESSION1は、「ドラテク・レクチャー」で終始した。(INITIAL-1)での1stスティント。ドライバー:自分、助手席:菅原さん。久々の走行会とレクチャーと言うこともあって、コースインして入念にウォームアップ走行を敢行。徐々にペースアップしながら、ライン取り・アクセルポイント・ブレーキポイントなどを身振り手振りで伝授していただいた。タイヤが暖まったのを確認してピットイン。(変更1)での2ndスティント。ドライバー:菅原さん、助手席:自分。先ほどの指摘事項を自分なりに理解した上で、具体的なマシンの挙動を頭の中で「イメージ化」する為、五感をフルに発揮することに専念した。予想通りSESSION1でのBESTTIMEを叩き出した。そんな中、自分と菅原さんの走り方での決定的な相違点を発見した。【タイヤの使い方】と【荷重移動】の2点であったが、これについては後ほど解説する。赤旗により一時中断されたので、ピットイン後、菅原さん・店長・僕を含めたメンバー全員での感想並びに車の動き方に関しての検証を行った。SESSION2は、「コースの攻略・ベスト更新」に集中した。(変更1)で1stスティント。店長指示により、ウォームアップ走行終了後一度ピットイン。温間時空気圧を測定後、再びピットアウト。変更無しで2ndスティント。菅原さんのドライビングとラインをイメージしつつ、徐々に限界領域に挑戦する。自分と菅原さんとのラインやドライビングが近くなってきた。シケインへのブレーキングを開始したときに、アクシデントは発生した。いつものポイントでブレーキングを開始した途端、突然ブレーキペダルが硬直した。緊急ブレーキを敢行するも、オーバースピード気味で進入。アンダーステアを出しつつゼブラゾーンが迫る。その直後、完全に乗り上げた。着地後スライドコントロールの収束を試みるも、あえなくスピン。店長に報告したら、原因は「負圧が一時的に不足し、マスターバックが機能しなかった為」との見解。損傷箇所確認のため、一度ピットイン。右後部座席ドア下側に飛び石による損傷があるものの、他はダメージ無し。残り時間僅かながらBESTTIME更新すべく、再びピットアウト。タイヤの限界を探りながら徐々にペースアップ。毎LAPでタイムが縮まり4周目のアタック途中でOILTEMPの警報がなるもののホームストレートに戻った際にチェッカーフラッグが振られた。これでSESSION2と共に本日の走行会は終了となる。LAPTIMEを確認すると、SESSION2のLASTLAPで今回のBESTTIMEを叩き出していた。これで自分の中で認識していた「20秒台の壁」の突破に成功したことになる。ここからは、菅原さんによる「ドラテク・レクチャー」の感想を述べる。一番印象的なシーンは、『シケイン』・『スプーン』『スプーン次の右コーナー』だったので、各コーナー毎に検証してみる。『シケイン』の攻略…以前ショップのメンバーにオンボード映像を見せた際、「シケインのラインはもっと直線的でいい」との指摘があり、どのラインがベストなのか模索していた。その理想となるラインがATTACKLAP1周目にして訪れた。不慣れからブレーキングはそこそこだったが、進入スピードが高い。どうなるかと思った次の瞬間、ゼブラゾーンを直線的にカットするラインをトレースした。しかも車幅の約半分近くまでゼブラゾーンが潜り込み、クリアする際にかかっていた左右Gも弱く瞬間的だった。『スプーン』の攻略…進入スピードはほぼ互角。しかし、ライン・アクセルポイントでかなりの相違が出た。SESSION中盤、イン側のライン上はオイル漏れにより使えなくなったものの、基本的にはアウト側からのアプローチだった。驚いたのはターンインしてからの横Gの強さ。タイヤが泣いているにも係わらず、そのままのスピードをキープしていた。しかもクリッピングポイント直前に、ゆっくりながらアクセルオン。『スプーン次の右コーナー』の攻略…スプーンの脱出速度が高い状態での進入となる。やはりブレーキングはそこそこ、ここから未体験ゾーンに突入する。ラインとしては緩やかにクリア出来るラインを取ることになるが、圧巻はコーナリング中の挙動である。シーンとしては「下りながらの右コーナー」、しかも次はもっときつい右コーナー。いやでもフロント荷重が強くなる状態である。飛び込んだ途端に強烈なフロント荷重とスキール音が発生。微妙にリヤタイヤがブレイクしたと思った途端突然収束した。しかもそれが連続的に発生。言うなれば「アンダーステアとオーバーステアが交互に訪れる」感じだ。なぜ発生したのか?どのようにしてコントロールするのか?自分には未だに解決出来ていない。謎は深まるばかりだ。抱負…次回は9月のSUGO。しばらくはHi-landに限定して参加していく予定。まだまだARAGOSTAのデータ不足は否めないので、今後はデータ収集しながらATTACKして行くことになる。後はドライビングギアを充実させつつドラテク向上に努めようと思う。
Apr 24, 2008
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いよいよ今シーズン初の走行会まで、1週間を切りました。今シーズンの改良点はこれです…。足回りを一新しました。今までのセッティングデータが全く使えなくなったので、一からデータ取り直します。まずは今の状態より車高をフロント10mm・リア5mmダウンさせてスタートです。全長式なので、スプリング長やプリロードを変えることなく調整しました。もう一つの変更箇所はデフのトルク変更でしょうか。セレクティブLSDを使っていて、昨シーズンは「MID」で使用してました。今シーズンはトルクをあえて下げ、「LOW」で行きます。仕上がってからテスト走行を敢行。車高が変更になったものの、アライメントを取ってないので車高調のポテンシャルは言えません。デフに関しては公道にでる時点で分かりました。「ガガガガッ」という音が殆ど無くなったのです。これにはかなり驚きました。ヘアピンらしきコーナーを曲がる時の「弱アンダー感」は無くなりましたよ。今は店長により「アライメント調整の旅」に出ていることでしょう。そう、今回の走行会では久々に店長全面サポートを受けられるんです。午前中のセッションではセッティングに費やし、午後のセッション後半でアタックするつもりです。どんな挙動を示すんだろう?楽しみです。
Apr 14, 2008
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