それに先駆けて今日は前検が行われていますので、結果を確認していきます。
モーター 32号機
2連対率 42.6% 8番目
ボート 62号艇
2連対率 43.7% 6番目
前検タイム
6.73 2番目
珍しく、今節も良さそうなモーターを引いていますね。勝率高いですし、前検タイムも出ていますし、更にはボートの勝率も高いと、3拍子揃った抽選結果となっています。
グランプリ選考期間終了間近で、賞金の上積みが求められる状況を考えると条件が整って来ている感じがします。
実際のところ、いいモーターを引いているのかを、いつもの様にモーター素性を確認します。
モーター32号機は13節で使用しており、成績は優出3回、優勝1回となっています。
3月から使用しているので、モーター相場は固まっていると考えてもいいかもしれません。ただ今節から温水パイプが装着されるので、その影響がどれぐらいかが気になるところです。あまり影響がないという情報もあるので、それに期待です。
優出3回は悪くはないですが、4回~6回のモーターもいるので3回は多い方とはいえないでしょうか。優勝1回については良いかと思います。3回や2回のモーターがありますが、それぞれ1機ずつですから、優勝しているだけでも優秀なモーターだと言えます。
それでは、使用した選手の級別を確認します。
A1級 5回 寺田祥、作間章、三浦永理、上田龍星、太田和美
A2級 1回
B1級 6回
B2級 1回
A級よりB級が少し多く使用しているのですが、A1級選手の使用がやや多いように思います。ですが、乗り手に恵まれていると言いきるほどではないでしょう。
優出3回については、A1級の三浦選手と太田選手で2回と、B1級上田洋平選手の1回で、計3回となっています。B1級選手が優出しているのは心強い結果ではあります。ただし注意しないといけないのが、使用したのがモーター使用開始節で半年以上前のことであったり、上田洋平選手は後期からはA2級になる選手であったりするので、単純にB1選手でも優出出来るモーターと判断してはいけないかもしれないです。それでも、優出したのがA1選手ばかりよりは期待出来る成績です。
また、優勝1回については三浦選手がしているのですが、男女W優勝戦形式のシリーズでの優勝でしたから、少々優勝のハードルが低めだったかもしれません。
あと気になるのが、優出していない3名のA1選手のこと。しかし、寺田選手と上田選手は周年記念で使用しているので優出は簡単ではありませんでしたから、これについては心配する必要はないかと思います。寺田選手は予選6位で準優にも進んでいました。
寺田選手が使用した時のコメントでは、「足というよりかは乗りやすいのがいい。乗りやすいにこしたことはない。」と言っていました。
上田選手が使用した時のコメントでは。「いろいろやって足は良かったんですけど、ちょっと乗りづらかったです。」と言っていました。
寺田選手と上田選手で真逆のコメントになっているのが不可解ですが、調整次第で足が良くなったり、乗り心地が良くなったりするということでしょうかね。
なお、直近3節についてはB1級選手が使用しており、4節前に太田選手が優出しているという流れとなっています。調整のし甲斐がありそうな状態かもしれません。
続いて、部品交換履歴ですが、部品交換は1度もありません。
これは部品交換を必要としない気配であると考えられるので良い情報です。
アクシデントである、転覆、落水などもありませんから、部品交換の機会はなおさら無かったと言えます。
Fが1回だけあります。気配の良いモーターでありそうなので、茅原選手としてもそこは十分に気を付けてもらいたいところです。
タイム的なところは、展示タイム順位が3.4と大したことがなく、レースタイムが何と住之江の全モーターの中で1位となっています。展示タイムは大したことないのに早いということは、回り足がいいのかもしれません。乗りやすいということでしょうか。それか、伸びがいい可能性もあります。前検タイムでは出ていたので、展示タイム順位の平凡さが納得いかないところもありますが、速く走ることは出来そうなので問題無いでしょう。
32号機は2連対率が高い割に注目モーターとは評されていないので、過度の期待は出来ないかもしれません。戦歴を見ても、強烈なインパクトのある素性は見当たりませんでしたが、悪いところも見当たらないので、前検結果を信じてもいいかと思います。これが温水パイプ装着で良くなっていることの表れであることを期待したいところです。
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